パソコンが重い原因とは?パソコンが重い原因の調べ方と対処法

2019.02.01

購入した直後は問題なく動いていたパソコンが、使い続けるうちになぜか動きが遅くなり、重くて使いにくくなってしまったという方も多いでしょう。しかし、パソコンが重くなるには必ず原因があります。

 

今回は、パソコンが重くなる原因に加え、windowsユーザー、macユーザー別に原因の調べ方と対処法をご紹介します。

 

 

パソコンが重くなる原因とは?

 

まずは、パソコンが重くなる主な原因をお伝えします。

 

◇メモリ不足

パソコンの処理能力を表す単位をメモリといいます。メモリが多ければ多いほど、様々な処理を同時に行うことが可能です。

 

メモリが少ない状態にも関わらず複数の作業を行おうとすると、通常のメモリでは容量が足りず、ハードディスクがメモリとして使用されることになりますが、本来の役割ではないため動作速度は落ちてしまいます。

 

その結果、パソコンが重くなる事態が起きてしまうのです。

 

◇常駐ソフトが多数稼働している

パソコンの中には、あなたが意図して起動しているソフト以外にも、自動的に稼働しているソフトが多数あります。

 

セキュリティソフトのように必要なソフトであれば問題ありませんが、実際には利用していないソフトが稼働することで、動きを遅くしている可能性があります。

 

◇ウイルス感染

ウイルス感染と聞くと「画面表示がおかしくなる」「新しいウィンドウが次々開く」などわかりやすい異常をイメージする人が多いかもしれません。

 

しかしウイルスの中には、全く利用者が気づかないまま、裏で様々な動作を行っているケースもあります。突然パソコンが重くなった場合は、ウイルス感染の可能性も考えてみましょう。

 

 

【windowsユーザー向け】調べ方と対処法

 

続いて、自分のパソコンが重い原因を確かめるための方法、対処方法について説明します。

 

◇空きメモリの確認

Windows10を利用している場合は、設定→システム→ストレージにて使用メモリの確認が可能です。

もし空きが少ない場合は、不要なアプリを削除し、ディスククリーンアップを行うことでメモリを増やすことができます。

 

◇常駐アプリの確認

まずは、タスクトレイに表示されているアイコンを確認しましょう。システムツールのタスクマネージャー→スタートアップアプリの無効化を選択し、起動時の負担を減らすことができます。

 

ただし、常駐アプリの中には起動に必要なアプリが含まれています。闇雲に消すのではなく、本当に不要だと確認できたものだけにしましょう。

 

◇ウイルス感染をしていないかどうかの確認

現在ウイルス対策ソフトを導入していない場合、いまだに古いバージョンを使用している場合は、最新バージョンを購入してチェックを行いましょう。

 

感染していた場合はウイルス駆除を行い、今後は定期的にソフトのバージョンアップを心がけることで感染防止に役立ちます。

 

 

【macユーザー向け】調べ方と対処法

 

◇空きメモリの確認

macの場合は、アクティビティモニタにて現在のメモリの状況を確認することができます。キャッシュや履歴の削除、不要なアプリのアンインストールなどを行い、空きメモリを増やしましょう。

 

◇ウイルス感染をしていないかどうかの確認

windowsに比べてウイルスに感染する可能性が低いmacですが、決して感染の可能性がゼロというわけではありません。現在何の対策もとっていない状態であれば、Mac向けセキュリティソフトの無料体験版をDLし、チェックしてみましょう。体験版はあくまでお試しであり、使用できる日数には限りがあります。対策としては、購入した上での利用をおすすめします。

 

 

■まとめ

 

パソコンが重い場合、必ず原因があることがお分かりいただけたでしょうか。Windows、macともに言えることですが、メモリ不足やウイルス感染は、日頃のチェックや対策により、事前に予防することが可能です。

 

今、自分が使っているパソコンがどういった状態にあるのか、少し気にかけながら使用することをおすすめします。