Windowsのパソコンが遅い!原因はメモリ?原因と対処法をチェック!
購入当初は問題なく動いていたWindowsが、日が経つにつれ、どんどん遅くなり作業に支障をきたすようなことはありませんか?パソコンが重い、遅いといった状態は、仕事が進まないだけでなく、精神的にもイライラしてしまうものです。
そこで今回は、Windowsのパソコンが遅く、困っている方に向けて、その原因と対処法についてご紹介します。
■パソコンが遅い!応答がない!その原因は?
まずは、パソコンが遅い主な原因を具体的に見ていきましょう。
◇大量のプログラムが起動している
Windowsのパソコンの場合、常駐プログラムが多い点もひとつの特徴です。意識していない間に様々なアプリケーションが立ち上がり、動きを遅くしている可能性があります。
◇メモリ不足
ひと昔前のパソコンを購入した場合、単純にメモリ不足により応答しなかったり、動きが遅くなったりするケースがあります。パソコンの性能が上がるに従い、必要なメモリも増加しているため、注意してください。
◇ウイルスに感染している
ウイルスの中には、バックグラウンドでデータを勝手に外部に送信するようなものから、広告のポップアップが次々と表示されるようなものまで、様々なタイプが存在します。こういったウイルス感染から、パソコンが遅くなっている可能性もあります。
■パソコンが遅いと感じたときにまずやるべきこと
原因について理解した後は、現在やるべき対処法についてお伝えしましょう。
◇不要な常駐プログラムを減らす
常駐プログラムの中には、セキュリティに関するソフトなど必要不可欠なものがあります。その一方で、普段全く使用していないソフトもあるはずです。不要なプログラムは、削除しておきましょう。
「ファイル名を指定して実行」を選び「msconfig」と入力すると、起動時のプログラム一覧が表示されます。
◇不要なプログラムを削除する
常駐プログラム以外の不要なプログラムも削除して構いません。削除する場合は、コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」を選択してください。
◇メモリの増設
メモリ不足によってパソコンが重い場合は、増設が一番の近道でしょう。しかし、現在使っているパソコンの種類によっても増設方法が異なるため、パソコンに対する知識が乏しい人は、避けたほうが無難です。
ほかにも、デフラグやディスククリーンアップによる最適化といった方法もあります。
■最終手段!初期化の方法と注意点とは?
様々な方法をご紹介しましたが、それでもパソコンの重さが改善されない場合は、初期化を行うのも一つの手です。
ただし、初期化をする前には必ずバックアップをとり、必要なデータは外付けのハードディスクやDropboxなどに移しておきましょう。
Windowsのバージョンにもよりますが、「更新とセキュリティ」画面の中に「パソコンを初期状態に戻す」といったボタンがあります。Windows10であれば、初期化後、自動でOSがインストールされますが、古いOSの場合は、自分で再インストールしなければなりません。
初期化直後のパソコンは、全てが古い状態に戻っています。そのため、初期化を終えた後は、必ずWindowsのアップデートに加え、セキュリティソフトの再インストールを行うようにしましょう。
この部分を忘れて通常通り使ってしまうと、ウイルス感染などのリスクに晒されることになりますので注意が必要です。
■まとめ
今回は、Windowsのパソコンが重い場合の原因や対処法についてお伝えしました。パソコンが重くなってしまうことには、様々な原因があります。常日頃から重くならないよう、パソコン内部について気にかけておくことも必要です。
しかし、パソコンも道具であり、経年劣化によって使い勝手が悪くなるケースもあります。最終手段である初期化を行ったにも関わらず、改善が見られない場合は、買い替えの時期だと考えたほうがよいでしょう。