【基本から解説】AI(えーあい)とは何の言葉の略?意味や歴史・活用事例について紹介

2020.03.09
デジタル グラフィックアート

テレビや新聞、ネットニュースなどを通して目にする機会の多い「AI(えーあい)」。「人工知能」のことだとわかっていても、「人工知能って何?」と聞かれると、言葉に詰まってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、AIとは一体何の略語なのか、また言葉の意味や歴史など、AIの基本的な内容について解説していきます。本記事を読めば、AIについてしっかり説明できるようになりますよ。

 

 

■人工知能・AIとは

 

AIとは「Artificial Intelligence」を略したものです。人工知能の定義は、実は、専門家の中でもまだはっきりと決まっていません。大まかには「人のような知能を持つもの」と言われていますが、確定ではありません。今後、明確に定義されると思われます。

 

もう一つポイントとなる点は、人工知能には「特化型人工知能」「汎用型人工知能」の2種類があるということです。よりわかりやすくいいますと、特化型は、将棋、オセロなどの何か1つに特化した人工知能を持つものです。そして、汎用型は、何でもできる人工知能と考えると良いでしょう。

 

 

■人工知能・AIの歴史

 

人工知能:AIには、今日に至るまで3回のブームがありました。過去の歴史を紐解き、AIに対する理解を深めていきましょう。

 

・第一次AIブーム

1947年、人工知能の概念が初めて提唱されたのは「Lecture to London Mathematical Society」です。さらに1956年夏、ダートマス会議において「人工知能」との言葉が誕生しました。

 

コンピュータープログラムにおいてさまざまなアルゴリズムが考案され、コンピューターがゲームやパズルを次々と解いていく姿は当時の人々に衝撃を与えたといいます。しかしその一方で、コンピューターが解決できる問題は、ルールが定義されているものばかりでした。現実的な問題に対応できないとわかると、ブームは急激に収束を迎えてしまったのです。

 

・第二次AIブーム

1980年代に入り、特定分野の専門家の知識をデータ化し、特定の分野に対する質問のみに回答するシステムとして誕生したのが「エキスパートシステム」です。

 

しかし、膨大な知識を集めるためのコストに加え、コンピューターには「常識」「善悪の判断」がないことが問題視されました。問題解決に至ることはできず、第二次ブームも収束してしまいました。

 

・第三次AIブーム(現在)

そして現在、第三次AIブームが到来しています。過去2回のブームとの大きな違いは、ビッグデータが普及したこと、そしてディープラーニング(深層技術)の発展です。

 

自ら情報を探し、答えを導き出すことは、人工知能業界が目指すべき方向です。ディープラーニングの活用により、すでに現実味を帯びているといえるでしょう。

 

 

■具体的な活用事例

 

それでは、最後にすでに活用されている人工知能の事例についてみていきましょう。

 

・味覚を解析する人工知能「SENSY」

人工知能「SENSY」は、まるでソムリエのように好みのお酒を提案してくれる存在です。あらかじめ数種類のお酒の試飲を行い、好みを登録することで、データを分析します。今までに飲んだことがないお酒に対しても、最適な一本を提案するシステムです。

 

最近ではワインや日本酒に加え、クラフトビール版も登場し、人気を博しています。

 

・名刺管理アプリ「Wantedly People」

人工知能と機械学習を搭載した名刺管理アプリです。ダウンロード数は400万人を突破しています。最大10名の名刺認識機能に加え、相手に関する情報を検索することで、より詳しい情報を手にいれることが可能です。

 

上記2種は人工知能を搭載した事例の中のごく一部です。すでにさまざまな分野で人工知能は活躍しており、今後は、さらに活躍の場を広げていくことでしょう。今回の記事においてAIへの理解を深めたところで、身近で使われているAIにも目を向けてみると、より暮らしが楽しくなるはずです。