【パソコン】DVDを読み込まない場合の対処方法(Windows10)
パソコンでDVDを見るときは、光学ドライブに挿入すれば自動的に再生へのプロセスが始まります。しかし、ドライバーやパソコン設定など、何かしらの原因からDVDが読み込まないことがあります。
今回は、Windows10におけるDVDが読み込まない原因と対処方法を紹介していくので、トラブルに遭遇した際の参考にしてみてくださいね。
■DVD/CDドライブが認識・読み込みされない原因と対処方法
パソコンがDVDを読み込まない原因は、主に以下の5つがあります。
・自動再生の設定
・既定のアプリの設定
・ビデオプレーヤーをインストール
・ドライバーの更新や設定
・DVDの傷など
それぞれを詳しく見ていきましょう。
◇パソコン設定
基本的にパソコンの初期設定では、DVDやCDの再生に関して「自動再生」になっていることが多いです。
それなのにDVDが読み込まれない場合は、自動再生の設定で「毎回動作を確認する」を選択すると解決できることがあります。
- ホーム画面右下の通知アイコンやスタートボタンから「すべての設定(Windows10の設定」を開く
- すべての設定から「デバイス設定」を開く
- デバイス設定から「自動再生」を開く
- 自動再生の「リムーバブルドライブ」から「毎回動作を確認する」を選ぶ
この設定にしておくと、DVDが自動再生されることなく毎回アクションを選択する画面が表示されるようになります。
◇既定のアプリの設定
DVDの再生は何かしらのプレーヤーを使うわけですが、そのプレーヤーに問題がある場合は「既定のアプリを変更」することで解決できることがあります。
1.ホーム画面右下の通知アイコンやスタートボタンから「すべての設定(windows10の設定」を開く
2.すべての設定から「デバイス設定」を開く
3.デバイス設定から「自動再生」を開く
4.自動再生の設定画面の右上にある「既定のアプリの設定」を開く
5.既定のアプリの設定から「ビデオプレーヤー」を開く
6.インストールされている一覧から好きなプレーヤーを選ぶ
上記の流れでは、最終的にインストールされているビデオプレーヤーの一覧が表示されるので、そこから現在選んでいるプレーヤー以外のアプリでDVD再生を試してみてください。
◇ビデオプレーヤーをインストールする
パソコンによってインストールされているビデオプレーヤーは様々です。
ビデオプレーヤーは無料でインストールできる製品がたくさんあるので、ネット上で使ってみたい製品を探してみましょう。
どれを選べば良いのか分からない場合、「Windowsメディアプレーヤー」のような定番な製品から試してみてください。
◇ドライバーの更新
パソコンでDVDを再生するためにはドライバーが必要です。ドライバーが新しいバージョンに更新されていなければ、うまく再生できないことがあります。
- ホーム画面でWindowsキーとXキーを同時に押して「デバイスマネージャー」を開く
- デバイスマネージャーの画面でDVD/CD-ROMドライブのアイコン→をクリック
- DVD/CD-ROMドライバーの下層に展開されるドライバーを選んで右クリック
- 任意のドライバーを「無効」→「有効」にしてDVD再生を試してみる
- 「無効」→「有効」でも解決できない場合は「更新」を試してみる
- 「更新」でも解決できない場合は「アンインストール」→「インストール」を試してみる
Window10ではドライバーが問題でDVDが読み込まれないケースが多く、一旦「無効」にしてから「有効」にするだけで解決できたという報告があれば、インストールし直すことで解決できたという報告もあります。
ドライバーが原因のトラブルはケースバイケースなので、上記の手順でDVDが読み込まれるかどうかを試してみてください。
◇DVDの傷など
パソコンでDVDを再生する場合も、DVDの裏面に傷があると読み込んでくれません。
これはパソコン側の設定では解決できないため、新しいDVDを購入しましょう。
■まとめ
今回は、Windows10パソコンでDVDが読み込まれない代表的な原因と対処方法を紹介しましたが、他にもレジストリなど様々な原因や対処方法があります。
下手に対策するとシステムが故障してしまうこともあるので、他の方法を試す場合は必ずバックアップを取って元の状態に復旧できる準備をしてから行いましょう。
【動画でも解説しておりますので参考にしてみてください】