【パソコン音声入力】Windowsでスムーズに音声入力する方法!定番&裏技まとめ

2019.11.07

スマホに向かって話しかける行為が一般的に浸透しつつあります。しかし、パソコンで文字を入力したりソフトを起動させたりする際には、キーボードを打つ人やマウスを使う人の方がまだまだ多いことでしょう。

 

今回は、Windowsのパソコンで音声入力をするための方法について解説します。今まで音声入力を試みたものの失敗したという方も、ぜひ参考にしてください。

 

 

■音声入力とは

音声入力とは、キーボードやマウスを使うことなく、パソコンに搭載されているマイクなどに向かって話しかけ、文字を入力したりソフトを起動したりする行為を意味します。

 

 

■Windows10での音声入力方法

それでは早速、Windows10での音声入力方法について説明します。

 

マイクをセットアップ

現在お使いのパソコンにマイクが内蔵されている場合は、セットアップの必要はありません。内蔵されていない場合や、よりクリアな音声を拾いたい場合は外付けのマイクを購入し、説明書に従って設定を終えておきます。

 

マイクがセットアップされているかどうかを確認は、以下の方法でできます。

 

スタート→設定→時刻と言語→音声認識→マイクの「開始する」ボタンをクリック

 

PCに音声認識

初めて使う場合のみ、音声を認識させるために以下のような初期設定が必要ですが、2回目以降は設定する必要がありません。

 

1.タスクバーの検索ボックスに「Windows音声認識」を入力。一覧画面から「Windows音声認識」を選ぶ。

2.「音声認識トレーニングへようこそ」のダイアログボックスが表示されるため、指示に従い進む。

3.マイクの種類を選択

4.マイクの音量調整(声を出して、表示される文章を読み上げる)

5.セットアップ完了

6.細かな設定を行う(音声認識のON・OFFを自動で行うか、手動で行うかなど)

 

以上の設定が終了したら、音声入力が開始できます。

さらに、以下のように音声認識コマンドが定められているため、よく使うコマンドは「Microsoft社サイトにて公開されている一覧表」で確認しておくとより便利です。

 

【音声認識コマンド一例】

「スタート」→スタートメニューを開く

「●●(ファイル名など)をダブルクリック」→ダブルクリック

 

 

■Googleドキュメントでの音声入力方法

合わせてGoogleドキュメントを使った音声入力方法についてもご紹介しておきます。ただし、使用ブラウザはChromeに限りますので、事前にダウンロードしておきましょう。

 

1.マイクをセットアップする

2.「Googleドキュメント」からドキュメントを開く

3.ツール→音声入力の順にクリックし、マイクをクリックした後、話す

4.入力が終わったら、マイクをクリックして終了

 

ただし、Googleドキュメントの音声入力は日本語の句読点に対応していませんので注意しましょう。

 

 

■Googleドキュメントはスマホでも使用可能

Googleドキュメントは、iPhoneやAndroidスマホでも使うことができます。下記のように同期することで、裏技としての使い方が可能です。

 

1.スマホにGoogleドキュメントアプリをダウンロードする

2.Googleアカウントでログイン

3.右下「+」マークをタップし、新規文書を作成(または、すでにパソコンで作成済みのドキュメントを開く)

4.各スマホの音声入力ボタンをタップ

 

ここでのポイントは、スマホとパソコンで同時に同じGoogleドキュメントを開いておくことです。

スマホ単独での使用でなくパソコンと同期させることで、音声入力はスマホ、細かな修正はパソコンのキーボードでといった使い方ができます。

 

前述しましたようにパソコンのGoogleドキュメントでは、日本語の句読点や改行などが音声入力に対応しません。しかし、スマホの音声入力であれば「かいぎょう」と言えば改行ができ、「まる」と言えば「。」を入力することができます。

 

流れるように話したい場合はパソコンを併用し随時修正する、一方パソコンを併用したくない場合は「かいぎょう」「まる」「てん」などを入れつつ話す、といった風にそれぞれ使い分けると良いでしょう。

 

【YouTube動画解説】

YouTube動画でも解説をしておりますので、是非参考にしてみてください。