サブスクリプションとは?メリット・デメリットやサービス内容を紹介!

2020.02.04

近年、耳にする機会が増えた言葉のひとつである「サブスクリプション」ですが、はっきりとした意味がわからないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、なんとなくサブスクリプションという言葉を使っているという方や、興味はあるが利用していないという方に向けて、サブスクリプションの基本的な情報とメリット・デメリットをご紹介します。

あわせてサービスの具体例についてもご紹介しています。ぜひ、ご活用ください。

 

 

■サブスクリプションとは

 

サブスクリプション(Subscription)とは、直訳すると「定期購読」「予約購読」を意味します。新聞購読のように、1ヶ月分の料金を支払うことで、毎日最新の情報を手に入れられるサービスと考えると、イメージしやすいのではないでしょうか。

 

現在日本で使用されている「サブスクリプション」という言葉の定義は、雑誌や新聞の範囲にとどまりません。

むしろ、料金を支払うことで一定期間、ソフトウェアの利用やお店のサービスを受けられる仕組み全体を指します。

 

 

■サブスクリプションのサービス

 

それでは、ここからは具体的にサブスクリプションのサービスについてご紹介します。

 

・Office365

「Office365」とは、Microsoft社が提供しているOfficeアプリケーションのサブスクリプションサービスです。

従来、サービスの利用にはライセンス権の購入が義務付けられていました。

しかし、全てを購入する場合、料金が高額になることや不正利用が後を絶たないなどの問題が発生していました。

 

一方、Office365のサービス開始に伴い、月額料金(2020年1月現在、1.284円)を支払うことで、最新のWord・Excel・PowerPoint・Outlook・Access (Windows PC のみ)・Publisher (Windows PC のみ)・OneDrive・Skypeの全てを利用することができます。

また、常に最新版が利用可能です。

 

・Adobe Creative Cloud

「Adobe Creative Cloud」とは、Adobeの最新ツールが使い放題のサービスです。

Photoshop、Illustrator、Adobe XDをはじめとした複数のソフト、アプリが使い放題の「コンプリートプラン」や、PhotoshopやIllustratorなど、使いたいものだけを選択できる「単体プラン」があります。

 

なお、コンプリートプランは、学生や教職員に限り学割プランで購入可能です。

 

上記はアプリケーションのサブスクリプションの一例ですが、ほかにも音楽配信(Apple MusicやLINE MUSICなど)や、動画サブスクリプション(NetflixやHulu、Amazonプライム・ビデオ、dTVなど)があります。

これらのサービス分野は、今度ますます拡大していくことでしょう。

 

 

■サブスクリプションのメリット・デメリット

 

・サブスクリプションのメリット

 

購入型のサービスの場合、通常初期費用が必要です。

しかし、サブスクリプションの場合、毎月定額を支払うシステムのため、初期費用が多くかかることはありません。

また、購入型の場合、バージョンアップなどが必要ですが、サブスクリプションの場合、自動的に最新版を使用することができます。

 

利用期間に応じて料金を支払う仕組みのため、使わなくなれば解約することができます。

ただし、サービスによっては解約に関する制約が記載されている可能性があります。

そのため、サービスを申し込む前にあらかじめ確認することをおすすめします。

 

・サブスクリプションのデメリット

欲しいサービスに必ずしも単体プランがあるとは限りません。

不要なコンテンツやソフトが自動的に含まれている場合、不必要な部分にまで料金を支払っている感覚になるかもしれません。

多くのサブスクリプションには、無料の試用期間がありますが、その期間内に、内容を見極めるようにしましょう。

 

サブスクリプションは、毎月または毎年一定金額を支払うサービスです。

利用の有無に関係なく料金が発生するため「利用していないサービスだが、解約し忘れている」「申し込んだが使いこなせていない」など、問題が起こる可能性もあります。

サービス開始前に内容を確認したり、利用中も不明点は確認したりと、適切な管理を行うことをおすすめします。