パソコンが頻繁にフリーズする原因と対処方法

2018.06.04

パソコンがフリーズした経験は、多くの人が持っているでしょう。

 

たまにフリーズするくらいならまだしも、頻繁にフリーズするようでは業務にも支障が出てしまいます。

では、パソコンが頻繁にフリーズする原因は何でしょうか。

 

パソコンがフリーズする原因や対処方法についてご紹介します。

 

 

■フリーズしているのか判別するための確認

 

フリーズしたら、まずマウスやキーボードが動くかどうかを確認しましょう。

 

フリーズしても、何も動かないのと、何かが動くのとは違います。

まずは、本当にフリーズしているのかどうかを判断する必要があります。

いくつか確認方法を以下に記載しますので、参考にしていただければと思います。

 

1.本当にフリーズなのか

 

パソコンがフリーズしたら、しばらく置いてみましょう。

 

もしかするとフリーズではなく、単に大きなファイルを開こうとしただけかもしれません。

 

サイトにアクセスした場合でも、開くまでに時間がかかることもあります。

しばらく待っても何も変わらなければ、そこで初めてフリーズを疑いましょう。

 

2.スリープさせてみる

 

「フリーズしたかな」、と疑う前にスリープさせてみる手があります。

 

ノートパソコンなら、一度蓋を閉じてみてください。

 

これでスリープ状態になりますから、再び蓋を開ければ復旧することもあります。

 

こんなときのために、デスクトップには「スリープ」メニューがあるので便利ですが、これが使えるのはマウスやキーボードが動く場合だけに限られています。

 

3.マウスやキーボードが動く場合

 

マウスやキーボードが動くなら、試してみるといい方法があります。

 

フリーズはソフトウェアの競合で起こる場合が多いので、使用していない起動中のソフトウェアを終了させていけば、解消できることもあります。

 

4.タスクマネージャーを使う

 

上記3.でソフトを終了させるには、タスクマネージャーを使いましょう。

 

タスクマネージャーは、Windows 8.1、Windows10では [スタート] ボタンを右クリックして [タスクマネージャー] を選択すれば起動できます。

 

起動したらソフト一覧が表示されるので、不要なソフトから終了させていきましょう。

 

特にCPU使用率の高いソフトがフリーズの原因になっていることが多いので、そのソフトを終了させればフリーズが解消することもあります。

 

 

■フリーズする原因

 

フリーズする原因はいろいろありますが、HDDの故障も可能性のひとつとして挙げられます。

長年の使用によってHDDに物理損傷があると、パソコンが正常に動かないことがあります。

 

また、HDDの容量が足りない場合も、フリーズの原因となります。

 

ソフトをインストールしようとしてフリーズしたら、HDDの容量不足の可能性があるのでチェックしてみましょう。

 

 

◇メモリ不足やドライバの不具合

 

パソコンのメモリが不足すると、ソフトなどを読み込む際に時間がかかることがあります。

 

この場合はフリーズではなく単に時間がかかっているだけなので、本当にフリーズしているのか見極めなくてはなりません。

 

また、ドライバの不具合でフリーズしたときは、ドライバを再インストールすれば解消できます。

 

このほか、ウィルスによってフリーズすることもありますが、この場合はアンチウィルスソフトを使ってウィルスを駆除すれば解消します。

 

 

■頻繁にフリーズする場合の対処方法

 

特定のソフトウェアを使っている場合に頻繁にフリーズするようなら、そのソフトウェアをアップデートすれば解消することがあります。

 

また、ドライバを最新版にアップデートするだけでフリーズが解消することもありますから、フリーズが頻発するようならいろんな可能性を疑って対処してみるといいでしょう。

 

なお、場合によってはHDDの不具合でフリーズすることもあるので、デフラグを試したり、HDDが寿命でないか疑ってみることも必要です。

 

このように、パソコンのフリーズにはさまざまな原因が考えられます。

 

また、原因はひとつとは限らず、複数の原因が絡み合っていることもありますので、正確に見極めることが大切です。