DVDレコーダーの寿命は何年?寿命が縮む原因・伸ばす使い方までポイントを解説!
VHSに代わって普及したDVDレコーダーは、大量の番組が録画・保存できることもあり、多くの家庭で利用されています。しかし、精密機械であるDVDレコーダーは、経年劣化に伴いトラブルの発生が増えるものです。
今回は、DVDレコーダーの寿命や、寿命が縮む原因や伸ばす使い方をご説明します。
■DVDレコーダーの寿命は?メーカーによって異なる?
DVDレコーダーの寿命は、使用頻度や環境、品質によって異なるため、一概には言えませんが、おおよそ5年〜10年程度といわれています。また、国産メーカーの修理対応期間は、製造中止から7年です。
海外産の低価格のDVDレコーダーの場合、使用部品の品質の問題から、寿命が短くなる可能性が高いです。メーカーにより寿命が異なるというよりは、購入時の価格やDVDレコーダー本体の品質により、寿命が左右されると考えたほうがいいでしょう。
■寿命が近い?DVD
DVDレコーダーの寿命が近づいてきた場合、次のような症状が現れることがあります。
・電源が入らない
・音や映像が出ない
・再生ができない
・ディスクが取り出せない(トレイが開かない)
・「SYSTEM ERROR」「PLEASE WAIT」などの表示のまま、操作ができない
・録画予約したにも関わらず、番組が録画できなかった
ただし、上記の症状が起きたからといって全てがDVDレコーダーの寿命というわけではありません。リセットや再起動で改善するケースや、ロックがかかっていたなど、別の原因があるケースもあります。
しかし、お持ちのDVDレコーダーの説明書を読み、対策をとったにも関わらず症状が改善しないケースや、何度も同じ症状が繰り返し現れる場合は、寿命である可能性が高いでしょう。
■寿命が縮む原因と伸ばす使い方
次に、DVDレコーダーの寿命が縮む原因についてみていきましょう。
・ホコリやタバコのヤニ
DVDレコーダーは、精密機械です。ホコリやヤニが通気口に溜まると、内部の熱が逃げにくくなり、故障の原因となります。
・レンタルDVDをよく使う
レンタルDVDは様々な人が使うため、購入済みのDVDに比べて汚れや傷などのリスクが高いです。そのため、レンタルDVDを頻繁に見るものの、特にお手入れをしていない場合などは要注意です。
・長期間放置している
過度に使うことも好ましくありませんが、長期間使わない状態が続くことも、機械にとってはよくありません。
では、どのような使い方をすれば寿命を延ばすことができるのでしょうか。
・使用中は動かさない
DVDレコーダーに限らず、精密機械は衝撃に弱いものです。録画中に移動させたり、落としたりすることがないよう、安定した場所に置きましょう。
・清潔な場所で使う
ホコリやタバコのヤニ、ペットの毛などは、精密機械の天敵です。清潔な場所で使用し、定期的に掃除を行いましょう。
・光学ドライブのクリーニング
レンタルDVDをよく見る人は、クリーニング用のDVDを購入し、定期的に利用しましょう。汚れをとることで、寿命を伸ばすことができます。
・ディスクを適切に保管する
いくらDVDレコーダーを適切に管理したとしても、見るディスクに傷や汚れが多ければ、意味がありません。温度変化や直射日光を避け、汚れや傷から守るため、ケースに入れた状態で保管しておきます。
■不具合が多くなってきたら、寿命という可能性も
適切な使い方をしているにも関わらず、不具合が増えてきた場合、寿命が近くなっている可能性があります。完全に壊れてしまってから買い換えると、その間、必要な番組の録画ができなかったり、ダビングできなかったりと、不便な事態が起こります。
寿命だと感じた場合は、新しいDVDレコーダーへの買い換えを検討してみてはいかがでしょうか。
パソコンファームでは、不要となったDVDレコーダーの回収も行っております。詳しくは、下記のリンクをご覧ください。
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https://www.sony.jp/support/bd/faq/