パソコンの放電処置を行う方法と理由

2018.07.25

パソコンは「電源がつかない」や「起動が進まない」などのトラブルが突然起こることがありますが、放電処置を行うことで解決できることがあります。

 

今回は、パソコンの放電処置の方法について紹介していくので、トラブル対策の1つの知識として参考にしてみてくださいね。

 

■パソコンの放電処置を行う理由

パソコンは電子機器なので、普通にパソコンを使うだけでも少なからず帯電します。この帯電によって動作環境にエラーが出ることがあり、そのエラーが他に影響を与えないためにシャットアウト(電源が落ちる、つかないなど)する機能があります。

 

こうした場合、放電処置を行うことで動作環境を初期化することができるので、シャットアウト機能が解除されて正常にパソコンが動作するようになることがあります。

 

■パソコンの放電処置を行う前の注意点

パソコンを放電しても、保存しているソフトやファイルがすべて消えてしまい、パソコン全体が初期化されることはありません。

 

ただし、日付や時間などがリセットされてしまう場合もあるので、放電処置をしたら基本設定だけはチェックしておきたいところです。

 

■パソコンの放電処置の時間

パソコンの放電処置は1分~5分です。

 

例えば、1秒だけ放電してすぐに電源を入れても、パソコンによって初期化に必要な設定時間がもう少し長い場合があるため、放電によってトラブルを解決できないことがあります。

 

一般的には30秒~1分程度で良いとされています。

 

■パソコンの放電処置を行う頻度

パソコンの放電を行う頻度は特に決まりはないので、「電源がつかない」といったトラブルが起こってから行うスタンスでも問題ありません。

 

ノートパソコンの場合は、バッテリーの寿命を長くするという意味で、1ヶ月に1回程度は放電を行うのが好ましいという意見があります。また、それと併せてバッテリーの充電方法は、100%まで充電してから0%まで使い切る方が、バッテリーを長持ちさせやすいとされています。

 

■ノートパソコンの放電の方法

ノートパソコンの放電方法は、以下の手順です。

 

  1. パソコンの電源をOFFにする
  2. バッテリーを取り外す
  3. 電源コードを抜く
  4. 1分~5分待つ

 

ノートパソコンは、放電しなくてもバッテリーを取り外して電源コードだけで起動を試してみると、「起動できない」といったトラブルを解決できることがあります。

 

この場合、問題は「帯電」ではなく「バッテリーの寿命」なので、今のトラブルの原因を探る知識として覚えておくと便利です。

 

■デスクトップパソコンの放電の方法

デスクトップパソコンの放電方法は、以下の手順です。

 

  1. パソコンの電源をOFFにする
  2. 電源コードを抜く
  3. 1分~5分待つ

 

こちらもノートパソコンとやり方は同じであり、電源をOFFにしてから電源コードを抜いて、数分待つだけで放電は完了です。

 

高度な放電のやり方として、パソコン内部にあるマザーボードのボタン電池を取り外すという方法もありますが、自作パソコンを作った経験があるなど、知識がなければ難しいです。

 

一般的にはデスクトップパソコンも電源コードを抜いて数分待つだけで解決できるケースが殆どです。

 

■まとめ      

帯電によるトラブルでは、「電源がつかない」や「電源がついても起動画面から進まない」など、パソコンの電源や起動に関するトラブルが多いです。電源系のトラブルで修理に出しても、実は原因は帯電によるもので、修理工場に到着したころには放電が完了していて何もトラブルが見つからないことも良くあります。

 

いつもと同じように電源を入れてもパソコンが起動しない時は、故障したと思い込んですぐに修理に出すのではなく、まずは放電処置を試してみてくださいね。

【動画でも解説しておりますので参考にしてみてください】