ノートパソコンが充電できないとお困りの方へ!原因と自分でできる対処法
通常、ノートパソコンとACアダプタ、電源ケーブルを接続すると充電することができます。しかし、充電できない場合は、何らかのトラブルが起きていると考えられます。もし充電ができなくなった場合に、自分でできる対処法などは存在するのでしょうか。
今回は、ノートパソコンが充電できないときの原因と、その対処法についてご紹介します。
■ノートパソコンが充電できない原因は?
ノートパソコンが突然充電できなくなった場合、その原因としては以下のような点が考えられます。
・電源の接続不良
ノートパソコン本体とACアダプタが正しく接続されていない、ブレーカーが落ちている、使用している延長コードの劣化など、接続不良により充電できないケースがあります。
・バッテリーの接触不良
取り外し可能なバッテリーの場合、ノートパソコンとの接触不良が原因ということもあります。以前、バッテリーを取り外したことがあるという人は、特に要注意です。
・ノートパソコンの帯電
ノートパソコンの中に不要な電力が溜まっている場合、スムーズな充電を妨げるケースがあります。
■ノートパソコンが充電できない場合の対処法
ノートパソコンが充電できない場合の対処法について説明します。
・接続の確認
電源ケーブルやACアダブタ、延長ケーブルなどの接続が正しく行われているか確認します。劣化の可能性が考えられる場合は、新しい機器と取り替えましょう。
・バッテリを取り外し、再装着
ノートパソコンからバッテリを取り外せるタイプの場合、電源を切った上で一度取り外します。すぐに取り付けるのではなく、放電するとより効果的です。
・放電
電源を切り、バッテリ、ACアダプター、その他全ての周辺機器を取り外します。90秒以上そのままにしておき、周辺機器以外を取り付け、電源を入れます。
■ノートパソコンが充電できない時のPC修理が必要なケース
上記の方法を試し、完全放電したにも関わらず、ノートパソコンが充電できない場合、主に2つの原因が考えられます。
1つは、バッテリの消耗です。バッテリは消耗品のため、長期間使用したり過酷な環境の元で充電・放電を繰り返したりすることで寿命が縮みます。突然充電できなくなったのではなく、以前からバッテリの駆動時間が短くなっているなどの兆候があった場合は、バッテリを交換することで問題が解決する可能性があります。
もう1つは、ノートパソコン側の問題です。バッテリ接続部をはじめとしたパソコン側のトラブル、故障により正常な充電ができないケースも考えられます。
ノートパソコンの場合、一般的にバッテリが充電中の場合、ランプまたはマークの点灯により充電中であることを示します。しかし、パソコン側が無反応の場合、メーカーなどに依頼した上で、修理が必要です。
どこに修理を依頼するかによって、修理料金は異なります。しかし、正規メーカーに修理を依頼した場合、13,000円(税別)からの基本技術料金に交換部品代なども必要となるケースもあり、修理には多額の費用が必要です。
■古いノートパソコンは故障を機に処分
ノートパソコンが充電できない、自分でできる範囲の上記の方法を試したが変化がないといったケースの場合、すでにお使いのノートパソコンは寿命を迎えている可能性があります。
充電できないノートパソコンを使い続けていると、作業にも支障が出ます。データを保存し、廃棄した上で、新しいノートパソコンに買い換えることでストレスなく作業を進めることが可能です。
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