マウスが動かない!そんなときキーボードだけで操作できる色々なショートカットキーを教えます
ある日突然マウスが故障したり、PCに検出されなくなったりした経験はないでしょうか。また、外出先でマウスを忘れたことに気づくなんてこともよくありますよね。そんな時、どうしてもPCを使って仕事や作業をしなければならないときは困ってしまいます。
マウスが使えないときは、残されたキーボードで操作するしかありません。実は、PC操作のほとんどはキーボードでできることをご存じでしょうか。いざというときのために、キーボードだけでPCを操作する方法を覚えておいて損はないでしょう。
この記事では、キーボードだけでPCを操作するための様々なショートカットキーについて紹介します。
【キーボードでアプリを起動する】
まずは、キーボードでアプリを起動する方法について紹介します。
<スタートメニューからアクセスする>
まずは、スタートメニューからアプリを起動する方法です。スタートメニューからアプリを開く方法は以下の通りです。
- キーボードの「Windows」キーを押して、スタートメニューを開く
- 十字キーで起動するアプリを選択し、「Enter」キーを押して起動する
<デスクトップのアイコンを選択する>
次は、デスクトップに設置したアイコンを選択してアプリを起動する方法です。デスクトップでアプリを管理している方に向いている方法です。
- 「Windows」キー+「D」を押して、デスクトップを表示する
- 十字キーで起動するアプリを選択し、「Enter」キーを押して起動する
<検索機能から起動する>
アプリの名称が分かる場合は、検索機能からアプリを起動するのが便利です。
- キーボードの「Windows」キーを押して、スタートメニューを開く
- 起動するアプリの名称を一部入力して検索する
- 起動するアプリを十字キーで選択し、「Enter」キーを押して起動する
【キーボードでアプリを操作する】
次に、アプリをキーボードで操作する方法について紹介します。以下では、主要なWindowsアプリを取り上げ、その操作方法を解説します。
<エクスプローラの操作>
エクスプローラによるファイルの選択や作成、削除などは、キーボードからも実施できます。
- エクスプローラの起動:「Windowsキー」+「E」でエクスプローラを起動
- ファイルを選択して開く:エクスプローラを起動し、十字キーでファイルを選択、「Enter」キーで起動
- ファイルの削除:ファイルを選択し、「Delete」キーで削除
<Officeソフトの操作>
簡単な操作であれば、WordやExcelなどのオフィスソフトも操作できます。
- WordやExcelの終了:「Alt」キー+「F4」キー
- WordやExcelの印刷:「Ctrl」キー+「P」
<ブラウザの操作>
マウスがないと難しそうに思えるブラウザ操作も、実はキーボードでも可能です。以下のショートカットキーは、IE、Edge、Chrome、Safariなど主要なブラウザで共通のものです。
- タブを開く:「Ctrl」+「T」
- タブを閉じる:「Ctrl」+「W」
- リンクを選択する:「Tab」キーでリンクを選択し、「Enter」キーでリンクを開く
- ページを戻る・進む:「Alt」キー+左右キー
<アプリの切り替え>
操作するアプリの切り替えは、以下で実施できます。
- タスクビューを使う:「Windowsキー」+「Tab」キーでタスクビューを開き、十字キーでアプリを選択。「Enter」キーでアプリを切り替える
- ウインドウの切り替えを使う:「Alt」キーを押しながら、切り替えるアプリが選択されるまで「Tab」キーを押す
【キーボードでシャットダウンやスリープを行う】
意外と困るのが、マウスが壊れた際にPCをシャットダウンしたりスリープしたりする方法です。それぞれのやり方を以下で紹介します。
<シャットダウン方法>
まずはキーボードだけでシャットダウンする方法です。シャットダウン方法は色々ありますが、ここでは最もキーボードの操作数が少ない方法をご紹介します。
- 「Windows」キー+「D」でデスクトップを表示する
- 「Alt」キー+「F4」キーを押す
- シャットダウン画面が表示されるので、「Enter」キーを押して確定する
<スリープ方法>
次に、スリープ方法をご紹介します。こちらもいろいろなやり方がありますが、最もキーボード操作が少ない方法をご紹介します。
- 「Windows」キー+「X」でアドバンスドメニューを表示する
- 「U」、「H」を押し、「休止状態」を選択することで、PCがスリープする
それ以外にも、PCの設定にもよりますが、ノートPCの場合はPCを物理的に閉じることで自動的にスリープされる機種もあります。
【最終手段はマウスキー機能を使ってカーソルを動かす】
どうしてもキーボードショートカットだけでは操作できない時は、Windowsのマウスキー機能を利用することで対処します。マウスキー機能を用いれば、キーボードのテンキーでマウスカーソル自体を動かすことができます。
- マウスキーを有効にする方法:「左Shift」キー+「左Alt」キー+「NumLock」キーを同時押しすると設定画面が表示される。「Enter」キーでマウスキーを有効にする
- マウスキーの利用方法:テンキーの上下左右(2、4、6、8)を用いて、マウスカーソルを操作する
<まとめ>
この記事では、キーボードだけでPCを操作する方法について解説しました。マウスが壊れてしまったり、なくしてしまったりすることは意外と多くあります。そんな時に、これらのキーボードショートカットを覚えておくと、役に立つこと間違いなしでしょう。