デュアルディスプレイの定義とメリットを解説!モニターを追加するときの設定方法も紹介

「デュアルディスプレイ」という言葉を聞いたことはありますか?パソコンでゲームを楽しむときや、テレワークでノートパソコンを仕事用として使っているときに、表示の補助目的で利用するモニターのことです。

 

今回は、デュアルディスプレイの基本的な意味をおさらいした後、デュアルディスプレイを使うメリットとおすすめの利用シーン、設定方法について解説します。デュアルディスプレイを使ってみたいという方は、ぜひご一読ください。

 

デュアルディスプレイの概要

 

デュアルディスプレイとは「2面のディスプレイ」という意味で、マルチディスプレイの一形態です。マルチディスプレイの場合は、多数のモニターを接続することもあります。しかし、デュアルディスプレイは、モニター数が2つのみと限定されている点が特徴です。

 

デュアルディスプレイのメリット

 

デュアルディスプレイを利用するメリットを3点にまとめて解説します。

 

・複数の情報を同時にチェックできる

2枚のディスプレイがあると、それぞれ別の情報を表示させることができます。1枚のディスプレイではどうしても画面が重なってしまい、両方を見比べるのには不便です。ディスプレイが2枚あれば、見比べたい情報を見比べたい大きさのまま表示できます。

 

また、片方のディスプレイではプログラミング、もう片方の画面では言語のリファレンスマニュアルや機能仕様書を表示する、といった使い方も可能です。デュアルディスプレイに慣れると、1枚のディスプレイで仕事をするのが窮屈に感じてしまう人もいるほど、大きなメリットといえます。

 

・小さい画面のノートパソコンの内容を大写しできる

小さい画面のノートパソコンやスマホ、タブレットの内容を大写しにできる点も、デュアルディスプレイの魅力です。携帯性では便利なノートパソコンですが、ディスプレイサイズは、大きいものでも17インチ程度で、表示面積に限界があります。

 

デュアルディスプレイとして21インチ以上の大きなモニターを追加することで、多くの情報が確認でき、仕事もしやすくなるでしょう。

 

・ゲームなどでは臨場感ある表示ができる

パソコンでゲームをする場合は、同じサイズの大型モニターをデュアルディスプレイとして並べることで、臨場感あふれる映像の世界に浸ることができます。より迫力のある映像を堪能したい方にも、デュアルディスプレイはおすすめです。

 

デュアルディスプレイのおすすめ利用シーン

 

デュアルディスプレイを利用するのに、おすすめの場面を紹介します。自分に当てはまる場面があれば、デュアルディスプレイを検討してみてください。

 

・オンラインゲームで仲間と連絡を取り合う

オンラインゲームを楽しむ場合、デュアルディスプレイはとても便利です。特に、ゲーム仲間と連絡を取り合いつつゲームプレイを進めていく場合は、チャット画面用のディスプレイとゲーム用のディスプレイを使い分けましょう。「連絡を密に取り合いながらゲームを続ける」ということがとてもやりやすくなります。

 

・テレワーク時にテレビ会議用と仕事の資料閲覧用で使い分け

テレワークでノートパソコンを使う場合、サブディスプレイとして大きなモニターを使うと仕事がしやすくなります。テレワークでは、テレビ会議に参加する機会も少なくありません。その場合、テレビ会議ではノートパソコンのディスプレイを使い、大きなモニターでは会議資料などを閲覧するというように、使い分けは非常に便利です。

 

・アームを利用して上下にモニターを配置してプログラミング

プログラムを作成する際は、上下に長いモニターの方が、コードを多く表示できて見通しが良くなります。モニター用のアームを利用することで、同じサイズのモニターを上下に配置して、デュアルディスプレイとして利用すると作業がはかどります。

 

デュアルディスプレイの設定方法

 

Windows10でデュアルディスプレイを利用する設定は、とても簡単です。PCに2台目のモニターを接続した後、ショートカットキーの「Windows」キー+「P」キーを押して、「拡張」を選びます。もう少し細かい設定を行いたい場合は、デスクトップ上の壁紙部分を右クリックしてプルダウンメニューを表示し「ディスプレイ設定」を選択しましょう。

 

デュアルディスプレイを使いこなして、プライベートでも仕事でも活用してくださいね。