液晶ディスプレイの寿命はどれくらい?寿命が近いときの症状は?
液晶ディスプレイは寿命がなさそうなイメージが持たれますが、実はパソコンと同じで寿命があります。
一般的にパソコンと液晶モニターはセットで購入することが多いため、寿命を理由にパソコンを買い替えるときはディスプレイの買い替えも合わせて検討する方が良いケースもあります。
■PCの液晶ディスプレイやモニターの寿命はどれくらい?
PCの液晶ディスプレイやモニターの寿命は、メーカー・製品にもよりますが、約5年と言われています。
製品によっては保証書等に経年劣化について記載があるので、その時間から計算すると大よそ5年ほどが寿命の目安です。
◇15,000時間から30,000時間が目安
液晶ディスプレイの寿命を時間で計算すると、15,000時間から30,000時間ほどです。
モニターを購入してからずっと電源ONにした場合、625日から1250日くらいは壊れることなく使い続けることができ、年数では2年~3年ほどです。
一般的にはパソコンを使わないときは電源OFFにしている人が多いと思うので、1日12時間の使用で計算すると4年~6年ほどになります。
ちなみにパソコンの寿命も同じく約5年と言われています。
■液晶ディスプレイの寿命が近いときの症状
液晶ディスプレイの寿命が近くなると、以下のような症状が現れてきます。
・購入時よりも画面が暗くなる
・購入時よりも鮮明さがなくなる
・画面がぼやける
・画面に横線が入る
・画面が映らない
モニターの寿命が来た時の症状は分かりやすく、「ちらつき」のように視覚として何かしらの異常が見られるようになります。
完全に寿命がやってきたときは、電源を入れても画面が映らないようになります。
◇寿命は修理で直せるの?
液晶モニターに寿命の症状がでたら、症状によっては修理で直せることもあります。
しかし、一般的には修理に出すよりも買い替える人の方が多いでしょう。
修理の時間や費用を考慮すると、新しいパソコンのモニターを購入する方がコスパとして良いからです。
また、デスクトップPCをモニターセットで購入している場合、モニターを修理しても次に本体の寿命がやってくる可能性もあるので、セットで買い直してしまう方がパソコンライフの安定感は高くなります。
■寿命が来た液晶ディスプレイは廃棄処分を検討しよう
寿命がきた液晶ディスプレイは、以下の方法で処分できます。
・自治体(回収ボックス)
・メーカーの回収
・下取りや買取
液晶ディスプレイはリサイクル法の対象品目なので、燃えないゴミで処分することができません。
自治体によっては回収ボックスを設置しており、そこで液晶ディスプレイを処分できるエリアもありますが、この対応は各自治体によってさまざまです。
普通に液晶ディスプレイを使える状態であれば、下取りや買取で売ってしまうという方法もあります。
しかし、寿命で劣化している液晶ディスプレイは価値がないので買取が難しく、有料での引き取りになることが多いです。
◇パソコンファームは無料で液晶ディスプレイを引き取ります!
当社は、無料で液晶ディスプレイを回収しています。
・宅配回収
・訪問回収
・店頭回収
いずれの方法も無料で対応しているので、当社の店舗が近くにない方も、お気軽にご連絡ください。
宅配回収はモニターを梱包するためのキットをお送りしますので、それを使って梱包して頂くだけで液晶ディスプレイを処分廃棄できます。
■まとめ
液晶ディスプレイはパソコンと同じく寿命があります。
寿命の平均は5年前後が目安となるので、この年数に該当するモニターを使っている方は「そろそろ故障するかも・・・」を想定しておきましょう。
また、液晶モニターを買い替えるときはリサイクル法の関係から無料廃棄が難しいため、困った時はパソコンファームまでご相談ください。