パソコンのキーボードが反応しない・打てない場合の対処方法

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パソコンを使用していると、何らかの不具合に見舞われることは珍しくありません。特に、外部接続する周辺機器とパソコンの間でトラブルが起こることがあります。

 

「周辺機器とパソコンの相性が悪い」などと表現されることもありますが、仕事をしている最中にトラブルが起きたら大変です。

 

しかし、ほとんどのケースでは、ちょっとした確認と修正作業で改善されます。

 

今回は、周辺機器の代表格であるキーボードが反応しなくなった場合にどうすれば良いのかについて紹介します。

 

思うように変換できなくなった場合の対処法についても併せて解説するのでポイントを押さえておきましょう。

 

■キーボードの電源が入るか確認

 

パソコンのキーボードが打てなくなったら、デスクトップならキーボードの電源が入るか確認してみるといいでしょう。

 

もし電源が入らなければ、キーボードとパソコン本体の接続に問題があることが考えられます。

 

また、無線キーボードの場合は、電池切れの可能性もありますし、USBポートを差し替えるだけで打てるようになることもあります。

 

ついでに、USBポートが破損していないかも確認してみましょう。

 

有線キーボードの場合は、別のUSBポートに差し替えると打てることがあります。

 

 

■テンキーが反応しない場合

 

テンキーは数字のみを入力するキーです。

 

テンキーが反応しない場合は、テンキー入力がオフになっている可能性がありますので、「Num Lock」キーの解除をしましょう。

 

Num Lockキーの解除は、「Num Lock」と書かれたキーを押すだけで解除できます。

 

また、テンキーにマウスポインタ―の移動などが割り当てられているために、テンキー操作ができないこともあります。

 

 

■ローマ字を押したら直接入力になってしまう

 

日本語が入力できない場合は、入力モードが日本語入力になっていません。

 

入力モードは、キーボードの「半角/全角」キーを押すと日本語と英数字が交互に切り替わります。

 

パソコンの画面右下に「あ」と表示されれば日本語入力モードで、「A」と表示される場合は、英数字入力モード(直接入力)になっています。

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入力モードを切り替えると、画面中央にも「あ」または「A」と出るのですぐに判断できるでしょう。

 

ただし、IMEがオフなっていると「半角/全角」キーを押しても日本語に切り替えることはできません。

 

「あ」または「A」と表示される部分に×印があればIMEがオフになっているので、×印を右クリックして「キーボードの問題のトラブルシューティング」を試してみましょう。

 

トラブルシューティングを行った結果、IMEが有効になれば「半角/全角」キーを使用できますが「半角/全角」キーを押しても反応がない場合は故障の可能性があります。

 

また、画面右下部分を右クリックすることでも入力モードを変更できます。

 

右クリックすると、ひらがな・半角英数・全角カタカナなどの選択項目が出てくるので、使いたい入力モードを選び左クリックで決定してください。

 

ほかにも、再起動により問題が解消されるケースもあります。

 

たとえば、メモ帳やWordを使用している際に入力モードの変更ができない場合は、使用しているソフトを再起動することで改善できる可能性があります。

 

それでも入力モードを変更できない場合は、パソコン本体を再起動してみましょう。

 

ほとんどのケースでは紹介した対処法で解消できますが、どうしても入力モードの切り替えができない場合は修理相談を検討してください。

 

■文字が上書されてしまう

 

文字が上書きされるのは、「上書きモード」が有効になっているからです。

 

「Insert」キーを押せば上書きモードは解除されます。

 

ちなみに、もう一度「Insert」キーを押すとまた上書きモードになります。

 

 

■キーボードを押し続けないと入力できない

 

ディスプレイの通知領域に時計のアイコンが出ている場合、誤入力防止のためのフィルター機能が設定されている可能性があります。

 

フィルター機能とは、手指の震えなどが原因でキーボードをスムーズに操作できない場合に、キー入力をしやすく機能です。フィルター機能が設定されていると、1つのキーを数秒間押し続けないと文字が入力されなかったり、同じ文字を連続で入力できなかったりします。

フィルター機能が設定されてしまった原因として考えられるのが、キーボードの誤操作です。

 

特別な設定をしなくても、キーボード右側のShiftキーを8秒以上長押しするとフィルター機能をオンにする旨のポップアップが表示され、誤って「はい」を押すとフィルター機能がオンの状態になります。

 

機種によっては右側Shiftキーの長押しでフィルター機能が働いてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

 

フィルター機能がオンになっている場合は、以下の方法でフィルターのチェックを外せば正常に戻ります。

 

まずは、画面左下のスタートマークをクリック、「Windows システムツール」から「コントロールパネル」を開きます。

 

コントロールパネルが表示されれば、表示方法がカテゴリになっていることを確認します。

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画面内の「コンピューターの簡単操作」をクリックします。

 

見つけられない場合は、タスクバーの検索窓に「コンピューターの簡単操作」と入力すると表示されるはずです。

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次に「コンピューターの簡単操作センター」内の「キーボードの動作変更」開きます。

 

コントロールパネルをアイコンで表示している場合は「コンピューターの簡単操作センター」を選択した後に「キーボードを使いやすくします」をクリックしてください。

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ページが切り替わったら「入力しやすくします」内の「フィルターキー機能を有効にします」のチェックを外せば完了です。

 

フィルター機能の設定方法は使用しているOSによって変わってきますが、あまり大きな違いはありません。

 

設定を変更しても改善されないのであれば故障している可能性があるので、修理相談を検討しましょう。

 

 

■キーボードが全く反応しない

 

キーボードが全く反応しない場合は、キーボードのドライバーを更新する必要があるので、デバイスマネージャーを起動後に「キーボード」をクリックして、出てきたデバイスを削除しましょう。

 

デバイスマネージャーの使い方は、まずデスクトップ画面で左下のスタートメニューを押してから、「Windows システムツール」⇒「コントロールパネル」を選択します。

 

次に、「コントロールパネル」の中にある「ハードウェアとサウンド」をクリックします。

 

「ハードウェアとサウンド」の中にある「デバイスとプリンター」の項目から、「デバイスマネージャー」を選択します。

 

「デバイスマネージャー」の画面が表示されたら、「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」をクリックします。

 

「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」内の一覧が表示されるので、その中に警告マークやハテナマークが付いている場合は、ドライバーが正常に動いていないので削除して入れ直す必要があります。

 

あとは、ドライバーを入れ直してパソコンを再起動すれば、キーボードが正常に動くはずです。

 

もしこれでも正常に動かなければ、キーボードデバイスを右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」を選び、正しいキーボードのドライバーを手動で選択してください。

 

 

■日本語キーボードを使う場合の注意

 

MS-IMEの日本語キーボードを使って文字入力を行う場合、ツールバー右下の「KANA」ボタンが有効になっていると、かな入力に固定されてしまいます。

 

ローマ字で入力したいのにローマ字にならない場合は、「KANA」ボタンをクリックするとかな入力モードを解除することができますので試してみてください。

下記の動画でも解説しておりますので参考にしてみてください。

 

■まとめ

普段から使用しているパソコンの挙動がおかしくなれば焦ってしまいますよね。

 

仕事中なら進捗に大きな影響を及ぼしますし、急なトラブルによるストレスや不安も押し寄せてくるでしょう。

 

しかし、今回紹介した対処法でほとんどの事象は改善できます。キーボードの動作不具合では、まずはパソコンとの接続確認を行い、そのうえで問題を1つずつクリアするのが基本です。

 

キーボードが反応しない、変換が思うようにできないなどの問題は、ほとんどがキーボードの操作やコントロールパネル上で改善できます。

 

ただし、キーボードやパソコン本体の異常という可能性もあるので、対処法を一通り試してみても改善されない場合は修理相談を検討しましょう。