Windows10 アップデートで不具合最新版【2020年7月】発生したらココをチェック!
Windows10 は、自動更新によって、自動的に不具合の修正を行う機能があります。しかし、時には、自動更新でOSをアップデートした直後から、不具合に見舞われることも。この場合は、情報収集して、思い当たる対応を順番に試していくことで、解決していくしかありません。
今回は、Windows10 アップデートで不具合が発生した場合、「どこに原因があり、どう対処すれば良いか」について解説します。Windows10 アップデート直後にパソコンの調子が悪くなったという方は、ぜひ参考にしてください。
Windows10 アップデートで不具合が起こる原因
Windows10アップデートで不具合が起きる原因はいくつかありますが、多く報告されている原因を2点紹介します。
・Windows10更新プログラムKB4556799による不具合
Windows10更新プログラムKB4556799は、Version 1903/1909用の月例更新プログラムです。この更新プログラムには、オーディオ関連のトラブル、一時的なユーザープロファイルの問題、フレームレートの低下などさまざまな不具合が報告されています。
・Windows 10のアップデート(更新)で動かなくなる不具合
上記の更新プログラム以外にも、Windows 10のアップデートの後に発生する不具合は数多くあります。OSプログラムが更新されたことにより、ドライプログラムとの整合性が取れなくなったり、ネットワークの状態が不整合になったりして、問題が発生するためです。
Windows10 アップデートで不具合が起こった時の対処方法
Windows10 アップデートで不具合が発生した場合は、いくつかの対処方法を試してみてください。上から順番に試していくと効率が良いのでおすすめです。
・更新プログラムに問題がある場合は更新プログラムをアンインストール
KB4556799のように、更新プログラムに問題があることがはっきりしている場合は、更新プログラムをアンインストールすることで、不具合は元に戻ります。更新プログラムのアンインストール手順は、以下の通りです。
1.スタートメニューから「設定」→「更新とセキュリティ」を選択
2.Windows Updateより「更新の履歴を表示する」を選択
3.「更新のアンインストール」を選択
- 目的の更新プログラムを選択してアンインストール実行
- アンインストールが終了したらパソコンを再起動
6.Windowsの自動更新を停止する
これで、更新プログラムをインストールする前に戻り、パソコンの動作も元通りになります。Windowsの自動更新を停止する方法については、Microsoftの公式サイトの方法を順番に実行していきましょう。
・マウスやキーボードが動く場合はパソコンを再起動
原因がはっきりしない場合で、マウスやキーボードが使える状態の場合は、パソコンを再起動しましょう。パソコンを再起動するだけでも、多くの場合は正常に戻ります。ネットワークやドライバプログラム関連の不具合は、パソコン再起動で解決する場合も少なくありません。
・完全シャットダウンからの電源入れ直し
パソコンの再起動だけで元に戻らない場合は、パソコンを完全にシャットダウンして、電源を入れ直します。パソコンの再起動は、スタートメニューから「電源」アイコンを選択すると同時にキーボードのShiftキーを押下するだけです。ドライバの不一致などは、完全シャッドダウンからの電源入れ直しで多くの場合は解決します。
・最悪の場合はハードディスクの初期化も
何をしても不具合が治らない場合、最悪はハードディスクの初期化が必要になるかもしれません。他に対処方法がないかを探していろいろと試し、どうしても解決しない場合に実行する最終手段の解決方法です。
Windows10 アップデートで不具合が起こった場合は情報収集して対応
Windows10 アップデート後には、さまざまな不具合が発生するケースがあります。不具合の内容により対処方法はさまざまです。まずは、更新プログラムのアンインストールとマシンの再起動を試し、それでもだめなら完全シャットダウンをした後、電源を入れ直してみましょう。
最終手段は、ハードディスクの初期化です。しかし、そうならないようにインターネットから最新の情報を収集し、対応策はないかを確認しましょう。