ノートパソコンを安全に処分する方法とは?データ消去が必須の理由は?

2019.03.01

ノートパソコンを廃棄する場合、多くの方が気になっているのは「無料での処分が可能かどうか」、そして「安全性に問題がないか」といった点ではないでしょうか。無料回収を受け付けている業者がある一方、個人情報の漏洩問題に不安を抱いている人も多いことでしょう。

 

ノートパソコンを廃棄する場合、データ消去は必須です。今回は、ノートパソコンの処分を検討中の方に向けて、データ消去の重要性と方法をご説明します。

 

 

■ノートパソコンは無料で処分できる?

 

ノートパソコンは、自治体によっては「使用済小型家電回収ボックス」を設置していることがあります。設置場所まで運ぶ必要はありますが、処分自体には費用は発生しません。ただし、原型をとどめていないノートパソコンは回収を拒否されることがあります。

 

また、PCリサイクルマークがあるノートパソコンの場合、メーカーに問い合わせることで無料での処分が可能です。一方、PCリサイクルマークがないノートパソコンの場合は、メーカーにより異なるもののおおよそ3,000円(税抜)程度の回収再資源化料金が発生しますのでご注意ください。

 

そのほか、パソコンの無料回収をうたう事業所も多数存在します。したがって、ノートパソコンを無料で処分すること自体は可能です。

 

 

■ノートパソコンを廃棄する前に必ずデータ消去を!

 

自治体やメーカーによる回収、無料回収をうたう事業所に依頼する方法など、ノートパソコンの廃棄方法は多数あるものの、ここで注意していただきたいのはデータの取り扱いです。

 

ノートパソコンの中には、名前や住所、パスワード、クレジットカード情報、閲覧履歴など様々な個人情報が入っています。データ消去に関しましては、パソコンの持ち主が行うことが基本です。

 

◇一般的なデータ消去の方法

・データを「ごみ箱」に捨てた後に「ごみ箱を空にする」

・ソフトの初期化

・リカバリーCDなどを使用し、工場出荷時の状態に戻す

 

上記の方法の場合、パソコン画面上からはデータが消去されたように見えますが、データ自体が書き換えられただけにすぎません。そのため、特殊なソフトウェアを使用することでデータの復元が可能です。悪意ある第三者によりデータが読み取られ、悪用されるケースも発生しています。

 

◇推奨されるデータ消去方法

・専用ソフトウェアによるデータ消去

・専用装置によるデータ消去

・ハードディスクを物理的に破壊

 

専用ソフト、専用装置を使用することで確実にデータ消去が可能です。しかし、専用装置は高額なため、一般の方が購入するのは現実的とはいえません。専用ソフトに関しましても、すでにノートパソコンが壊れており電源が入らないケースでは使用できないなどのデメリットがあります。

 

金槌などを使用し、物理的に破壊する方法は、確実にデータが入っている部分を破壊できない可能性があることや破壊時に怪我を伴う可能性があるため、推奨されていません。

 

 

■安全にパソコンを処分する方法

 

データ漏洩リスクを考えた場合、安全にパソコンを処分するためには信頼できる無料回収業者に依頼することをおすすめします。また、データ消去の具体的方法の記載がある業者を選ぶべきでしょう。

 

パソコンファームご利用の場合、廃棄料金不要にて、訪問・宅配・店頭回収の3つの方法のいずれかをお選びいただくことが可能です。

 

また「物理破壊機」「30トン物理破壊機」を用いた物理的破壊や、大手パソコン製造メーカーが使用しているタイプと同じ「論理消去機」のほか、「磁気消去機」など、適切な方法にてデータ消去を行っております。また、有料とはなりますが、実際にデータが破壊される様子を目視で確認することも可能です。

 

情報漏洩のリスクを避け、安全にノートパソコンの処分をご希望の方は、パソコンファームに処分を依頼することをおすすめします。詳しくは、「パソコンデータ完全消去」をご覧くださいませ。

https://pc-farm.co.jp/delete/