パソコンのスリープが早すぎる!すぐに暗くなってしまうスリープを変更する方法を解説【Windows10】
トイレなどでパソコンの前から席を離れ、いざパソコンの前に戻るとパソコンの画面が暗くなってしまっており、「パソコンのスリープが早すぎる!」とお悩みではありませんか?
パソコンのスリープまでの時間は、あらかじめ設定した時間が経過すると画面が暗くなり、スリープ状態となります。特に、ノートパソコンなどの場合はバッテリーの消耗を抑えるため、早い時間でスリープ状態になってしまうでしょう。
ですが、パソコンの設定を変更すればスリープまでの時間を長くすることが可能です。
そこで、今回は「パソコンのスリープが早い」とお悩みの方へ向けて、パソコンが勝手にスリープ状態になる原因やスリープタイマーを変更する方法、注意点をご紹介します。
パソコンが勝手にスリープ状態になる原因
パソコンが勝手にスリープ状態になってしまう原因を見ていきましょう。
バッテリーの消耗を防ぐため初期設定で短い時間になっている
ノートパソコンの多く見られる原因ですが、バッテリーの消耗を防ぐために、スリープするまでの時間が短く設定されています。
特に電源を接続せずに、バッテリーでノートパソコンを動作させている際は、早い時間でスリープ状態になってしまうことがあるでしょう。
一定時間で操作しない時間が多い
一定時間操作しない時間が多いとスリープ状態になってしまいます。
多くのデストップパソコンはスリープまで30分、ノートパソコンはバッテリー駆動時は15分、電源接続時は30分のデフォルト設定となっています。
そのため、席を離れている時間が長かったり、考え事をしてマウスやキーボードの操作を一定時間行なっていないと、スリープ状態になってしまうのです。
スリープタイマーを変更する方法【Windows10の場合】
こちらでは、Windows10のパソコンでスリープタイマーを変更する方法を見ていきましょう。「スリープまでの時間が早い」と感じている方は、設定の変更を試してみてください。
設定画面を開く
まず、Windowsのスタートメニューを開き、歯車のアイコンが書かれている「設定」ボタンをクリックして、設定画面を開いてください。
また、スタートメニューのWindowsアイコンを右クリックし、「設定」をクリックしても開けます。
システムをクリック
続いて、画面のなかから「システム」を探し、クリックしてください。
電源とスリープ設定画面を開く
「システム」の設定画面が開いたら、左側のメニューから「電源とスリープ」を探し、クリックします。
スリープタイマーを変更
この設定画面で、パソコンがスリープする時間を変更できます。設定できる時間は1分~5時間、または「なし」に変更できるため、お使いの環境にあわせて変更してください。
また、「バッテリー駆動時」「電源に接続時」ごとに設定変更ができるため、間違いないように変更してください。
スリープタイマーを長くしたときの注意点
席を離れると、すぐにパソコンがスリープしてしまうのが困るからといって、むやみにスリープタイマーを長くしないように注意してください。
デスクトップパソコンの場合は電源に接続しながら稼働するため、大きな影響はないと考えられますが、ノートパソコンの場合はバッテリー駆動時間が長くなりすぎてしまうと、バッテリーが消耗して、劣化しやすくなる可能性があります。
ノートパソコンのバッテリーが劣化してしまうと、バッテリー駆動時間が減少してしまい、ノートパソコンの利点を損なってしまうでしょう。
そのため、ノートパソコンの場合のバッテリー駆動時の時間設定は「なし」や「5時間」のように、あまり長時間の設定をしないことをおすすめします。