デスクトップパソコンはもういらない?デスクトップパソコンの使い道やメリットとは?

2019.04.04

1999年には、世界におけるパソコン生産台数の8割以上を占めていたデスクトップパソコン。

しかし、2009年にはノートパソコンとデスクトップパソコンの生産割合が逆転したことをしたことをご存知でしょうか?

すでにデスクトップパソコンは時代遅れになってしまったのでしょうか……

今回は、デスクトップパソコンの使い道やメリットについてご紹介します。

 

 

■デスクトップパソコンは時代遅れなのか?

 

ひと昔前までは、ノートパソコンのメリットは持ち運びに優れていることであり、スペックに関してはデスクトップパソコンが圧倒的に優位と言われていました。

 

現在においてもCPUの性能を数値化すると、デスクトップの方が高く、またRAW現像・動画編集にかかる時間を比較した場合、1分以上の差が現れることもあります。

 

パソコンに対して求めるスペックや作業内容によって、デスクトップパソコンを時代遅れと言うか否かが変わるといえるでしょう。

 

 

■デスクトップパソコン・ノートパソコン・スマホ・タブレットの比較

 

次に、携帯性、拡張性、性能といった点からデスクトップパソコン、ノートパソコン、スマホ、タブレットを比較してみましょう。

 

・携帯性

デスクトップパソコンは据え置きで使う想定のため、携帯性はありません。ノートパソコンであればバッテリー搭載のため、持ち運びが可能です。特にタブレットやスマホは、持ち歩くことを前提としているため、長時間バッテリーが駆動します。

 

・拡張性(PCパーツの交換、追加)

最も拡張性に優れているのは、タワー型のデスクトップパソコンです。コンパクト型や一体型の場合は、拡張性が低くなります。

 

ノートパソコンの場合、モデルによってメインメモリの追加などは可能ですが、全く追加・交換できないケースもあります。タブレットやスマホは、ほぼ不可能といえます。

 

・性能

最も性能が高いのはデスクトップパソコンですが、サイズによって性能差が大きく現れます。サイズと性能は比例するため、モデルによっては、デスクトップパソコンの性能がノートパソコンの性能を下回るケースもあります。

 

タブレットと比べると、ノートパソコンの方が高性能であることが一般的ですが、これもまたサイズにより変動します。

 

スマホの場合、パソコンと異なるCPUが搭載されているため一概に比較はできませんが、パソコンと同程度の処理能力を求めるのは難しいでしょう。

 

 

■ノートよりデスクトップ?デスクトップパソコンの使い道とメリット

 

ノートパソコンを使う上で、問題となりやすいのが排熱です。ノートパソコン使用中に、電源部周辺が熱をもつ経験をした人も多いのではないでしょうか。

 

デスクトップパソコンの場合、排熱の問題をクリアしていること、据え置きを基本としていることから、CPUが高く安定した性能を発揮できるメリットがあります。

 

特にデスクトップパソコンに適した使い方を紹介します。

 

・大画面での作業

ノートパソコンやタブレットであっても、デュアルディスプレイやトリプルディスプレイにすることは可能です。しかし、同時にノートパソコンなどの携帯性が低下します。

 

シンプルに大画面での作業を希望する人にとっては、デスクトップパソコンの利用価値は高いでしょう。

 

・動画編集など負荷のかかる作業

同時に複数の編集作業をするなど、パソコン本体に負荷のかかる作業を頻繁に行う場合、性能や処理能力は重要です。ノートパソコンと比べ、排熱能力に優れているため、作業スピードが高くなります。

 

 

■まとめ

 

デスクトップパソコンとノートパソコンというカテゴリ以外にも、複数の要素が存在するため、一概に全てのデスクトップパソコンのメリットが大きいと言い切ることはできません。

 

パソコンを選ぶ際には、使用目的や使い方に合わせて適切なタイプを選ぶことが大切です。

 

その上で、不要となったパソコンを処分する際には、ぜひパソコンファームをご利用ください。

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