パソコン処分前にやるべきデータ消去方法とは?最も安全・確実な方法を紹介

パソコンの中には、重要なデータや大切な個人情報が入っているものです。すでに使わなくなったパソコンをお持ちの方の多くは「リサイクルしたい」「処分したい」「売却したい」などとお考えではないでしょうか。

 

ただし、どの方法を選ぶにせよ「データ消去」は必須の作業です。データ消去が不十分なまま手元から手放してしまうことで、パソコンのHDDに残っていたデータや個人情報が、思いがけないところで流出する危険性もあります。

 

今回は安全・確実にパソコンのデータを処分する方法について解説します。

 

 

■個人ができるデータ消去方法

 

データ消去の重要性は、「不適切なデータ消去により個人情報が流出した」といったニュースなどからもお分かりいただけるかと思います。まずは、間違えやすい初期化とデータ消去の違いと、一般の個人で対応できるデータ消去方法から見ていきましょう。

 

・初期化=データ消去ではありません

初期化を行うと、パソコンのHDD内部のデータが消えたように感じるかもしれません。しかし、この段階では単にデータが見えなくなっているだけで、内部にはしっかりと残っている状態です。また、特殊なソフトウェアを使用することで、データの復元も可能です。そのような状態のままで、あなたが手放したパソコンを悪意ある第三者が受け取ってしまう可能性もあるのです。そのため、まずは、初期化では完全なデータ消去ができないことを覚えておいてください。もちろん、ゴミ箱にデータを捨てて「ゴミ箱を空にする」作業をした場合も同様です。

 

・専用ソフトを使用

個人がパソコン内部のデータを消去する場合、以下の方法があります。

 

・処分を請け負う業者が提供しているデータ消去ソフトを使用する

・パソコンメーカーが提供している再セットアップメディアを使用する

 

しかし、どちらの方法もデータ消去完了まで5〜6時間、またはそれ以上の時間がかかることがあります。また、データの復元が完全にできなくなることを保障しているわけではないといった説明書きが掲載されており、必ずしも安全・確実な方法とは言えません。

もちろん、単なる初期化だけを行い処分・廃棄することに比べるとデータの復元率は下がりますが、かかる時間や手間を考えると、あまり良い方法とは言えないでしょう。

 

・物理的破壊

データの復元を困難にする方法として、パソコンのHDDの円盤(プラッタ)を物理的に破壊する方法があります。トンカチやペンチ、ドリルなどを使用することで破壊自体は可能ですが、破壊する際に破片が飛び散り怪我をしたり、有害物質が飛散したりするリスクもあります。

一見簡単そうに見える物理的破壊ですが、怪我をする可能性もあるため推奨しません。

 

 

■データ消去を請け負う業者もある

 

個人でのデータ消去が難しい場合は、データ消去を請け負う業者に依頼する方法もあります。政府機関認定、公的機関認定の信頼できる業者も存在しますが、1台につき3,000円程度の処分料金が必要です。

 

確実にデータ消去を請け負ってもらうことはできますが、費用面で折り合いがつくかどうかの判断も必要になります。

 

 

■パソコンファームならパソコンだけでなく、スマホや携帯電話も無料でデータ消去が可能!

 

無料で、かつ安全・確実にデータ消去を行い、パソコンを処分してくれる業者、それがパソコンファームです。大手企業で採用されている、強力なデータ消去の設備をパソコンファームでは導入しています。

さらに経済産業省や社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)のガイドラインに適合するデータ消去方法に加え、個別の要求に適した幅広いデータ消去方式を提供しています。

パソコンに加え、スマホや携帯電話のデータ消去サービスにも対応していますから、不要になったパソコンとスマホを同時に処分依頼するといったことも可能です。

 

より詳しいデータ消去の方法につきましては、データ消去のページをご参照ください。

https://pc-farm.co.jp/delete

 

【ハードディスクの破壊はこちらの動画をご覧ください】