iPhoneが初期化できない !強制初期化するために試すべき3つの方法
「iPhoneの調子が悪い」「iPhoneがフリーズしてしまう」といったときの手段として用いられるのが、iPhoneの初期化です。しかし、なぜか初期化ができず困ったというケースも少なくありません。
そういった場合に備えて、知っておくと便利なのが強制初期化の方法です。
今回は、iPhoneの通常の初期化方法に加え、強制初期化するための方法について紹介します。
■通常の初期化のやり方
最初に、通常の初期化の方法について紹介します。
設定→一般→リセット→すべてのコンテンツと設定を消去→iPhoneを消去の順番に選択してください。最後にもう一度確認画面が表示されますので「iPhoneを消去」を選択します。自動的に本体が再起動され、データ消去、設定初期化が終了します。
■強制初期化したいときの3つの方法
通常の初期化ができない場合は、強制初期化が必要です。3つの方法を紹介します。
◇リカバリーモードを使う(PCがある場合)
最初、にPCにDLされているiTunesが最新バージョンであるかどうか確認しておきます。
・iPhoneのスリープ/スリープ解除ボタンを長押し
・PCの電源を入れ、iTunesを起動
・iPhoneのホームボタンを長押しして、USBケーブルを使用しPCとiPhoneを接続
接続後もホームボタンの長押しは継続してください。一定時間長押しを続けるとiTunesのマークが表示されます。続いてPC画面の「復元」をクリックすることで、強制初期化が可能です。
◇iCloudを使う(PCがある場合)
紛失などの理由により、手元にiPhoneがない状態で初期化を行いたいケースもあるのではないでしょうか。
その場合は、PCからiPhoneを探す公式ページにアクセスします。
・iCloudにサインイン
・iPhoneを探すをクリック
・すべてのデバイスをクリックし、初期化したい端末を選択
・iPhoneの消去をクリック
・確認メッセージに従い、再び消去をクリック
◇別のiOS端末を使う
PCは手元にないけれど、iPadを持っている人、かつ初期化したいiPhoneの「iPhoneを探す」の設定をONにしている人におすすめの方法です。
・iPhoneを探すのアプリを起動
・Apple IDとパスワードを入力しログイン
・表示された端末の中から、初期化したiPhoneを選択し「アクション」をたっぷ
・「iPhoneを消去」を選択し、確認後、もう一度「iPhoneを消去」をタップ
■パスコードを忘れた場合やPCがない場合はApple Storeへ!
上記にて紹介した方法を行う場合、PCやiPadが必要です。PCやiPadを持っていない、友人・知人に借りることができないケースも考えられます。その場合は、Apple Storeに行くことで初期化が可能です。
Apple Storeにて初期化を利用する際の料金に関しましては、公式サイトへの記載はありません。店舗により異なりますが、概ね数千円の範囲です。またAppleCare+に加入している場合は無料です。料金が気になる場合は、最寄りの店舗に電話をかけて尋ねることをおすすめします。
◇Apple Storeに行く前にやるべきこと
まず、予約をしてからApple Storeに行きましょう。混雑している場合、長時間待たされる可能性もあるからです。また、IDとパスワードを記載し、持参するとよりスムーズです。
また初期化をする前全体に言えることですが、バックアップを取っているかどうか、もう一度確認することをおすすめします。
■廃棄したい場合も初期化は必須!
初期化が必要となるのは、iPhoneの調子が悪いときだけではありません。経年劣化などの理由から今お使いのiPhoneを廃棄したい場合も初期化は必須です。きちんと初期化が行われていない状態での廃棄は、個人情報流出などのトラブルの元です。
廃棄を検討している場合も、必ず初期化を行うようにしましょう。
■まとめ
今回はiPhoneの初期化がうまくできない場合の方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか。PCやiPadを使用し、適切な方法にて初期化をすることで、再び問題なくiPhoneが利用できることがあります。
しかし、初期化を繰り返しても問題が解決しない場合は、機種変更の時期が近づいていると考えたほうが良いでしょう。パソコンファームでは処分費用が無料となっておりますので、不要となったスマホを処分される場合はぜひお気軽にご利用ください。