パソコンが重い!自分でもできる対処法と普段からの対策
日常的に使用しているパソコンですが、気づけば動作が重くなっていることはありませんか。パソコンが重くなると、イライラするだけでなく作業にも支障をきたしてしまいます。
今回は、パソコンが重い場合の原因と対処法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
■パソコンが重い!その原因とは?
パソコンが重いと感じたときの原因は、基本的に次のいずれかに当てはまると考えてよいでしょう。
・パソコンのメモリ不足
・ウイルスやスパイウェア感染
・パソコンのスペック不足
・パソコン本体の不具合
■パソコンが重いと感じたときの対処法4つ
パソコンが重いと感じたときには、原因に合わせた対処が必要です。
1.メモリ不足の解消
パソコンの作業机ともいわれているメモリが不足すると、パソコンの動作が遅くなってしまいます。この場合、ハードディスクの空き容量を増やすことがメモリ不足解消の近道です。Windowsの場合は、ディスククリーンアップを行うとよいでしょう。もしくは、メモリを増設する方法もあります。
2.不要な常駐ソフトを無効化
同じ性能のパソコンであっても、稼働しているソフトが多ければ多いほどパソコンは重くなります。パソコンを立ち上げると同時に自動で動作を開始するソフトのことを常駐ソフトといいます。
セキュリティソフトのように必要なソフトを無効化してしまっては問題ですが、ヘルプやキャラクターのように特別必要としていないものであれば、無効化してしまっても問題ありません。Window10の場合、「タスクマネージャー」→「スタートアップ」→「ソフトを右クリックして無効化を選択」にて処理が可能です。
3.ウイルスやスパイウェアの有無を確認
パソコンに悪影響を及ぼすウイルスや、個人情報を盗み出す目的でつくられているスパイウェアの感染により、パソコンが重くなっている可能性もあります。ウイルススキャンにて確認を行い、感染の可能性が高い場合は、ネットワークから切り離しウイルス対策ソフトにて駆除を行います。
4.CPUの性能を確認
メモリに十分な空きがあり、かつウイルスやスパイウェアの問題がないにも関わらず動作が重い場合は、CPUの性能を確認しましょう。同じIntel製のCPUであっても、費用を抑えた「Celeron」「Pentium」といったモデルが存在します。現在の性能に問題がある場合は、上位モデルへの買い替えも検討したほうがよいでしょう。
■パソコンが重くならないように普段からやるべきこと
対処し、スムーズに動くようにしたはずのパソコンも、以前と同じ使い方をしていては、また重くなってしまいます。
そういった事態を避けるためにも、これからご紹介する「普段からやるべきこと」を実践してみてください。
・常駐アプリケーションの無効化
作業中に裏で関係のないアプリケーションが動いていると、パソコンが重くなってしまいます。不要であると断言できるソフトに関しては、無効化しておきましょう。
・デフラグを行う
パソコンは、ハードディスクに読み書きを行うことでデータ処理を行っていますが、繰り返し行うことで、データ自体が様々な場所に分散されていきます。分散した状態のままにしておくと、ファイルの読み込み速度が遅くなり、パソコンが重くなる原因となるのです。そのため、データを連続した状態に戻す作業(デフラグ)を定期的に行うようにしましょう。
・ディスクのクリーンアップをする
パソコンの中にはログファイルなど、不要なファイルが溜まっていきます。こういったファイルも放置しておくと、HDD領域の圧迫につながります。そのため、ディスククリーンアップを行い、不要なファイルを削除する行為が必須です。
■それでもパソコンが重い場合は廃棄を検討
パソコンが重い場合の対処法や、重くならないように普段からできる対策についてご紹介しましたが、対処したにも関わらず状況が改善しないケースもあります。
その場合は、パソコンの内部に問題があると考えた方がよいでしょう。購入から年月が経っているパソコンの場合は、廃棄し新しく購入を検討することをおすすめします。
パソコンの廃棄に関しましては、通常、メーカーに依頼した場合、廃棄料金が必要となります。しかし、パソコンファームご利用の場合、廃棄料金不要にて、訪問・宅配・店頭回収の3つの方法のいずれかをお選びいただくことが可能です。
期間限定ではありますが、送料無料キャンペーンを開催している時期もあります。パソコンが重く、使い勝手の悪さに悩んでいる方は、パソコンファームにてパソコンを廃棄し、新しいパソコンを購入してみてはいかがでしょうか。