スマホでもパソコンでもGoogle Chromeを活用してもっと便利に！

日頃、iPhoneを使用している人でも、家や職場のパソコンではWindowsを使い、ブラウザはGoogle Chromeを使っているという人は多いのではないでしょうか。
しかし、実はiPhoneユーザーだったとしても、Googleアカウントを活用することでより便利になる機能は多くあります。

この記事では、GoogleアカウントやGoogle Chromeを活用してインターネットの利用をさらに便利にする機能を紹介します。

■ブラウザとは？

ブラウザとは、インターネット上の情報を閲覧するためのソフトウェアのことです。
ブラウザには、Google Chrome、Safari、Firefoxなどがあります。ブラウザは、URLを入力してサイトにアクセスし、サイト上の情報を表示します。また、直接サイトのURLを知らなくても、検索エンジンで調べてアクセスすることも可能です。

■Google Chromeとは？

引用：statcounter

Google Chromeは、Googleによって開発されたブラウザで、高速な読み込みや、シンプルなインターフェース、安全性の高さなどが特長です。
statcounterによれば、2022年12月時点で世界中で使われているブラウザの約65％がGoogle Chromeで、次に多いのがSafariで約18％でした。

Google Chromeは、パソコン、スマホ、タブレットなど、デバイスを問わず使用することができます。

■Googleアカウントの便利機能

Googleのサービスを利用する際には、Googleアカウントを作成すると様々な場面でサービスを便利に使えるようになります。

ここではGoogleアカウントで使える便利な機能を紹介します。

Google Chrome

Google Chromeはスマホとパソコンの両方で使用することができ、デバイスに同じGoogleアカウントでログインすることで、ブラウザの情報を自動的に同期することができます。また、拡張機能を使用することで、自分好みの機能をカスタマイズすることができるため、用途に合わせて様々な使い方ができます。これらの機能を活用すれば、スマホとパソコンの両方でブラウジングをする際にもっと便利になります。

Google ドライブ

Google ドライブは、Googleアカウントを作るだけで無料で15GBクラウドストレージが自由に使えるサービスです。スマホやパソコン、タブレットなどのデバイス間でファイルを共有することができ、スマホからパソコンにファイルを移す際にも、Google ドライブを使用することで、スマホ上のファイルをパソコンに簡単に移すことができます。

Gmail

Gmailは、Googleアカウントで使えるメール機能です。スマホからパソコンにメールを送信する際にも、Gmailを使用することで、スマホ上から簡単にパソコンにメールを送信することができます。また、Gmailに保存したメールは、スマホやパソコン、タブレットからいつでもアクセスすることができます。また、企業のドメイン情報を利用してGmailを使用することも可能です。

■Google Chromeの便利な機能

次はGoogle Chromeを使っていく上で便利な昨日を紹介します。

パスワードやブックマークなどの情報を別端末に共有

Googleアカウントにログインした状態であれば、ブラウザ上に保存されているパスワードやブックマークなどの情報を、別端末に共有することができます（別端末側でも同じGoogleアカウントでログインする必要があります）。これにより、スマホでもパソコンでも、同じWebサイトの情報を閲覧することができます。

例えば、パソコンで見つけたWebサイトをブックマークに追加して、家に帰ってからスマホでゆっくり読むことができます。

また、Googleアカウントには、パスワードを安全に記録できる「パスワードマネージャー」という機能が装備されています。さまざまなインターネットサービスにログインするときに、スマホからでもパソコンからでも、記録したパスワードを利用することができます。
これにより、スマホとパソコン間での情報の共有がスムーズになり、作業効率が向上します。

ただし、Googleアカウントにログインしていない場合は、その情報を共有することはできません。

拡張機能で自分好みの機能をカスタマイズ

Google Chromeでは、拡張機能を使用することで、自分好みの機能をカスタマイズすることができます。
拡張機能とは、Google Chromeに追加して、ブラウザの機能を拡張するプログラムで、プラグインとも呼ばれます。

例えば、検索バーに翻訳機能を追加する拡張機能を導入すれば、英語で書かれたサイトなど簡単に翻訳することができます。また、ブログやSNSなどでよく使用する絵文字を簡単に打ち込むための拡張機能もあります。

拡張機能は、Google Chromeウェブストアからダウンロードして、インストールすることですぐに使えます。
2020年までは有料の拡張機能もありましたが、現在は有料での拡張機能の提供は行われていないため、全て無料で提供されています。安心して試してみてください。

ただし、拡張機能が多すぎると、パソコンの動作が遅くなってしまうなどパフォーマンスに影響を与えることもあるため、必要なものだけインストールする、もしくは必要のない機能は無効化しておくようにしましょう。

複数のGoogleアカウントの使い分け

Google Chromeでは、複数のGoogleアカウントを使用することができます。
これは、個人用のアカウントとビジネス用のアカウントなどを別々に使用するときに便利な機能です。

Google Chromeで複数のアカウントを使用するには、「設定」から「アカウント」を選択し、「追加のアカウント」をクリックします。その後、アカウントへログインします。

複数のアカウントを使用している場合、Google Chromeはどのアカウントでログインしているかを常に表示します。

また、複数のアカウントをGoogle Chromeに追加していても、アカウントを切り替えるたびにパスワードを入力する必要がなく、自動的にログインすることができます。これにより、複数のアカウントを使用する際にもスムーズに切り替えることができます。

間違えて閉じてしまったタブを開く

Google Chromeでは、間違えて閉じてしまったタブを簡単に開くことができます。

閉じてしまったタブを開くには、ブラウザの右上にある「全てのタブ」アイコンをクリックします。その後、「最近閉じたタブ」から、閉じてしまったタブを選択して開くことができます。もしくはブラウザ上部のタブのエリアを右クリックして「閉じたタブを開く」を押すと閉じた順に復元されていきます。

また、Google Chromeでは、「Ctrl」+「Shift」+「T」を押すことで、直前に閉じたタブを開くこともできます。

これにより、間違えて閉じてしまったタブを簡単に開くことができ、タブを閉じる際に不安を感じることもなくなります。

パソコンで開いているサイトをスマホで見る

Google Chromeを使用すれば、パソコンで開いているサイトをスマホで見ることができます。

この機能は、Googleアカウントでログインした状態で、パソコンとスマホを同じGoogleアカウントでログインしている状態であれば、どこからでもアクセスすることができます。

1. パソコンで開いているサイトをスマホで見る手順としては、URLが書いてある検索バー部分にある右向きの矢印のアイコンを押し、「お使いのデバイス」をクリックします。

2. ログイン済みのデバイスが表示されるので、サイトの情報を送りたい端末を選ぶと、スマホに通知が来ます。通知をクリックするとパソコンで見ていたサイトがスマホで開けます。

また、パソコンでGoogle Chromeを開き、開いているサイトを「ブックマーク」に登録します。その後、スマホのGoogle Chromeで「ブックマーク」を開くと、パソコンで開いていたサイトが表示されます。

この機能は、スマホでもパソコンでも同じサイトを閲覧することができるため、作業を中断した時に、後で続きから見ることができるのが特徴です。

■まとめ

Google Chromeは、スマホとパソコンの両方で使用することができるブラウザです。Googleアカウントを使用することで、ブックマークやパスワードなどの情報を別端末に共有することができます。また、拡張機能を使用することで、自分好みの機能をカスタマイズすることができ、複数のGoogleアカウントを使い分けることもできます。

また、GoogleアカウントではGmailやGoogleドライブのように無料で使える便利な機能が提供されています。実はその他にもメモ機能やチャット機能、ビデオ会議機能なども無料で使えますので、より便利にインターネットを利用することができます。