パソコンを廃棄する方法とは?主要な廃棄方法と注意点を解説
パソコンを廃棄したいとき、意外に手間がかかったり方法がわからなかったりして、困ってしまうものです。
PCリサイクルマークが貼られたパソコンはメーカーや自治体が無料で回収してくれますが、データの消去やバックアップを確実に行う必要がありますので、廃棄の際に不安を感じられることも多いでしょう。また、PCリサイクルマークのないパソコンの場合には、廃棄方法が限定されてしまいます。
今回の記事では、パソコンの安全で手軽な処分方法についてご紹介します。特に、PCリサイクルマークがなくて廃棄方法に困っているパソコンの廃棄方法について詳しく解説していきます。
■パソコンの基本的な4つの処分方法
パソコンの基本的な処分方法としては、買取、無料回収、自治体の回収、下取りがあります。
それぞれメリットと注意点がありますので、ご自身に合った方法で処分してください。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしながら比較してみましょう。
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■処分するときに特に注意が必要なケースもある!?
条件によってはパソコン廃棄方法の選択肢が減ってしまう場合があります。
・事業系(企業や社団法人などの団体)のパソコンを廃棄したい方
・かなり古いパソコン(2003年9月以前に購入されたもの)を廃棄したい方
・自作のパソコンを廃棄したい方
これらの条件に当てはまる場合には、自治体の無料回収の対象外になってしまいます。このとき、ポイントになるのがPCリサイクルマークです。
◇PCリサイクルマークとは
PCリサイクルマークとは、2003年10月以降に個人向けに販売されたパソコンに対して、資源のリサイクルの目的で貼られるようになったシールのことです。PCリサイクルマークが貼られることにより、パソコンはパソコンメーカーや自治体での無料回収の対象になる、ということです。
逆に言えば、前述の事業用パソコンや2003年9月以前に購入したパソコン、自作パソコンはPCリサイクルマークが貼られておらず、自治体やメーカーでの回収を行ってもらえません。
◇PCリサイクルマークが貼られていないパソコンの処分方法
PCリサイクルマークが貼られていないパソコンの処分方法ですが、買取や下取りも現実的には難しいと言えます。
事業パソコンの場合、セキュリティ面を考慮すると転売されることになる買取や下取りは避けたいものです。自作PCや2003年以前の古いPCは、買取・下取りの対象とはならないでしょう。
現実的な廃棄方法としては、以下の通りです。
・事業者の場合・・・産業廃棄物として廃棄する
・自作PC、古いPCの場合・・・パソコン3R推進協会に有償での回収を依頼する
どの方法も、有償となってしまう、というデメリットがあります。また、パソコン3R推進協会への回収依頼は手間も時間もかかってしまいます。
では、無料回収業者への依頼はどうでしょうか?
■パソコンの処分は無料回収業者が手軽で便利!
無料回収業者を利用した場合、手間も費用もかけずに安全にパソコンを廃棄してもらえる可能性が高くなります。リサイクルマークの貼られていない古いパソコンでも、出張引取サービスを利用すれば自宅やオフィスまで回収に来てもらえます。
ブラウン管モニターなど一部、対象外の機種はありますが、事前に回収の対象になるか否かの確認もできるので手間もかかりません。何より注目したいのはセキュリティ面です。無料回収業者の場合、ご自身でデータの削除方法について、調べたり作業をしたりせずに、確実にデータを削除できるからです。
◇パソコンファームならパソコンのデータを無料で完全消去
パソコンを処分するときに最も注意すべきことは、パソコン内部に残っているデータからの情報流出です。個人情報の流出が起こってしまった場合、自分自身の信用を失ってしまうだけではなく、多くの知人に迷惑をかけてしまうことになります。事業用のPCの場合、その損害の大きさは計り知れません。
無料回収業者であるパソコンファームでは、物理的破壊による消去、消去システムを使用した論理的消去、強磁気消去機による消去といった、3つの方法によるデータの消去を無料で行っていますので、確実にデータを消去できます。手間もお金もかけずに安全にパソコンを廃棄できる方法です。
■まとめ
パソコンの廃棄に関して、PCリサイクルマークとの兼ね合いを中心に紹介しました。
PCリサイクルマークのないパソコンは特に廃棄処分に困るものです。結局、手間をかけて有償処分をするしか選択肢がなくなってしまう、というケースも多いでしょう。
また、データ消去の方法がわからずに悪戦苦闘してしまう、というケースも、よく起こる事態です。
パソコンの無料回収は手軽にパソコンを処分できるだけでなく、確実にデータを消去できます。古いパソコンや事業用のパソコンに限らず、廃棄の際に検討されてみてはいかがでしょうか?