影響やデメリットに注意!フリーズしたパソコンを強制終了する方法

2018.11.10

パソコンがフリーズした場合、マウスやキーボードの操作ができないことから強制終了せざるを得ないことがありますよね。

 

そんな時に注意しておきたいのが、強制終了することによるパソコンへの影響やデメリットです。

 

■強制終了のデメリット、パソコンへの影響は?

パソコンの強制終了は終了前のデータが保存されていないので、「作業データを失う」や「ファイルを開けない」といった影響を受けることがあります。

 

・Wordなど作業内容を失う

・写真などファイルを開けない

・OSが壊れる

 

作業内容などを失うだけではなく、最悪の場合、パソコンのOSが壊れてしまうこともあります。

 

しかし、パソコンを強制終了しても絶対にデメリットの影響を受けるとは限らないので、フリーズの対処方法として強制終了を選択するのは本当に判断が難しいです。

 

■強制終了する前に確認することは?

少しでも強制終了によるデメリットのリスクを減らすために、以下を確認しておきましょう。

 

・マウス操作はできるか?

・キーボード操作はできるか?

 

もし、画面操作やキーボード操作が可能であれば、他の方法からパソコンの電源を切ることができます。

 

◇マウス操作ができる場合

マウス操作ができるなら、通常どおりに正常なシャットダウンを行います。

 

  1. ホーム画面の電源アイコンをクリック
  2. 電源メニューから「シャットダウン」を選択

シャットダウンするときは作業内容の保存やアプリの終了など、それぞれのアクションを先に終了しておきましょう。

 

◇キーボード操作ができる場合

マウス操作ができなくてもキーボード操作ができるなら、以下の方法からパソコンをシャットダウンできます。

 

1.「windowsキー」+「xキー」を押す

2.スタートメニューが開くので、「Uキー」で「シャットダウン、またはサインアウト」を選択

3.電源メニューが開くので、「Uキー」で「シャットダウン」を選択

 

他にも、「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押してシャットダウン画面を開くこともできます。

 

「Shift」や「Tab」などで項目移動ができるので、シャットダウンを選択して電源を落とすことができます。

 

 

■強制終了する方法とは?

パソコンを強制終了する方法は、「本体の電源ボタンの長押し」です。

 

しかし、この強制終了のやり方はパソコンが壊れるといったデメリットの影響があり得るので、マウス操作やキーボードコマンドからシャットダウンするのがベストです。

 

◇本体の電源ボタンから強制終了は最後の方法

パソコンを強制終了したい状況はさまざまですが、本体の電源ボタンからシャットダウンする方法は最後の手段として覚えておきましょう。

 

・動作が重い

・マウス操作ができない

・キーボード操作ができない

・フリーズして動かない

 

動作が重い場合はタスクマネージャーを開いて、システムに影響のない実行中のコマンドを終了させると動作が軽くなります。

 

マウス操作ができない場合は、キーボード操作を試します。

 

マウス操作もキーボード操作もできない場合は、完全にパソコンがフリーズしているため、このケースにおいては電源ボタンから強制終了するしかありません。

 

◇勝手に強制終了することもある

パソコンのCPUに負荷がかかりすぎていると、自動的に強制終了してしまうこともあります。

 

CPUは異常に温度が上昇するとシャットダウンする仕組みなので、動作が重くなっている場合などは注意が必要です。

 

■まとめ

パソコンの電源を切るときは、画面の電源メニューから適切にシャットダウンしなければなりません。

 

「動作が重くてイライラする・・・」といった程度で安易に電源ボタンからシャットダウンすると、最悪の場合はパソコンが壊れてしまいます。

 

強制終了は、他の方法でシャットダウンできない場合だけ行うようにしてくださいね。