HDDの診断方法とは?故障や寿命の前兆はあるのか?

パソコンに限らず、あらゆる機器は使っているうちに調子が悪くなるものです。

 

パソコンの場合、事前にHDDの故障や、寿命の前兆を診断する方法はあるのでしょうか。

 

ここでは、HDDの診断に使えるフリーソフトも合わせてご紹介します。

 

 

■HDDの平均寿命はあるのか?

 

HDDの平均寿命は約1万時間といわれています。

1日8時間パソコンを使うと、3年~4年で寿命がくる計算です。

 

しかし、実際にはもっと長く使えるケースも多いようですから、1万時間はあくまでも目安と考えればいいでしょう。

 

 

■HDDの寿命や故障を疑う症状

 

HDDの寿命が近づくと、パソコンにさまざまな症状が出始めます。

 

たとえば、パソコンがフリーズしたり動作が重くなったりします。

 

起動するのに時間がかかったり、データの読み込み速度が遅くなる、ネット接続のスピードが遅いなどの症状が頻繁に出るようになったら、寿命が近いと考えたほうがいいでしょう。

 

また、フリーズやコマンドエラーが増えるようなら、やはり寿命を疑ったほうがいいかもしれません。

なぜなら、これらの症状はHDDの寿命が近くなると現れやすくなるからです。

 

といっても、フリーズやコマンドエラーがそのままHDDの異常に直結するわけではありませんが、HDDの寿命が近づくと、こういった症状が現れやすくなるのも事実です。

 

また、パソコンから異常な音がしたり、熱や臭いが発生することもあります。

このように、HDDが古くなるとパソコン自体に不具合が起きることもあるのです。

 

異常な音は、HDD内のディスクを回転させるモーターや、軸に異常があるのかもしれません。

 

また、HDDやその周辺が熱を持つと、発熱したり、何かが焦げたような異臭がすることもあります。

 

これはHDDそのものの異常や寿命ではありませんが、周辺部分に異常があればHDDの動作にも影響が出ます。

 

このほかに、書き込みエラーが多くなったり、特定のフォルダが開きにくくなるなどの症状が現れたら、HDDの寿命が近いと考えたほうがよさそうです。

 

HDDの寿命がきたときは、これらの症状のどれかが頻発したり、複数の症状が頻発して現れるようになります。

 

一時的にこういった症状が現れるだけなら、HDDの寿命とは関係ない場合もありますので、あくまでも頻発するかどうかが見極めのポイントとなります。

 

 

◇早めにデータを移す

 

これらの症状が頻発するようになったら、できるだけ早くパソコンを買い替えたほうがいいでしょう。

 

不具合を抱えたままパソコンを使い続けると、ある日突然電源も入らなくなる可能性があります。

 

こうなると、パソコンのデータも取り出せないまま使えなくなるという、最悪の事態も起こり得るので気をつけましょう。

 

すぐに買い替えが難しいなら、とりあえず重要なデータだけでも保存しておいてください。

データはDVDに保存したり、オンラインストレージを利用して、一時的に退避する方法もあります。

 

 

■HDDを診断する方法

 

フリーソフトを使ってHDDを診断する方法がありますので、ご紹介しましょう。

 

「crystal disk info」というのが、そのフリーソフトの名前です。

ネットで検索すればダウンロードサイトがわかります。

 

このソフトをインストールすれば、起動するだけでHDDの状態を簡単に診断することができます。

起動して、「HDDの健康状態」という項目の色を見ればHDDの状態がわかります。

 

青色の「正常」なら安全で、黄色い色の「注意」や赤色の「異常」が出たら要注意ですから、早めにデータのバックアップを取ったり、パソコンの買い替えを検討したほうがいいでしょう。

 

ただし、黄色や赤色になったからといって、すぐにHDDがクラッシュするわけではありません。

HDDの寿命がいつくるか、正確に診断することはできないので、あくまでも目安として利用するといいでしょう。

 

crystal disk infoは無料で使えるソフトなので、パソコンにインストールしておけば、いつでもHDDの状態をチェックできるので便利です。