【Windows7サポート終了】Windows10へ移行する際の注意事項と方法まとめ

2019.08.05
4_【Windows7サポート終了】Windows10へ移行する際の注意事項と方法まとめ

2020年1月、いよいよWindows7の延長サポートが終了します。セキュリティリスクの観点からもWindows10への移行を進める必要がありますが、単なるバージョンアップと捉えてしまうと想定外の問題が発生する可能性があります。

 

本記事では、Windows10に移行する前に確認すべきこと、そして移行に関する注意点について解説します。サポート終了まですでに1年を切りましたので、余裕を持って移行するためにも本記事をお役立てください。

 

 

■Windows10に移行する前に確認すべきこと

 

現在のPCとの互換性

現在、問題なくPCが使えているからといって、Windows10も同じとは限りません。各メーカーのHPでは、Windows10へのアップグレードに関する互換性情報が掲載されています。必ず確認し、問題がないかどうかチェックした上でアップグレードを行いましょう。

 

モデルの記載がない古いパソコンの場合、アップグレードに問題が生じる可能性があります。

 

現在のデバイス環境

プリンタやキーボード、マウスといった周辺機器に関しても、Windows10での動作確認が必要です。パソコン同様、メーカーのHPに記載があるため、チェックしておきましょう。

 

特殊なデバイスを導入している場合は、より注意が必要です。

 

ディスク容量

Microsoft社では、Windows10へのアップグレードに必要な容量を「16 GB (32 ビット OS)」「  20 GB (64 ビット OS)」と示しています。

 

空き容量が不足していると、アップグレード作業を進めることができません。不要なファイルを削除して空き容量をつくる、または外部ドライブを接続するなどの方法が必要です。

 

周辺機器の取り外し

移行する際には万が一の誤作動に備え、すべての周辺機器を取り外しておきましょう。

 

Windows7データのバックアップ

Windows10への移行は、手順に従うことで問題なくできるケースがほとんどです。ただし、古いパソコンなど互換性に問題がある場合、移行途中でストップしてしまう可能性も否定できません。

 

Windows7の状態に戻すことができるよう、あらかじめデータのバックアップをとっておくと安心です。

 

 

■Windows10に移行する際の注意事項

 

Windows10への移行方法は、目的や環境に応じて選ぶ必要があります。

 

アップグレードかクリーンインストールかを選択

 

アップグレード=既存のOS環境を維持した状態で移行するため、OS設定などを引き継ぐことができます。復元の手間を省くことができます。

 

一方、クリーンインストール=新規にインストールすることを意味するため、バックアップからの復元に加え、一から設定する必要があります。長年のパソコン利用により、不要なファイルなどが蓄積されている…という人にとっては、環境改善の観点からもメリットが期待できます。

 

それぞれメリット、デメリットがあるため、現在の利用状況に合わせて選択すると良いでしょう。

 

アップデートにかかる時間を踏まえておく

Windows10へのアップデートにかかる時間は、だいたい1時間ほどである場合が多いですが、パソコンのスペックなどの環境によってはそれよりもかなり長い時間がかかることもあります。そのため、アップデートをする際にはしばらくパソコンを使わなくてもいい時を見計らった方がいいでしょう。

 

引き継げないデータがあることも把握しておく

古いOSでしか起動しないソフトなど、Windows10への移行の際に引き継げないデータというものもあります。どのデータが引き継げるのか、どのデータが引き継げないのかはあらかじめ把握しておきましょう。

 

セキュリティソフトを無効にしておく

Windows10への移行の際、セキュリティが有効になっているとアップデートを妨害してしまうことがあります。そのため、アップデートの前には、セキュリティソフトはすべて無効にしておくのが無難です。

 

アップグレード時には「重要な更新プログラム」のインストールは行わない

Windows10へのアップグレード時に「重要な更新プログラム」をインストールすると、アップグレードが途中で止まってしまう可能性が高くなるため、更新プログラムについてはアップグレード後に行った方がいいでしょう。

 

 

■Windows10への移行方法

 

Windows10の無償アップグレードは、2016年7月29日に終了しています。

 

しかし現在お使いのWindows7が認証済みPCである場合に限り、2019年現在も無償アップグレードを行うことが可能です。その手順について見ていきましょう。

 

1.Microsoftから「ツールを今すぐダウンロード」をクリックし、Windows10のインストーラーを作成する。

 

2.ダウンロードしたファイルをクリックする。「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択し、「次へ」をクリックする。

 

3.インストールする言語を選択する。

 

4.インストールメディアを作成する方法を選択する。(今回はUSBメモリとします)

 

5.「次へ」をクリックし、インストールメディアの作成を開始する。

 

(長時間かかることがあるため、時間に余裕がある場合に行うことをおすすめします。)

 

6.作成したUSBメモリをWindows10に移行させたいパソコンに挿し、中を開きます。「setup.exe」をクリックし、「重要な更新プログラムをインストールします」は「今は実行しない」を選び「次へ」をクリックするとインストールが始まります。

 

 

これで移行完了です。移行後は、周辺機器やデータの動作確認、クリーンインストールした場合はバックアップの復元などを行いましょう。

 

 

■Windows10への移行後に起こりうる不具合とは?

 

古いOSからWindows10へアップデートした後、起こりうる不具合というものがいくつかあります。そこで、ここからはそんな不具合について解説します。

 

・アップデートが正常に完了しない

アップデートが終わらない、PCが起動しなくなったなど、アップデートが完了しないという不具合は多く報告されています。この不具合は、それぞれの環境によって原因はさまざまなため、一概に解決法を特定することは難しいものの、周辺機器を外す、自動修復や回復などのWindowsの機能を使用するなどの方法で解決できる場合が多いです。

 

・ソフトが使用できなくなってしまう

アップデート以前に使っていたソフトが使えなくなった際には、多くの場合ソフトの再インストールが必要となります。また、ソフトがWindows10に対応していないこともあるため、そういった場合は別のソフトを用意する必要があります。

 

・周辺機器が使用できなくなってしまう

アップデート後、USBやプリンタなどの周辺機器が使えなくなる不具合は、ドライバを更新することで解決することが多いです。ただ、古い機器などWindows10用のドライバが用意されていない機器の場合は、Windows10での使用はできないこともあります。

 

・Bluetoothやネットワークに接続できなくなってしまう

Bluetoothやネットワークなどの接続の不具合が起きた場合には、ドライバの更新が必要であることが多いです。また、パソコンを一度再起動することで問題が解決することもあります。

 

・音や映像が正常に出力されない

アップデート後、パソコンの音や映像に問題が発生した場合には、グラフィックカードやサウンドカードが原因であるケースが多いです。ドライバを入れ直すことで多くの場合不具合は解決しますが、製品によってはWindows10に対応しておらず、買い替えるまで問題が解決しないこともあります。

 

 

■Windows10に移行して変わること

 

古いOSとWindows10では、いくつかの変更点があります。ここからは、その内の代表的なものをいくつか解説します。

 

・ユーザーインターフェースが変更になる

パソコンを使っていて最もわかりやすい変更点は、インターフェースの変更です。特にスタートメニューのインターフェースは大きく変わっているため、慣れるまでは少し使いにくさを感じるかもしれません。

 

・起動時間が高速になる

Windows10では、シャットダウン時にOSの状態を保存するため、起動するまでの時間が以前と比べてかなり高速になっています。

 

・One Driveが標準搭載

Windows10ではMicrosoftのストレージサービスであるOne Driveが最初からインストールされているため、Microsoftアカウントから簡単に利用することができます。

 

・MicrosoftEdgeが標準搭載

以前のOSではInternet Explorerだった初期ブラウザが、Windows10ではMicrosoftEdgeという新しいブラウザに変わっています。Internet Explorerと比べてかなり軽量化されているブラウザのため、より快適にブラウジングを行うことができるでしょう。

 

・Cortanaが搭載

Windows10には、音声認識アシスタントのCortanaが搭載されています。話しかけるだけでさまざまなことを行うことができるため、文字入力が億劫な人には便利な機能です。

 

 

■古いパソコンをお使いの場合は、Windows10搭載パソコンへの買い替えがおすすめ

 

Windows10への移行方法をお伝えしましたが、移行には時間や手間がかかるものです。また、古いパソコンをお使いの場合は移行自体が難しい場合や、せっかく移行したにも関わらずトラブルが起きる可能性もあります。

 

これを機に、Windows10搭載のパソコンに買い替えてはいかがでしょうか?

 

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