パソコンの電源が落ちる原因と対策を解説

2018.10.19

パソコンの電源が落ちる原因は様々です。今回は症状別から、パソコンの電源が落ちる原因と対策を解説していきます。

 

■パソコンの電源が落ちる原因は?

パソコンの電源が落ちる原因は主に4つです。

 

・熱

・電源トラブル

・ソフトウェア

・ハードウェア

 

それぞれを見ていきましょう。

 

◇熱が原因

パソコンの温度が高くなると、パソコンの電源が落ちてしまうことがあります。

 

CPUの放熱機能やデスクトップパソコンのファンなど、基本的にパソコンは冷却できる仕組みになっています。

 

しかし、内部のホコリなどが原因で高温になりやすい状況だと、放熱が追い付かずに電源が落ちてしまうというわけです。

 

一旦は電源を落として冷却しながらも、ホコリを掃除したりファンが正常かどうかを確認したりしましょう。

 

◇電源トラブルが原因

配線等に問題がない場合は電源が劣化して故障している可能性が高いです。買い替えを検討してみてください。

 

◇ソフトウェアが原因

ソフトウェア関連だけでも様々な電源が落ちる症状がありますが、以下の2つは良くある原因です。

 

・フリーズして電源が落ちる

・特定のソフトウェアで電源が落ちる

 

大抵はCPUに負荷がかかりすぎて電源が落ちてしまうので、負荷がかかる3Dゲームをする場合などは、動作環境を満たしているかを確認しましょう。

 

パソコンのスペックをオーバーするソフトウェアは正常に機能しないため、どうしても使いたいソフトウェアがあるならパソコンの買い替えも検討する必要があります。

 

◇ハードウェアが原因

ハードウェアが原因の場合、そのほとんどはパソコンの寿命で電源が落ちています。

 

一部のパーツを交換すると解決できることがあります。まずは修理に出してみるのがオススメです。

 

 

■パソコンの電源が繰り返し落ちる

パソコンの電源が繰り返し落ちる場合、その原因は主に2つです。

 

・システムやハードディスクが破損して起動できない

・寿命

 

それぞれを見ていきましょう。

 

◇システムやハードディスクが破損して起動できない

パソコンはハードディスクとシステムが正常でなければ起動できません。

 

この症状では、パソコンの起動途中や起動後に電源が落ちてしまうことが多いです。

 

まずはシステム復元などからパソコンを立ち上げることに努め、それでもダメなら修理に出してハードウェアをチェックしてもらいましょう。

 

◇寿命

パソコンが起動できない症状は、一般的に寿命が原因なことが多いです。

 

パソコンの寿命は約5年前後が目安なので、年数の経っているパソコンを使っている場合は寿命も疑っておきましょう。

 

■パソコンの電源が落ちた後に、つかない

急にパソコンの電源が落ちてしまい、その後にパソコンの電源がつかない場合は放電を試してみましょう。

 

この症状は寿命によって起こることが多く、放電で対処できなければ修理に出すしかありません。

 

◇放電の仕方

最初に、パソコンに接続しているすべての機器を取り外します。そのままの状態で5分ほど待てば、放電完了です。

 

■パソコンの電源が落ちる原因とセーフモードについて知りたい

何かしらの原因でパソコンの電源が落ちた時、セーフモードで復旧させる方法があります。

 

◇セーフモードとは?

セーフモードはWindowsの起動モードの1つです。システムの機能を限定してパソコンを立ち上げることができます。正常にパソコンが起動しない場合のスタンダードな対策なので、覚えておくと便利です。

 

◇セーフモードのやり方

セーフモードをWindowsの設定から行う方法は、以下のとおりです。

 

  1. Windows設定を開く
  2. 更新とセキュリティを開く
  3. 今すぐ再起動をクリック

 

また、「更新とセキュリティ」のページにある「回復」をクリックすると、「オプションの選択」という画面からトラブルシューティングができます。

 

同ページではスタートアップに関する設定を行うことができ、セーフモードの「有効」or「無効」の切り替えができます。

 

セーフモードを試したい場合は、スタートアップ設定でセーフモードを有効にしておきましょう。

 

■まとめ

パソコンの電源が落ちる原因は本当に様々です。自分で解決できることもありますが、パーツ劣化など、修理が必要な場合も多々あります。

 

もし故障かなと思った時は、パソコンファームまでぜひご連絡ください。