【初心者向け】Windows10のアップデートとアップグレードの違いは?それぞれの方法を解説
パソコンの用語は似ているものが多く、意味がわかりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。特に今、Windows10のサポート終了が近づいていることから「アップデート」「アップグレード」といった言葉が飛び交っています。
この2つ、とても似ている言葉ですが、意味は大きく異なります。今回は初心者の方向けに「アップデート」「アップグレード」の違いについて、そして具体的な方法についてわかりやすく解説していきます。
■Windows10の「アップデート」と「アップグレード」の違いとは
アップデートは、「更新」を意味します。目にする機会の多い「Windows Update」は、旧バージョンのソフトから新しいバージョンのソフトへの更新を表しています。
一方「アップグレード」は、ハードやソフトの拡張や新しい機能の充実などを意味します。「バージョンアップ」と言うこともあります。
つまり、Windows10に関しては以下のようにイメージすると良いでしょう。
・アップデート→Windows10搭載パソコン内のソフトの書き換え
・アップグレード→Windows7からWindows10への変更
■Windows10のアップデートの方法
Windows10では半年に1度、大型のアップデートが行われます。拒否する権利はないためインストールする必要がありますが、アップデートの内容によっては時間がかかったり、再起動を繰り返したりするケースも考えられます。企業の場合だと、同時に大量のデータをダウンロードすることでネットワーク遅延を引き起こす可能性があります。
そのため、最低でも下記のような対策をとっておきましょう。
・更新プログラムのインストールタイミングの設定
・更新プログラムのダウンロード帯域幅制限
・パソコンの空き容量のチェック
帯域幅の制限や最大35日間の更新プログラムの一時停止、アクティブ時間の変更などをしたい場合は、下記の手順で設定をします。
Windowsの設定→更新とセキュリティ→「Windows Update」および「配信の最適化」
■Windows10のアップグレードの方法
Windows10にアップグレードする場合、Windows10のインストールライセンスを購入してダウンロードする方法と、新たにWindows10搭載パソコンを購入する方法があります。
インストールライセンスは、Microsoft公式サイトから購入できます。ただし購入前には、あらかじめシステム要件をチェックしておく必要があります。以下の要件を満たしていないデバイスの場合だと、Windows10が正常に作動しない可能性があるためです。
プロセッサ:1Ghz以上
RAM:32 ビット版は 1 GB、64 ビット版は 2 GB
HDDの空き容量:32 ビット版 OS の場合は 16 GB、64 ビット版 OS の場合は 32 GB
グラフィックスカード:DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)
■長年お使いのパソコンであれば、アップグレードよりも買い替えがおすすめ
「愛用中のパソコンを購入したのは、かなり前だ」という方は、システム要件を満たせていない可能性も高いです。また、Windows10自体も半年に1回アップデートを繰り返しているため、年月が経つにつれてさらなる要件が必要となるケースがあります。
もし要件を満たしていたとしても、パソコン本体は精密機械のため経年劣化による問題が発生する可能性もあります。すでに長く愛用しているパソコンの場合は、今回を機に買い替えを検討することをおすすめします。
また、買い替えの際に不要となったパソコンの処分にお困りであれば、必ず信頼できる回収業者に依頼してください。パソコンファームは処分費用無料ですが、データ消去機は大手メーカーが使用しているタイプと同じ機械です。そのため、パソコン処分の際の心配ごととして挙げられる個人情報漏洩の心配は全くありません。
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