サブディスプレイの利用シーンを解説!Windows10でマルチディスプレイにする設定も紹介

サブディスプレイを使ったことがありますか。ディスプレイが2枚あると、パソコン作業がはかどります。特に、情報を多く見わたしたい場合は、サブディスプレイがあると非常に便利です。今回は、サブディスプレイの利用シーンをいくつかご紹介します。

 

また、サブディスプレイとして選ぶモニターの種類とその用途、Windows10でマルチディスプレイにする設定も解説します。サブディスプレイに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

 

サブディスプレイの利用シーン

 

サブディスプレイの利用シーンはいろいろありますが、特に便利な利用シーンを紹介します。

 

・テレワークでノートパソコンを利用する際

新型コロナウイルス感染拡大の対応で増加したテレワーク勤務。会社からパソコンを支給されている場合は、ディスプレイの小さなノートパソコンでしょう。「もっと広いディスプレイで文書などを確認したい」という場合に、サブディスプレイは活躍します。

 

・本格的な個人投資家の投資ルームで株価やチャートチェック

個人投資家の投資ルームで、数多くのディスプレイが並んでいる様子を見たことはあるでしょうか。外国為替市場や株価の状況、世界のニュースなど、株式取引やFXなどの投資をするのには、多くの情報が必要です。個人投資家として活躍している人にとって、サブディスプレイは必須のツールといえます。

 

・メールやSNSチェックとプログラミングでマルチディスプレイ

仕事で参照する情報別にディスプレイを分けている使い方もおすすめです。「メールチェック用」「SNSチェック用」「仕事用」と別々のディスプレイにしていると、必要なときに必要なディスプレイを確認することで、頭の切り替えにもなります。

 

特に、コードを1画面でより多く表示させたいプログラマーにとっても、サブディスプレイを使える環境は仕事がはかどりやすく便利です。

 

サブディスプレイに適した選択肢

 

サブディスプレイに「どんなタイプのデバイスを選ぶか」については、仕事をする状況によって異なります。そこで、サブディスプレイとして利用できる種類別に、どのような使い方が便利なのかを見ていきましょう。

 

・タブレット

大きなサブディスプレイは便利ですが、携帯性に難がある点がデメリットです。その点、タブレット端末を1台持っていれば、ノートパソコンのサブディスプレイとして、いつでもどこでも使うことができます。タブレッドの画面は広くありませんが、別の情報を表示して使い分けることで、ノートパソコンの補助ディスプレイとして十分に活躍してくれます。

 

・タッチパネル付きモニター

タッチパネル付きのモニターは、スマホやタブレットなど、タッチパネル付きデバイスのサブディスプレイとして選択します。スマホやタブレット自体がタッチパネルなので、モニターだけタッチ操作できないと操作方法が統一できません。

 

・大画面モニター

利用シーンが屋内に限られる場合で、多くの情報を表示させたい場合は、大画面モニターを選択します。先述した例でいえば、プログラミングコードの表示や為替市場のチャートなどが、大画面モニターに向いている例です。

 

Windows 10でサブディスプレイを使用する方法

 

最後に、Windows 10でサブディスプレイを使用する手順を紹介します。手順は、思っている以上に難しくありません。基本的には、サブディスプレイをパソコンに接続するだけで、自動的にマルチディスプレイの設定画面が表示されます。ただし、何らかの理由で接続したディスプレイを自動的に検出できなかった場合は、以下の手順で手動設定を進めてください。

 

1.サブディスプレイをパソコンに接続

2.ディスプレイ上の壁紙を右クリック

3.プルダウンメニューから「ディスプレイ設定」を選択

4.「ディスプレイの選択と整理」より、マルチディスプレイの設定を進める

 

サブディスプレイを活用することで、パソコン作業のやりやすさは格段と向上します。テレワークをしていて、「もっと自宅の仕事環境を快適に整えたい」と考えている場合は、ぜひサブディスプレイの導入も検討してみてくださいね。