ゲーミングPCの寿命は?デスクトップとノートで寿命は違う?
人により様々な解釈がされているゲーミングPCですが、一般的には「オンラインゲームを快適に行うことができるスペックのパソコン」との説明で間違いはないでしょう。そんな一般の家電量販店で販売されているパソコンとはスペックが異なるゲーミングPCの寿命は、一体どれくらいなのでしょうか。
今回はゲーミングPCの寿命、そしてノートとデスクトップタイプの違いについて詳しく見ていきましょう。
■自分で修理ができる人のゲーミングPCの寿命
ゲーミングPC自体は性能が高い一方、ビジネスやインターネットサーフィンによる使用に比べ、パソコン本体に負荷がかかりやすい使われ方をすることが多いでしょう。
それもあり、ゲーミングPCの寿命自体は、一般のPCと同じかやや短く2~5年が目安となります。しかし、自分で修理できる人は、ゲーミングPCの寿命を大幅にアップできる可能性があります。しかし、だからといって無制限に寿命が伸びるわけではありません。
また、年月が経過するにつれ、最新のゲームのスペックに対応できない、交換パーツが手に入らないといった問題も出てきます。最新のゲームを最高の状態で遊びたいのであれば、3年がひとつの目安になるでしょう。
■自分で修理ができない人のゲーミングPCの寿命
自分で修理ができない場合は、PCが壊れた段階で修理に出すことになります。当初購入したゲーミングPCのスペックにもよりますが、最大でも寿命は3年が目安です。
特に消耗が早いグラフィックカードを自分で交換、修理できない場合は、さらに寿命が短くなる可能性もあります。そのため、自分で修理ができない人は、購入時に長期保証に入っておくことをおすすめします。
■ゲーミングPCの本当の寿命と買い換えるタイミング
自分で修理ができる人のゲーミングPCの寿命は、大幅に伸びると言いましたが、限界はあります。ひとつのポイントが、マザーボードの規格変更です。
基本的に、パソコンは新作が発売されたとしても、マザーボード自体は変わりません。そのため、最新のグラフィックカードやCPUを今使っているゲーミングPCに利用することは可能です。
しかし、マザーボードの規格自体が変更された場合は、周辺機器全てが使用できなくなるため、マザーボードを買い換える必要に迫られます。マザーボード、グラフィックカード、CPUなど全てを交換するのであれば、新しくゲーミングPCを購入した方が効率的です。
また、「マザーボードの規格が大幅に変更された」「複数のパーツを同時に買い換えなければいけない」といった場合は、ゲーミングPCを買い換える相応しいタイミングといえるでしょう。
■ゲーミングノートPCの寿命
次のような理由からゲーミングノートPCの寿命は、ゲーミングPCに比べて短くなっています。もちろん、ゲーミングPCよりも厳密に何年短いなどと断定することはできませんが、比較した場合は、明らかです。
- ゲーミングノートパソコンは、中を開けてパーツを取り替えることが想定されていない
- ゲーミングPCに比べ、元々の性能が低い
- 排熱処理に負担がかかりやすい
- モニタ、キーボードが一体化のため、修理にも時間がかかる
■買い換えるときには簡単で便利な廃棄・処分がおすすめ
最新のゲームを最高の状態で楽しむためのゲーミングPC。適切に修理しながら使用することは問題ありませんが、楽しみたいゲームに必要なスペックと、現在お使いのゲーミングPCの性能が合わなくなってきたときは、買い替えを検討する時期だといえます。この買い替えに伴い、問題となるのが不要となったゲーミングPCの廃棄・処分です。
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