初心者でも大丈夫!自分でできるパソコンの初期設定の手順

2018.11.10

「パソコンを買いたい!あるいは買った!」でも「初期設定が分からない・・・」という方、ご安心ください。

 

家電量販店などで初期設定を依頼すると、2万円~4万円ほどかかることもありますが、パソコンの初期設定は、初心者でも簡単にできます。

 

今回は、セキュリティやインターネットなど、重要度の高い項目をベースにパソコンの初期設定を解説していきます。

注意点として、OSのバージョンやメーカーの違いによって、細かい文言や画面が異なる可能性があります。しかし、大まかな流れや方法は変わりませんので、一つずつ確実に実施していけば、初心者でもパソコンの初期設定は可能です。

 

■初心者でも自分でできる!パソコンの初期設定!

 

基本的にパソコンの初期設定は、普通にパソコンを起動するだけです。

画面の指示に従ってメニューを選択すればパソコンが起動するので、特に何も難しくありません。

 

「windowsシステムの設定は何をすればいいの?」といったOS関連の設定も同様で、専門的な知識は不要で初心者でも自分でできます。

 

◇OSの初期設定

OSの初期設定はパソコンを立ち上げると自動的に完了するので、そこから自分でやっておきたいのはシステムのアップデートの更新です。

1.スタートメニューから「PC設定」を選択1

 

2.Windowsの設定から「更新とセキュリティ」を選択

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3.更新とセキュリティから「更新プログラムのチェック」を選択

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OSのアップデートは「更新とセキュリティ」で行えるので、自動更新をしたい場合も同様の画面で設定できます。

 

OSをアップデートするためにはインターネット回線が必要なので、事前にインターネット接続を完了しておくのが良いですね。

 

◇ドライバのインストール

そもそも、「ドライバ」が何か分からない、という方も多いのではないでしょうか。ドライバは、Windowsに新しくアプリや機能などを追加した際に、正常に動作するようにOSとの橋渡しをしてくれるものです。
USBメモリなどをパソコンに挿入した際にも、ドライバのインストールは行われています。


ドライバのインストールは、何かのアプリやソフトを使いたい時に都度インストールしていけばOKです。

 

「何に対して何のドライバをインストールすればいいのか?」は、目的のアプリやソフトを起動する際にダイアログメッセージが出るはずなので、それを参考にしながらインストールしていきます。

 

追加するアプリなどによっては、自動的にドライバをインストールするものもあるため、アプリや機能を追加した際に正常に動作しなかったら、ドライバをインストールすることを考えましょう。

 

◇不要なアプリのアンインストール

メーカー品のパソコンは、初期状態でも様々なアプリがインストールされていることが多いです。

 

1.スタートメニューから「アプリ」を選択

 

2.アプリ一覧から不要なアプリを選択して「アンインストール」を選択

 

 

これは別にアンインストールしなくても問題はありませんが、パソコンの容量を軽くしたいのであれば不要なアプリはアンインストールしておく方が良いです。

 

注意点として、「何が不要なのか分からない」という場合はやめておきましょう。

 

パソコンが正常に動作するためのシステムを削除してしまう可能性もあるので、これは初心者にとって注意点として抑えておくべきポイントです。

 

■セキュリティの設定方法

パソコンの初期設定において、セキュリティの設定は非常に重要です。

 

1.スタートメニューから「PC設定」を選択

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2.Windowsの設定から「更新とセキュリティ」を選択

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3.Windowsセキュリティから「Windowsセキュリティを開く」を選択

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4.ページの各項目をそれぞれ設定する

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セキュリティ設定のやり方は、「Windowsセキュリティ」の設定されていない項目を操作していくだけです。セキュリティ設定が行えていない場合、次の画像のように対象項目が緑チェックになっていないため、すべての項目で緑チェックとなるように設定を行いましょう。

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あとは、任意のセキュリティソフトも早い段階でインストールしておくのが好ましいです。

 

◇セキュリティ対策ソフトの紹介

Windows標準のセキュリティ対策だけでなく、セキュリティ対策ソフトは必ず導入しましょう。昨今のセキュリティ対策ソフトはウイルス対策だけでなく、フィッシングサイトなどの有害なWebサイトへのアクセスブロックや、迷惑メールのブロック機能など、統括的なセキュリティ対策が行えるように作られています。

セキュリティ対策ソフトは多くの種類があり、無料のセキュリティ対策ソフトも存在しています。しかし、無料のものはサポートがない場合がほとんどであるため、有料のセキュリティ対策ソフトがおすすめです。

有料のセキュリティ対策ソフトとしては、次に挙げるものを選択すると良いでしょう。

・ウイルスバスター クラウド
・カスペルスキー セキュリティ
・マカフィー リブセーフ
・ノートン 360
・ESET インターネットセキュリティ
など

セキュリティ対策ソフトごとに特徴があり、一つのソフトで複数台のパソコンにインストールできるものや、未知の脅威に強いソフト、などの違いがあります。
ご利用のパソコン環境に合わせて、セキュリティ対策ソフトの特徴を見ながら選択しましょう。

 

■インターネットの設定方法

パソコンの初期設定では、インターネットは未接続になっています。

インターネットに接続するために事前に準備するもの・実施すべきこととしては、次の3つが挙げられます。

1. モデム・ルーターの準備
2. 回線工事
3. プロバイダとの契約

プロバイダとの契約を行うことで、回線工事やモデム・ルーターのレンタルまで完了することがほとんどです。契約するプロバイダごとに変わってきますので、詳細は契約時に確認するようにしましょう。

これらの準備が完了した上で、次の設定を行います。

1.スタートメニューから「PC設定」を選択

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2.Windowsの設定から「ネットワークとインターネット」を選択

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3.ネットワークとインターネットから「状態」を選択

4.状態から「利用できるネットワークの表示」を選択

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5.選択したネットワークを接続して完了

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※接続できている場合、画面右下にこの画像のようなメッセージが表示されます。

LANケーブルを使って有線接続する場合は、物理的な接続だけで完了する場合がほとんどです。

Wi-Fi(無線LAN)で接続する場合も、初期設定の手順はほとんど同じで、同様の画面から設定できます。

 

もちろん、自宅にネット回線が整っていることが前提なので、まずはそちらを準備してからインターネットの初期設定を行いましょう。

 

■メールアドレスの設定方法

Windowsパソコンは、最初から「Outlook」や「Microsoft」といったメールアドレスを使えます。

ここでは、Windows10で標準インストールされている「メール」アプリを使ってメールアドレスを設定する方法を紹介します。

 

1.スタートメニューから「メール」を選択

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2.ご利用のメールアドレスに応じて設定を行う

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パソコンで使うメールアドレスは人によって本当に様々なので、Yahoo!やGoogleなどのフリーメールアドレスをメインに使う場合は特に設定する必要もありません。

 

ただし、Microsoftの製品を利用することが多い場合、Microsoftのメールアドレスを設定しておく方が新しいアプリのインストール等がスムーズなので便利です。

また、複数のメールアドレスをお使いの場合、メールアプリで一元管理することもできます。

Microsoftのメールアプリでは、GoogleのGmailなどは、はじめから簡単に設定できるようになっています。

しかし、Yahoo!メールや、そのほかのフリーメールアドレスをお使いの場合は、「詳細設定」から個別に設定しなければなりません。

そのほかにも、メールアドレスを一元的に管理するためのソフトウェアとしては、「Thunderbird」や「Sylpheed」などがあります。Thunderbirdはカスタマイズ性が高く、Sylpheedは非常に軽快であることが特徴です。

 

■プリンターの設定方法

Windowsでプリンターを利用する場合は、詳細な手順はプリンターのメーカーによって異なりますが、大まかな流れは同じであり、次のような手順となります。

1.プリンターの型番からドライバをGoogleやYahoo!で検索「型番 ドライバ」

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2.メーカーのダウンロードページからドライバをダウンロード

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※こちらはお使いのプリンターのメーカーごとに異なります。

 

3.ダウンロードしたドライバを実行してインストール
4.プリンターでテスト印刷を行う

ドライバ実行後の画面遷移などに関しては、メーカーや機種ごとに異なります。

それぞれのメーカーサポートページに詳細な手順が記載されていますので、そちらをご参照ください。

もし不明な点がある場合は、メーカーサポートページから電話やメールで問い合わせることも可能です。

実際に設定ができたかどうかは、次の手順でテスト印刷を行って確認しましょう。

1.スタートメニューから「Windowsシステムツール」-「コントロールパネル」を選択

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2.「ハードウェアとサウンド」から「デバイスとプリンターの表示」を選択

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3.対象プリンターを右クリックし、「プリンターのプロパティ」を選択

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4.「テストページの印刷」ボタンを選択

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正常に設定ができていれば、テスト印刷が行えます。

 

■まとめ

パソコンの初期設定は、「OSアップデート」・「インターネット接続」・「セキュリティの確認」を最初にやっておきましょう。

場合によって、メールの設定やプリンターの設定も行います。

 

初心者でも操作画面さえ見つけることができれば、設定や手順はとても簡単なので、パソコンに詳しくない方でも自分でできますよ。