エアコンは何年もつのか?故障前の前兆と寿命を伸ばす方法

2018.12.12

今は一家に一台はエアコンがある時代ですが、素朴な疑問として「エアコンは何年もつのか?」と思う方は多いのではないでしょうか。エアコンは2年や3年で買い替えるという話はあまり聞きません。

 

今回は、エアコンの寿命について紹介していきます。

 

■エアコンの寿命は何年くらい?

エアコンの寿命は、およそ10年~15年です。大手メーカーがエアコンを修理する際に使う部品の保有年数も9年~10年であり、エアコンの寿命は約10年が1つの目安になります。

 

■エアコンの寿命が来たときの症状は?

どれぐらいエアコンを使うべきかは、エアコンの寿命が来たときの症状から判断するのがおすすめです。

 

・エアコンから水が垂れる

・異音がする

・異臭がする

・リモコンの故障などから操作できない

・冷房や暖房の効果が低くなった

 

エアコンの寿命が疑われる症状は、基本的に室内機で起こります。

 

どれも分かりやすい症状なので、「いつもと違う・・・!」と思ったら平均寿命年数も考慮して買い替えを検討してみましょう。

 

◇修理と買い替えはどちらがいいの?

エアコンの寿命がやってきたとき、「買い替え」か「修理」のどちらが良いのか迷うことがありますね。

これはエアコンの寿命年数である10年を経過しているかどうかで判断しましょう。

 

もし、10年を超えているのであればメーカーが修理用の部品を保有していない可能性があるため、修理できないケースがあります。

 

また、10年ほどエアコンを使っていると全体的に劣化しているため、1つのパーツを修理しても次に新たな故障が起こる可能性も高いため、トータル的には買い替えるほうがコスパが良いケースが多いでしょう。

 

■エアコンを長持ちさせる方法

エアコンの寿命を延ばすためには、以下のようなメンテナンスに力を入れることが大切です。

 

・フィルターを掃除する

・室外機の配置を見直す

・室外機を掃除する

 

フィルターが汚れた状態でエアコンを使うのは、寿命を縮める原因でもあります。

 

2週間に1度はフィルターを掃除しておくのが理想といわれますが、それが難しい場合でも、最低でも1ヶ月に1回はフィルターの汚れを取り除くようにしましょう。

 

室外機の配置については、空気の循環が悪いようであれば見直すほうが良いです。その判断が難しい場合は、業者に相談してみてください。

 

また、室外機の外面に葉や虫の巣など、空気の循環を妨げる汚れがある場合、それを取り除くことも大切です。

 

室内機のフィルターの掃除と同じで、外面から見える範囲で掃除をすればOKです。細かなホコリや汚れは掃除機を使って吸い取ることもおすすめです。ぜひ試してみてください。

 

■古いエアコンは処分を検討しよう

新しいエアコンを購入する場合に、古いエアコンは処分を検討しなければなりません。

古いエアコンを引き取ってくれるかどうかは、お店によって様々です。

 

たとえば、通販サイトでエアコン本体だけを購入する場合など、取付業者を自分で探さなければならないケースがあり、処分の方法も合わせて検討する必要があります。

 

もし、古いエアコンの処分方法に困っているなら、パソコンファームまでご連絡ください。当社では古いエアコンを無料回収しているので、お気軽にご相談ください。

 

■まとめ

エアコンを何年ほど使えるのか気になったときは、異音がするといった症状があるかどうかで買い替えや修理を検討しましょう。

 

また、エアコンの平均寿命は約10年が目安なので、10年前後使っている場合は修理よりも買い替えがおすすめです。

 

エアコンは安くても5万円ほどの費用がかかる高額商品なので、寿命を延ばすために定期的に掃除することを心掛けてください。