【iOS12.4】新機能・直接データ転送が超便利!データ移行作業方法とアップデート方法まとめ

2019年7月23日、Appleが公開したiOS12.4には、さまざまな新機能が搭載されています。そのなかでも特に便利だといわれているのが、古い端末から新しい端末への直接のデータ転送が可能になった機能です。この機能によって、買い替えの際のデータ移行の手間や時間が大幅に省くことができるようになりました。

今回はiOS12.4に搭載された新機能「直接データ転送」やデータ転送の方法、iOS12.4へのアップデート手順など、これからiOS12.4を使う方にとって役立つ情報をご紹介します。

 

 

■iOS12.4に搭載された新機能「直接データ転送」とは

 

直接データ転送とは、その名の通りワイヤレスにてデータを転送できる機能です。今までは、パソコンを持っている方であれば、iTunes上のバックアップを使う方法や、iCloudバックアップを使う方法が一般的でした。しかし、今回搭載された新機能により、パソコンもiCloudバックアップも使う必要がなくなりました。

 

 

■直接データ転送の方法

 

直接データ転送をする際の注意点として、新品のiPhoneまたはデータをリセットした直後のiPhoneであることが挙げられます。

早速、手順を紹介しますが、新旧どちらのiPhoneにもiOS12.4以降が搭載されていることが条件となりますので覚えておいてください。

 

1.新しいiPhoneの電源を入れ、現在使用中のiPhoneの近くに置きます。

2.使用中のiPhoneにクイックスタート画面が表示されます。

3.Apple IDを使用し、新しいiPhoneを設定するかどうかの確認画面が表示されます。「続ける」をタップしましょう。

4.新しいiPhoneにアニメーションが表示されるため、使用中のiPhoneのファインダー内に画像を収めます。

5.パスコードを新しいiPhoneに入力します。

6.画面上の案内に従い、新しい iPhone で Face ID または Touch ID を設定します。

7.「iPhoneから転送」をタップすると、データ転送が開始されます。

 

 

■iOS12.4へのアップデート手順

 

アップデートする前には、iPhoneをWi-Fiに接続しておいてください。そして、以下の手順に沿って操作するとアップデートが完了します。

 

手順1:【設定】

手順2:【一般】

手順3:【ソフトウェアアップデート】

手順4:【ダウンロードとインストールの順にタップ】

手順5:【パスコードを入力】

手順6:【利用規約を読み「同意する」をタップ】

 

 

■iOS12から搭載されている新機能を合わせて紹介

 

直接データ転送は、iOS12.4から搭載された新機能ですが、iOS12の段階でさまざまな新機能が搭載されています。新機能のうちの一部をご紹介します。

 

・計測

iOS12では、ARがさらに強化されました。家具やカーテン、机や電化製品などの長さを知りたい場合も、カメラをかざし2点を指定するだけで長さを測ることができます。

 

・スクリーンタイム

スマホ依存が心配な方や、お子様の使用状況を知りたい方に役立つ機能です。1日または過去7日間のiPhone起動時間、アプリ別起動時間を調べることができます。

 

・バッテリー使用状況

「設定」→「バッテリー」の順にタップすることで、過去24時間または過去10日間のバッテリー使用状況が確認できます。どの時間帯に一番多くバッテリーを消費しているのかを確認することができますので、無駄の削減につながります。

 

・Siriショートカット

活用している方も多そうなSiriが、ますます便利になりました。「設定」→「Siri」とタップすることで、普段よく使っているパターンをショートカットキーのように作成することができます。

例えば、7時にアラームを依頼しているのであれば、Siriに「アラーム」と入力するだけで、7時のアラームをセットしてくれます。

 

・ミー文字

すでにiPhoneXから搭載されているアニ文字がさらに進化し「ミー文字」として搭載されました。大きな違いは、自分に似たキャラクターを作成できるだけでなく、目や舌のトラッキングも可能になったことで、より豊かなコミュニケーションが可能です。

 

様々な新機能が搭載され、より便利になっているiPhone。古いOSを使い続けることは、セキュリティ面でのリスクも増加します。まだiOS12.4を利用していない方は、セキュリティ対応も兼ねてこの機会にアップデートしてみてはいかがでしょうか?