【パソコンの掃除・クリーニング方法】各パーツ事の掃除方法を紹介

デスクトップもノートパソコンも、殆どの方は小まめにパソコン掃除をしていないと思います。

 

やはり、パソコンは精密機械なので「掃除すると壊れてしまうかも・・・」という心理が働くため、下手に掃除できないというのが主な理由ではないでしょうか。

 

今回は、パソコンを掃除する重要性から掃除方法までを詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

■パソコンの掃除の重要性

「ホコリはパソコンの天敵」と言われるほど、パソコンにホコリをためるのは良いことではありません。

 

一言にホコリがたまると「動作不良」に繋がるので、定期的にホコリを掃除しておくのが理想です。

 

色々と動作不良の原因がありますが、代表的なのは「冷却ファンにホコリが溜まって内部を冷やせない」という症状です。

 

パソコン内部の熱を冷ますことができないと、CPUの機能が低下して電源が自動的に落ちてしまうなど、様々なトラブルが起こり得ます。

 

裏を返せば「故障かな・・・?」と思っても、掃除をするだけで正常な動作に戻ることもあり得るので、それだけパソコンを掃除するのは大切です。

 

■掃除の際にあると便利な道具

パソコン掃除の際にあると便利な道具は、みなさんのイメージどおりです。

 

・エアダスター

・ホコリ取り

・ブラシ

・爪楊枝や綿棒

・ウェットティッシュ

 

パソコンって掃除しづらいですよね?

特にキーボードは隙間のホコリを取りたくても取れないことが多く、そんな時に「エアダスター」や「爪楊枝」などがあると、簡単に掃除できるので便利です。

 

各パーツによって便利なアイテムは異なるものの、市販アイテムを購入するという意味では「エアダスター」が一番オススメです。

 

エアダスターは空気の力でホコリを飛ばすことができるので、キーボードやパソコンのボディなど、細かいところを掃除したい時に大活躍します。

 

■パソコン本体の掃除方法(内部&外部)

パソコン本体は、最初に外部のボディを掃除しましょう。「手垢」や「ホコリ」など、目に見える汚れを掃除するだけでOKです。

 

次にパソコン内部の掃除は、市販されているパソコンの場合は分解しなくてよいです。接続端子やファン周辺など、こちらも外部から内部へ入るであろうホコリなどを掃除するだけでOKです。

 

ドライバーを使って解体してから内部を掃除するのが理想という意見もありますが、あまりパソコンの知識のない方がやると普通に故障することがあります。それなりにパソコンの構造を理解していることが前提となるので、知識がないのであれば内部をあれこれ掃除するのはあまりオススメできません。

 

■液晶ディスプレイの掃除方法

液晶ディスプレイは、最初に全体のホコリを取ります。

 

次にウェットティッシュなどで画面を拭きたいところですが、ここで「強く拭かない」という点を意識しておきましょう。

 

その理由はテレビを掃除するのと同じで、強く拭いてしまうと斑点ができてしまうことがあるからです。

 

■キーボードの掃除方法

キーボードは最も汚れやすいパーツです。

 

まず、全体のホコリをエアダスターやホコリとりで除去します。この時、内部にゴミが溜まっているなら、キーボードを逆にして軽くポンポンしてください。そうすると、ある程度は内部のホコリやゴミも取れます。どうしても完璧に掃除したいなら、こちらはドライバーなどで解体して内面を掃除するのがオススメです。

 

一度中を見ると分かりますが、キーボードはかなりシンプルな構造です。特に知識がなくても簡単に分解して掃除できるので、年に1度くらいはやっておく方が良いかもしれません。

 

次に各ボタンの溝に手垢が付いていると思うので、それを爪楊枝などで除去していきましょう。相当な汚れがある場合、掃除にかなり時間が掛かりますが、根気よく頑張ってください。

 

キーボードは高性能なタイプでも1000円~2000円と安いので、時間のない方は思い切って買い替えるというのも有りです。

 

■マウスの掃除方法

マウスもキーボードと同じくらいに汚れやすいパーツです。

 

こちらは外観の目に見える手垢などを掃除するだけでOKです。裏面の光学の部分にホコリが溜まって動作不良が起こるといったケースもありますが、これは滅多にありません。外観を全体的に目視して、目立つ汚れを取るという掃除方法で大丈夫です。

 

また、マウスは内部に汚れが入りにくい構造なので、解体して内部を掃除する必要も特にありません。

 

■パソコンの掃除でやってはいけないこと

パソコン掃除でやってはいけないことは、以下の4つです。

 

・すべてのパーツの電源をOFFにする

・水滴を各パーツの内部に絶対に入れないこと

・なるべく振動を与えないこと

・思い込みだけで安易に内部をいじらないこと

 

良くあるのが本体を水拭きするときに水滴が中に入ってしまい、それが原因で電源を入れた時にショートして壊れるというトラブルです。

 

また、パソコンは振動に弱いので、掃除のときにガタガタしてパーツが破損というトラブルも起こりやすいです。

■まとめ

パソコンは複雑な機械なので、そのイメージからも掃除も複雑な方法なんだろうと思いがちです。

 

しかし、実際は素人レベルで出来る掃除は限られており、目に見えるホコリや汚れを除去していく作業が殆どです。これをやっておくだけでも、動作不良を防ぐことができるので、定期的にパソコン掃除を行うように心がけたいところです。