【サブスクリプションが削除できない人向け】個別の削除方法をわかりやすく解説!
さまざまなシチュエーションでの利用が増えているサブスクリプションですが、同時に「削除できない」「解約方法がわからない」といったトラブルも多発しています。
そこで今回は、サブスクリプションの基本知識に加え、削除方法がわからずお困りの方向けに、個別の解除方法を説明しています。サブスクリプションの削除方法をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
■サブスクリプションとは
サブスクリプション(subscription)とは、定額の利用料金を払うことで、さまざまなサービスを受けることができる仕組みです。
例えば買い切り方式のソフトウェアの場合、OSがアップグレードされたり、パソコンを買い換えたり、メーカーのサポートが終了したりすると、新たに購入しなければなりません。
その点、サブスクリプションであれば、常に最新バージョンのソフトウェアを利用できるというメリットがあります。利用期間も「1年」「1ヵ月」など、細かく定められているケースが多いため、予算や自分の都合に合わせて選ぶことが可能です。
■サブスクリプション削除方法
サブスクリプションを削除、解約する方法は、加入サービスによって違います。不要となったサブスクリプションをスムーズに解約できるよう、手続き方法についても事前に把握しておきましょう。
・iPhone
設定Appを開き「ユーザー名」→「サブスクリプション」の順にタップします。解約したいサブスクリプションを選択し「サブスクリプションをキャンセルする」をタップすれば、解約完了です。
・Microsoft Azure
Microsoft Azureを解約する前には、事前に次の内容を行っておきましょう。
・データをバックアップ
・サービスをシャットダウン
・データの移行
・すべてのリソースとすべてのリソースグループの削除
上記を終えた後、Azure portal の 「サブスクリプション」ページから、解除したいサブスクリプションを選択します。「概要」→「サブスクリプションの取り消し」の順に選択すれば、解約完了です。
・Norton
まず、シマンテックストアの注文情報確認ページにアクセスします。注文番号と電子メールアドレスを入力後「次へ」をクリックしてください。
注文番号が不明な方は、シマンテックストアからの「製品ご購入内容のご連絡」メールや「自動課金のご案内」メールにて確認することができます。
「自動延長サービスの申込状況確認・停止手続き」をクリックし、自動延長サービスを停止したいノートン製品を探します。「自動延長」の列の「停止」をクリックし、内容を再度確認した上で「はい」をクリックします。
・Amazon SNS
Amazon SNS コンソールにサインイン→ナビゲーションパネルの「サブスクリプション」を選択します。不要なサブスクリプションを選択し「削除」。さらに「サブスクリプションの削除」ダイアログボックスで、再び「削除」を選択します。
さらにトピックを削除するため、ナビゲーションパネルの「トピック」を選択します。「トピック」ページで、不要なトピックを選択し、「削除」を選びます。
ダイアログボックス「トピック MyTopicの削除」に「delete me」と入力後、「削除」を選択すれば手続き完了です。
・Red Hat
情報を一覧表示した後、削除したいサブスクリプションのシリアル番号を確認します。
シリアル番号を入力し、下記コマンドを実行します。
subscription-manager remove --(シリアル番号を入力)
全てのサブスクリプションを削除したい場合は「subscription-manager remove –all」と入力します。覚えておくと便利です。
■便利なサブスク。あらかじめ解約方法を確認した上での登録を!
サブスクリプションは買い切り式と異なり、必要な期間のみサービスを利用できる便利なシステムです。しかし、解約・削除方法はサービスによって異なるため、いざ解約したいと思ったにもかかわらず、解約方法がわからずに困ってしまうケースも少なくありません。
そのため、契約前には必ず解約方法についても確認しておくことをおすすめします。