パソコンからの個人情報流出を防止!確認すべきは現在の状況!

2019.11.07

大切なデータや個人情報を管理しているパソコン。仕事だけでなくプライベートでも欠かせない存在だと感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、個人情報漏洩リスクについてしっかりと把握している人は、それほど多くないことも事実です。

 

メールやパスワードといった個人情報の流出も、人ごとではありません。流出の心配を感じたら、まずは現在の状況を確認してみましょう。本記事では、個人情報漏洩を確認する方法や流出の原因と対策について解説しています。

 

心配なくインターネットライフを送るためにも、参考にしてみてください。

 

 

■個人情報の漏洩を確認できる3つのサイト

 

まずやるべきことは、メールアドレスやパスワードといった情報が漏洩していないかどうかの現状確認です。信頼できる確認サイトを紹介します。

 

Have I been pwned

Microsoft社でRegional Directorを務めるHun氏の運営サイトです。メールアドレス、パスワードそれぞれの漏洩を確認することができます。漏洩していた場合は画面が赤色に、問題ない場合は緑色に表示されます。

 

参照:Have I been pwned メールアドレス漏洩確認サイト

 

参照:Have I been pwned パスワード漏洩確認サイト

 

Firefox Monitor

Firefox Monitorは、Mozillaが公開しているメールアドレスの情報漏洩確認サイトです。Have I been pwned同様、メールアドレスを入力することで、現段階の侵害数が判明します。

 

参照:Firefox Monitor

 

メールアドレスを登録しておくことで、データ侵害が確認された際の通知を受け取ることもできます。必要に応じて利用してください。

 

ノートン ダークウェブ モニタリング

「ノートン ダークウェブ モニタリング」は、市販の有料ソフトです。有料版を購入すると、メールアドレスや住所、クレジットカード情報など、さまざまな個人情報を監視、通知が可能になり、情報漏洩に役立ちます。

また、ウェブ上ではメールアドレスのみ無料で情報漏洩の有無を確認することができます。

 

参照:ノートン ダークウェブ モニタリング

 

 

■個人情報の流出の原因と対策

 

上記サイトで確認した結果、現時点では問題がなかったとしても、これから流出する可能性もあるため完全に安心はできません。今後も個人情報を流出させないためには、以下にある「個人情報が流出してしまう原因」を知り、適切な対策をとりましょう。

 

ウイルス

不審なメールの添付ファイルや企業を装ったウェブサイトに、ウイルスが仕込まれていることがあります。知らずに添付ファイルを開いたりサイトを閲覧したりすることで、知らない間にウイルスがダウンロードされてしまい、情報漏洩につながるケースが考えられます。

 

対策として、ウイルス対策ソフトをインストールしておくこと、見ず知らずの相手から送られてきたメールは開かないようにすることです。

 

ソフトのインストール

「面白そうだから」「正規版のソフトは高いから」と、製作者不明のソフトをインストールしていませんか?ソフトの中にウイルスが仕込まれている場合、ソフトを立ち上げると同時に、あなたの個人情報が別の場所から盗まれることが想定されます。

そのため、公式サイト以外でのソフトのインストールは避けましょう。どうしても必要な場合は、製作者を確認して問題ないと判明したもののみインストールしてください。

 

データ消去が不十分な状態でのパソコン廃棄

パソコンの買い替えなどに伴い、古いパソコンを廃棄したもののデータが消えていなかったことによる情報漏洩も少なくありません。不正業者によって不法投棄されて情報漏洩につながったケースや、データ消去されないままリサイクルショップなどで販売されていたケースもあります。

 

パソコンを廃棄する際には、必ず確実なデータ消去を行いましょう。

 

 

■パソコンを廃棄する際には信頼できる業者への依頼を

 

パソコンからの情報漏洩は、使用中だけでなく、廃棄後にも多く発生しています。パソコンを廃棄する際には、データ消去方法について明確に記載してあり、希望すれば廃棄現場を確認できるような信頼のおける業者に依頼しましょう。

 

パソコン回収業者のパソコンファームでは、回収したパソコンのデータをすべて無料で安全に完全消去しています。大手企業などで採用されている強力なデータ消去設備による消去のため、どうぞご安心ください。