テレワークにおすすめのパソコンは?注意したいセキュリティ対策も合わせて紹介!

2020.04.03

オフィスでの業務とテレワーク、どちらもパソコンを使用することに違いはありません。

しかし、テレワークに使うパソコンは、会社から持ち帰るだけでなく、自分で選ばなければいけないケースもあります。

また、セキュリティ面にも十分配慮する必要があるため、一体どれがおすすめなのか、悩んでしまう方も少なくないのです。

 

そこで今回は、テレワークにおすすめのパソコンと、テレワークに必須のセキュリティ対策について、わかりやすくご紹介していきます。

 

 

■テレワークに適したパソコンのスペックとは?

 

まず、パソコンを選ぶにあたって重要となるのが、「サイズ」「重量」「バッテリーの持続時間」です。

重く大きなパソコンは、決して持ち運びが便利なわけではありません。

とはいえ、外出中にすぐにバッテリーが切れてしまうようではテレワークに向かないでしょう。

 

そのため、小さくて軽く、かつバッテリーの持続時間が長いタイプのパソコンがベターです。

そしてさらに見逃せないのが、「使い勝手」です。

コンパクトサイズを選んでも、キーボードが打ちにくくなったり、作業がしにくくなったりしてしまっては意味がありません。

キーボードやタッチパッドの使いやすさ、自分の癖との相性なども確認しておきましょう。

 

そして最後のポイントが、「堅牢性」です。テレワーク=持ち運ぶ回数が増えることが前提ですから、多少ぶつけたり落としたりしても、壊れにくいものがおすすめです。

 

 

■テレワークでやるべきセキュリティ対策

 

テレワークを進めるにあたり、最低限ウイルス対策ソフトの導入が必要になります。

その上で、ノートPCであれば、HDDやSSDに対するディスク暗号化ツールを導入し、万が一の紛失に備えることも良いでしょう。

また、インターネットを経由し、遠隔地から暗号解読に必要な鍵を消去するといったシステムも有効活用することで、情報流出を防ぐことができます。

 

 

■会社のパソコンを持ち帰り作業をするときの注意点

 

会社のパソコンをそのまま持ち帰って業務を進める場合、VPN経由で社内システムにアクセスすることが一般的です。

通信速度に問題が発生しないため、安定して作業を進めることがでますが、毎回パソコンを持ち帰って作業を行うことは、手間を考えるとあまり現実的とはいえません。

急遽テレワークに切り替える必要が出たときにも、使えない手段です。

 

また、テレワーク時には、使用している端末にデータを保存することが前提となります。

そのため、オフィス内で使用する場合以上に、厳格なセキュリティ対策を行う必要があるでしょう。

 

 

■仕事の効率を高めるためのポイント

 

テレワークは、オフィス内での業務とは異なり、インターネットを介した共同作業が増えます。

会議や、作成した資料の確認依頼、情報の共有など、すべてをオンラインで行わなくてはなりません。

一見手間に思えるかもしれませんが、さまざまなシステム、サービスを活用することで、仕事の効率を上げることが可能です。

 

例えばOffice 365であれば、ワープロや表計算、プレゼンテーションの利用に加え、情報共有やWeb会議もスムーズに行えます。

オンラインストレージを積極的に活用することで、これまで紙に印刷していたものも、印刷の手間やコストの削減が可能です。

印刷してしまうと紛失や盗難のリスクが発生しますが、オンラインストレージにアクセスし、確認することが可能であれば、行うべきは使用する媒体のセキュリティ対策のみとなります。

 

テレワーク導入にあたっては、今までの固定概念を変え、新たに取り組むべき部分も多々発生します。

しかし、これをひとつのチャンスと捉え、積極的対策を行った上でテレワークを活用することで、日々の業務内容の見直し・改善、仕事の効率アップなど、さまざまなメリットが感じられようになるでしょう。