【テレビ・冷蔵庫・洗濯機】大物家電の処分方法と買い替えの時期を解説!
引っ越しシーズンの春は、家電を買い替えようと思っている方も多いのではないでしょうか?
毎日使っている家電は少しずつ劣化しているので、タイミングが良い時に買い替えすることがおすすめです。
この記事ではテレビや冷蔵庫・洗濯機などの中古家電の捨て時や、処分方法について詳しく紹介します。
ぜひ参考にして自分に合った方法を見つけてくださいね。
■大物家電の買い替えはいつ?正しく処分するポイント
テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、私たちの日常生活に欠かせない家電です。
長年使用していると、急に故障することも珍しくありません。
突然のトラブルに困らないためにも、それぞれの捨て時と処分する時の注意点を知っておきましょう。
テレビ
テレビの耐用年数は約10年といわれていますが、使用時間や生活環境によっても変わります。
湿気に弱いテレビは、窓際近くに設置したり、寒い時期に加湿しすぎたりすることによって、故障してしまうことも多いです。
以下のような兆候が見られたら、買い替えを検討してください。
・テレビの電源がつきにくくなった
・画面に線が入る
・色合いや画質が悪い
・音が出ない
処分する際は、テレビに挿入されている赤いB-CASカードの扱いに注意しましょう。
有料放送を契約している方は、B-CAS社に返却する必要があります。
冷蔵庫
冷蔵庫の耐用年数は、約8~10年が一般的であり長く使えます。
しかし、故障してから買い替えようと思うと、食べ物が腐ってしまうなど食品ロスとなり、あまり好ましくありません。
冷蔵庫は下記のタイミングで買い替えを検討すると安心です。
・10年以上使っている時
・引っ越しや家族が増える時
・冷蔵庫が安く購入できる6月、12月
処分する前には、食材を使いきれるように徐々に消費しましょう。
また搬出する前日に電源を切っておき水抜きをすると、搬出もスムーズです。
洗濯機
洗濯機の耐用年数は約10年ですが、部品保有期間は6~7年です。
部品保有期間は、修理のためにメーカーが部品を保管している期間のことで、
期間を過ぎると部品がないので処分しなければなりません。
洗濯機の買い替えのタイミングは、下記の通りです。
・異音、異臭がする
・エラーが何度も表示される
・3月など洗濯機が安くなる時期
洗濯機を処分する際は、ホースの水抜きを行うことが望ましいですが、引き取る業者が行ってくれることもあるので、事前に確認しましょう。
■家電リサイクル法とは
テレビなどの大物家電は、家電リサイクル法により自治体で処分できないものです。
ここでは、家電リサイクル法の概要や回収業者に依頼する際のポイントを紹介します。
家電リサイクル法の概要、背景
家電リサイクル法とは2001年に施行された法律で、限られた資源を有効活用するために、下記の4点の家電をリサイクルすることが定められています。
・テレビ
・エアコン
・冷蔵庫
・洗濯機
家電リサイクル法の背景には、廃棄物の最終処分場のひっ迫や不法投棄など深刻なごみ問題が大きく関係しています。
リサイクルに回すことでごみを減量し、循環型社会の形成を促す目的があります。
家電リサイクル券の料金
私たちが、該当する4点の大物家電を処分する場合、家電リサイクル料金を支払う必要があります。
回収業者に依頼した家電は、メーカーに引き渡されて資源としてリサイクルされるのです。
家電リサイクル料金は、メーカー・大きさによって異なります。
エアコン 990~2,000円
テレビ 1,320円~3,700円
冷蔵庫 3,740円~5,600円
洗濯機 2,530円~3,300円
例えばテレビの場合、有機ELテレビや付属品は対象外となるのでご注意ください。
大物家電の回収を依頼する際の注意点
4品目の家電のリサイクルを小売販売店や回収業者に依頼する場合は、「収集・運搬料金」を支払わなければなりません。これは、メーカーでリサイクルするために必要な費用です。
無許可で悪質な業者の場合、高額な請求をされてしまったり、不法投棄されたりなどトラブルにつながるため、注意しなければなりません。
引き渡しの際に家電リサイクル券の控えをもらうことができるか事前に確認すると安心です。
■大物家電を処分する方法
テレビや冷蔵庫・洗濯機は、さまざまな処分方法があります。
それぞれの特徴を把握して、自分に合う方法で処分しましょう。
家電量販店に依頼する
新しい家電に買い替えたいときは、家電量販店にリサイクルを依頼することが可能です。
リサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要がありますが、家電を搬入する際に、中古家電を引き取ってくれるので手間もかかりません。
確実にリサイクルしてくれますが、買い取りには対応していない点に注意しましょう。
フリマアプリ・オークションに出品する
新しいモデルの家電に買い替えるなど、まだまだ使える家電を処分したい場合は、フリマアプリ・オークションに出品することも選択肢のひとつです。
処分に費用がかからず、必要とする人が使ってくれるので、環境にも優しいといえます。
しかし、大物家電の場合は送料が高いため、利益があまり出ないこともあるでしょう。
梱包作業や購入者とのやりとりなど、細かな作業が必要なので、十分に時間が取れない方には、おすすめできません。
リサイクルショップで買い取ってもらう
故障していないテレビや冷蔵庫・洗濯機は、リサイクルショップで買い取ってもらうことも可能です。
新生活シーズンは異動や単身赴任などで、リサイクルショップで購入する人も多く、需要が高いといえます。
しかし、買い取りできる商品のジャンルや買い取り基準は、リサイクルショップによって違うものです。
せっかく依頼しても、部品保有期間が過ぎていると買い取りを断られる可能性もあることに注意しなければなりません。
不用品回収業者に依頼する
大物家電は不用品回収業者に依頼してまとめて回収してもらうことが可能です。
他の不用品も一緒に処分できるので家がスッキリ片付くでしょう。
不用品回収業者に中古テレビなどの回収を依頼する場合、回収費用や人件費が別途かかることがあります。
業者によって料金体系が異なるので、事前に見積もりを依頼して確認しましょう。
■まとめ
パソコンや冷蔵庫、洗濯機などの大物家電は、家電リサイクル法で処分方法が決められています。
引っ越しや新生活など、買い替え時を見極めて、適切なタイミング・方法で処分しましょう。
パソコンファームでは、2010年製造以降の動作可能な液晶テレビの回収を行っています(2023年3月現在)。
付属品などもまとめて引き取り可能なので、ぜひお気軽にご相談ください。
※対象条件は変わることがあります。
最新情報は当社ホームページをご確認ください。
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