パソコンのDVDレコーダーが再生できない!最初にやるべき4つの対処法
「パソコンで再生したいのにDVDレコーダーが動かない」などとお困りではありませんか。実際に、テレビと接続しているDVDレコーダーで再生できるDVDであっても、パソコンのDVDレコーダーでは再生できないといったトラブルは少なくありません。
今回は、パソコンのDVDレコーダーが再生できないときにやるべき対処法についてご紹介します。
■パソコンのDVDレコーダーが再生できない原因
まずはパソコンのDVDレコーダーが再生できない主な原因を理解しましょう。
- パソコンの仕様がDVD再生に対応していない
- セットしたDVDに不具合(傷、汚れなど)がある
- DVDソフトのリージョンコード(地域コード)が、日本ではない
- 家庭で録画したDVDソフトの場合、対応外の保存形式で対応している
これらの原因に当てはまる場合は、正しい対処法を知ることで改善される可能性があります。
■DVDレコーダーが再生できないときの対処法
1.ドライブの仕様を確認する
パソコンのドライブがDVD再生に対応しているかどうかを確認します。お使いのドライブが「CD-ROMドライブ」「CD-R/RWドライブ」の場合は、再生できません。その場合は、DVD再生ソフトなどを新たにインストールすることで、再生できるようになります。
2.DVDを置く向きを再確認する、表面の汚れを掃除する
DVDの向きが上下、または左右逆になっているケースがあります。置くタイプであれば、レーベル面を上に、縦置きの場合はレーベル面が左になるよう置いてください。また、表面の汚れや傷により再生できないケースであれば、専用クリーナーで掃除します。些細な汚れや傷の場合、改善される可能性が高いです。
3.DVD
DVDソフトには、地域コードが設定されています。日本の場合は「2」です。そのため、海外で販売されているDVDが再生できないケースがあります。
再生したいDVDソフトのコードを確認し「2(日本)」「ALL」「2を含む」のいずれにも当てはまらない場合は、コードを変更する必要があります。ただし、コードの変更回数には制限があり、メーカーも積極的な変更は推奨していませんので、変更はあくまでも自己責任となります。次の手順によって変更することができます。
- デスクトップから「コンピューター」を選択し、CD/DVDドライブのアイコンから「プロパティ」を選択
- CD/DVDドライブの「ハードウェア」タブを選択、全ディスクドライブから変更したいCD/DVDドライブを選択
- 「DVD地域」タブをクリックし、残り変更回数を確認した上で、再生したいDVDソフトのコードを入力します。
4.家庭で録画時の条件を確認する
家庭用DVDプレイヤーで録画した番組、アプリで録画した動画などが再生できない場合は、録画した機器の説明書を確認しましょう。ディスクに録画する方法は、録画機器によって異なりますので、手順をもう一度よく再確認することで、再生が可能になるケースが多いです。
そのほか、ファイナライズができていないため、録画した機器以外での再生ができないケースがあります。
■DVDレコーダーが再生できない事態を防ぐためにできること
パソコンのDVDレコーダーが再生できない事態を防ぐためには、DVDソフトを適切な状態で保つことが大切です。特に傷や汚れは、DVDレコーダーの再生不良の元となるため、注意しましょう。
また、パソコンのDVDレコーダーのレンズも、同様です。レンズクリーナーを使い、日頃からメンテナンスを行いましょう。
■購入から長期間経過している場合は、DVDの寿命の可能性も!
購入から長期間経過しているパソコンをお使いの場合、DVDレコーダー自体がデジタル放送のコピー制限に対応できていないケースもあります。
また、どれだけメンテナンスを行っていても、精密機械である以上寿命が来ることに変わりはありません。
特に今まで再生できていたにもかかわらず、急に不具合が起き出した場合や、パソコン自体の動きが鈍いといったケースであれば、新しくパソコンを買い換えることを検討したほうが良いでしょう。
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