引越し時のデスクトップパソコンの取り扱いと準備の注意点まとめ

毎年春先には、進学や就職などで引越しをする人も多いと思います。
荷造りをしていると意外と困ってしまうのが、デスクトップパソコンを運ぶときではないでしょうか。


「梱包はこれでいいのかな?」
「引越し先で配線がわからなくなってしまった」
「ネット回線の手続きが面倒」
と感じたことがあるかもしれません。


この記事では、

* 引越し時のデスクトップパソコンの梱包方法
* デスクトップパソコンの配線を外すときの注意点
* ネット回線の引越し手順

について解説します。

 

■引越し時のデスクトップパソコンの取り扱いと梱包


まずは、引越しの際のデスクトップパソコンの取り扱いと、梱包について紹介します。
精密機器のため、適切に扱わないと引越し先で電源を入れたら起動しなかった、などと残念なことになってしまいます。

 

 

自分で梱包するか、業者にやってもらうか

 

そもそも引越し業者に梱包してもらう、という選択肢があります。
業者によっては、デスクトップパソコン専用のダンボールや梱包材を用意してくれることがあるので、見積もりを依頼する際に相談してみると良いでしょう。


自分で梱包するのであれば、デスクトップパソコンに合わせたダンボールや緩衝材などを用意する必要があります。
ホームセンターで実物を見て買うのも良いですが、引越しの準備期間は時間がないことが多いので、ネット通販を活用して効率よく時間を使うようにするとバタバタせずにすみます。

 

 

■バックアップを忘れない


精密機器であるため、衝撃で故障することは珍しくありません。
運送業者が丁寧に扱ったとしても、動かす以上は故障する可能性があることを理解しておく必要があります。
そのため、万一故障しても大事なデータを復元するためのバックアップをとっておくことが必要です。


バックアップは外付けハードディスクなどのストレージ、もしくはクラウドストレージを活用すると良いです。
外付けのストレージは持ち運びも簡単で大容量なので、必要なデータは容易にバックアップできます。
ただし、ディスクには寿命があるため、まだ使用できるものかどうかの確認は、予めしておきましょう。


また、OneDriveやGoogleドライブなどのクラウドストレージを、利用する方法もあります。
クラウドストレージの場合、インターネットに接続できていれば、アップロードやデータへのアクセスが可能です。
さらに、データが消える心配もありません。


引越し先ですぐにインターネットが使える場合は、クラウドストレージをおすすめします。

 

 

梱包の手順


まず、デスクトップパソコンに接続されているマウスやモニターなどの機器をすべて外します。
その後、本体をエアクッションやプチプチなどの緩衝材で包み、ダンボールに入れます。


ダンボールに隙間があれば、マウスなどの付属品も緩衝材で包んだ上で同じダンボールに入れます。
これにより付属品は隙間を埋める役割があります。

 

 

■配線を外すときの注意点


デスクトップパソコンにはマウス、モニター、マイク、カメラなど様々な周辺機器が接続されています。
すべて外すと、あとからどのケーブルがどの機器で使うものかわからなくなってしまいます。


そのため、外す前にはスマートフォンなどで配線の状況を撮影しておくようにしましょう。
できれば普段から使っているスマートフォンが適しています。
デジカメを使用してしまうと、引越しのダンボールに紛れてしまって、確認したいときにデジカメの方を見失ってしまう可能性があるためです。

 


■引越し時のネット回線手続き

引越し時のパソコン梱包の画像2

次に引越し時のネット回線の手続きを解説します。

 


1.現在の契約しているプロバイダーを確認


まずは現在契約しているプロバイダーがどこか確認して、引越しの際の必要な手続きを確認します。
今回は引越し先でも同じ回線を使用する場合を想定しています。
次の手順で連絡が必要になるため、連絡先やURLを確認します。

 

2.移転の手続き


引越し先でも同じ回線を使用する場合は移転の手続きが必要になります。
手続きには一般的に次の情報が必要です。
* 引っ越し先の住所
* 引っ越し予定日(転出日)
* 引っ越し先の住居タイプ(マンション・戸建て)
* 契約者・連絡先電話番号(携帯電話)
* 連絡可能な曜日・時間帯


また、事前に今住んでいる住居の大家、もしくは管理会社へ現在の回線設備の撤去が必要か確認しておくと安心です。
撤去には立ち会いが必要になるので、引越した後に判明すると戻る手間が出てしまいます。

 

3.引越し先で利用できるネット回線の確認


現在利用しているネット回線が新しい住所でも使えるかの確認は、各回線会社のホームページから確認ができます。
なお、nuro光などの一部の地域でのみサポートしている事業者もあるため、提供エリアの確認は必須です。
4.必要に応じて回線工事をする
新しい住居でインターネットを利用するための設備がなければ、回線工事を行う必要が出てきます。
時期によっては工事の予約に時間がかかるため、引越し前に手配できると良いかもしれません。

 

5.接続確認


新しい住居にネット回線が通ったら、これまでの住居で使用していた機器を繋げてインターネットが利用できるかを確認しましょう。
もし、東日本と西日本での引越しなどで機器が使えない可能性があるなどの懸念があれば、移転の連絡の際に確認しておくと良いでしょう。

 

 

■まとめ

 

引越し時のデスクトップパソコンの梱包方法や配線を外すときの注意点、ネット回線の引越し手順を解説しました。


しかし、引越しは新しいパソコンや回線に切り替える絶好の機会です。
処分方法がわからない方はパソコンファームでお引き取りいたしますので、お気軽にご相談ください。