「5Gとは?」の疑問をわかりやすく解説!私たちの生活はどう変わる?

2020.02.04

ニュースなどでも耳にする機会が増えてきた「5G」ですが、一体何を表しているのか、自分たちの生活がどう変わるのか、イメージできないとお考えの方も多いことでしょう。

 

そこで今回は5Gの特徴をわかりやすく丁寧にお伝えするとともに、5Gが実際の暮らしに与える影響について詳しく解説します。

また、「ローカル5G」と、現在の「Wi-Fi」の違いについてもご紹介します。

 

それぞれの違いを理解することで、5G活用の時代を想像することができるでしょう。

 

 

■5Gとは

 

まず「5G」とは、ネットワークでスマホなどをつなぐために使われている規格の一種を意味します。

現在の日本で使用されているのは主に「4G」や「3G」です。

ただ、ソフトバンクが2024年1月下旬に3Gサービスの提供終了を発表しているように、今後3Gサービスは減っていくことでしょう。

 

4Gが主流の時代は、人が個別にアクセスし情報を得る時代ともいえます。

しかし、5Gの実用化により、それよりもさらに進歩し、ビッグデータとAI、IoTなどを活用し、さまざまな問題を解決する時代の到来が期待されています。

 

 

■5Gの特徴

 

5Gの特徴を語る上では「高速・大容量」「低遅延」「多接続」の3つのキーワードは欠かせません。

 

下記の表では4Gと5Gの違いをまとめてみました。

 

 

4G

5G

通信速度

1Gbps

20Gbps

通信での遅延

10ms

1ms

端末の同時接続

困難

多数の接続が可能

 

例えば通信速度が約20倍になることで、より臨場感のあるスポーツ観戦が楽しめるなどのメリットがあります。

遅延がなくなれば、タイムラグの少ないコミュニケーションや情報開示なども可能になるでしょう。

 

端末の同時接続が可能になることで、IoT化もますます進み、私たちの暮らしはより便利になることが期待できます。

 

 

■5G開始で暮らしはどう変わる?

 

5G導入は、国を挙げての一大プロジェクトです。

私たちの暮らしも、大きく変わっていくと予想されます。

 

ここからは5G開始後の具体的な暮らしについて、みていきましょう。

 

・自動車の自動運転化

・IoTによるスマート農業

・遠隔手術や遠隔診察

・ドローン活用範囲の拡大

・ライブチャットの精度向上

・駅構内の不審物や不審者の検知

 

上記は、夢物語ではありません。

すでに実用化に向け動き出している分野も多数あります。

 

例えば自動車の運転自動化に関しては、2018年12月から19年2月にかけて、神戸市北区にて実験が行われています。

時速20キロ以下で実際の公道を走り、無人タクシーのような使い方の実用化が現実になりつつあります。

 

IoT化が進む農業の分野においても、5G開始の効果には大いに期待が集まるところです。

収穫用ロボットや自動走行トラクターなどと連携することで、人手不足の解消にもつながることが予想されています。

 

また地下鉄のホームに5Gの基地局を設置し、専用タブレットを使うことで、4K映像をリアルタイムに送ることが可能です。

すでに不審物や不審者の検知を行う実証実験も行われています。

 

 

■ローカル5Gとは?Wi-Fiとの違いを解説!

 

現在、無線ネットワークとして活用されているWi-Fiですが、さらに高性能な機能を持つローカル5Gに期待が集まっています。

ローカル5Gとは、企業や自治体が個別に構築する5Gの通信環境のことを指します。

 

ローカル5GとWi-Fiの違いを表にまとめました。

 

 

ローカル5G

Wi-Fi

周波数帯

28GHz帯、4.5GHz帯

2.4GHz帯、5GHz帯

免許

不要

通信品質

安定

不安定

電波到達範囲

広範囲

狭い

セキュリティ

(SIM認証、ミリ波使用により高い)

(電波が漏洩しやすい)

コスト

 

通信の最大速度には大きな違いはありません。一方、通信品質の安定性やセキュリティ面では、ローカル5Gに軍配が上がります。

 

その一方で、ローカル5Gは数十万から数百万円ともいわれる基地局を設置する必要があり、コア設備を含めると数千万円が必要です。

現段階では、コストの面ではWi-Fiに劣ることや免許が必要なことも含め、今後どれくらいのスピードで切り替わっていくかは未知数といえるでしょう。

 

動画でも解説していますので、参考にしてみてください。