パソコンの電源スイッチを押してもつかない!故障かも?と思ったときに試すべき4つの方法

2019.03.03

パソコンの電源スイッチを押すと、内部の機械が動作を開始し、メーカーやブランドのロゴの表示を経て、Windowsの表記が現れます。しかし、いくら電源スイッチを押しても変化がない場合、何らかのトラブルが発生している可能性が高いです。

 

今回は、パソコンの電源スイッチを押しても起動しないときの原因と対処法についてご説明します。

 

 

■パソコンの電源スイッチがつかない原因

 

まず、パソコンの電源スイッチがつかない原因として考えられるのは、次の2つです。

 

・パソコンに電気が通っていない

基本的な部分でいいますと、ケーブルや接続コードが抜けていたなどの例もあります。パソコンとコンセントが接続できておらず、電気が通っていないためにスイッチがつかないケースです。

 

・パソコン内部の電子系統トラブル

電気自体は通っており、接続に問題はないものの、パソコン本体内部のトラブルにより一切電源スイッチが点灯しない、一瞬点灯するがすぐに消えるといったケースもあります。

 

現在お使いのパソコンの状態は、どちらであるかを確認しておきましょう。

 

 

■パソコンが起動しないときに試すべき4つの方法

 

それでは、順を追ってパソコンが起動しないときの対処法をご説明します。なお、今回は分解を必要としない、初心者の方向きの方法のみを紹介しています。

 

◇接続を確認する

まず、電源コードを抜き、時間を置いてから再度接続します。この場合、延長コードが原因であるケースもあるため、必ず壁のコンセントから電源をとるようにしましょう。本体とディスプレイとの接続も同様にチェックします。

 

ノートパソコンの場合は、ACアダプタの状態も確認しましょう。長期間使用している場合、ケーブルの断線が原因となりパソコンの起動を妨げている可能性もあります。

 

◇バッテリの劣化を確認する

ノートパソコンの場合、内部バッテリーの劣化によるトラブルも考えられるため、一度バッテリーを外します。バッテリーを外した状態でACアダプタとコンセントの接続を開始してください。問題なく電源が入った場合は、バッテリーの劣化が原因であることが判明します。

 

◇USBなどの周辺機器を外す

USBをはじめとした周辺機器は、一度全て取り外しましょう。周辺機器の誤作動などにより電源が入らないケースでは、取り外すことで問題なく起動できることがあります。

 

◇放電する

パソコン内部に必要以上に電気が溜まると、電源が入らないケースがあります。放電のため、電源コードを抜き、丸1日〜1週間程度、そのままの状態にしておきましょう。放電完了後、通常通り電源が入ることがあります。

 

 

■パソコンの寿命という可能性も

 

パソコンの電源スイッチを押しても起動しない、上記の方法を試したが効果がないといったケースの場合、すでにパソコンが寿命を迎えている可能性があります。

 

精密機器であるパソコンは、長期間使用することで劣化し、トラブルが発生する可能性が高まります。分解などの対処を行うには、適切な知識や技術が必要であり、メーカーも推奨していません。

 

長期間使用しているパソコンが起動できない場合は、廃棄し新しいパソコンを購入することで、スムーズに作業が進む可能性が高まります。また、パソコンの廃棄方法にお悩みの場合は、廃棄処分料無料のパソコンファームをご利用ください。

 

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