【iPhone機種変更】古いOSでバックアップから復元できないときの対策
iTunesバックアップからiPhoneを復元しようとしたものの「手順は間違っていないはずなのに、なぜか復元できない!」と困ったことはありませんか?
実はバックアップと復元先のiOSのバージョンが異なる場合は、復元することができません。このような復元失敗のトラブルを避けるため、事前にやっておくべき対策について解説します。
■iOSのバージョンが異なると復元できない?
iCloudバックアップから復元するケースでは、バージョン違いによるエラーは起こりません。しかし、復元に時間がかかるため、好まれないケースが多いでしょう。
一方、iTunesバックアップから復元するケースでは時間はかかりませんが、iOSのバージョンが異なると以下のような2つの問題が起こる場合があります。
・新しいiOSから古いiOS
特に問題が起きるのが、このケースです。新しいiPhoneに機種変更しているのに、どうして古いiOSになるのか疑問に感じる方もいるかもしれません。
その答えは、iOSの更新にあります。工場出荷段階では、もちろんその時点の最新バージョンのiOSがインストールされています。しかし、実際に注文が入ってユーザーの手元に届くまでには、少なからずタイムラグが発生します。
その間に何度もバージョンアップが行われているため、手元のiPhoneのiOSと、機種変で購入したiPhoneのiOSにバージョン差が生まれてしまうというわけです。
・古いiOSから新しいiOS
復元先が新しいiOSの場合は、バージョンが異なっていたとしても基本的に復元が可能です。ただし、あまりに新旧の差がある場合は、全てのデータが復元できないケースも考えられるため、注意が必要です。
■復元前に新旧iOSを最新版にアップデートする手順
復元できない問題を解決するためには、復元前に両方のiOSを最新版にアップデートする方法が効果的です。具体的な手順は以下のようになります。
1.古いiPhoneを最新iOSにアップデート
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」の順にタップし、最新バージョンにします。「お使いのソフトウェアは最新です。」の表記が出ていれば問題ありません。
2.新しく手に入れたiPhoneを最新iOSにアップデート
「Appとデータ」→「新しいiPhoneとして設定」、Apple IDでサインインします。「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」の順にタップし、最新バージョンにします。
3.端末を初期化
「設定」→「一般」→「リセット」→「全てのコンテンツと設定を消去」→「バックアップしてから消去」の順に進むと、初期化完了です。ただし途中で、Apple IDのパスワードを入力する必要があります。
新旧iOSのバージョンアップと端末の初期化を行った後は、通常通りバックアップからの復元が可能です。
■機種変更により不要になったiPhoneは、信頼できる業者の元リサイクルを!
無事バックアップからの復元を終えることができたでしょうか。機種変更によって今まで使っていたiPhoneが不要になった場合は、信頼できる業者に依頼して処分してもらうことをおすすめします。
しかし、処分する場合の業者選びは重要です。簡単・無料ならどの業者に依頼しても同じと思う方も多いかもしれませんが、安易に選ぶことはおすすめできません。
使用済みのiPhoneを廃棄する際には、簡単・無料であることだけでなく、個人情報漏洩の心配がないことはもちろん、データの消去も含めて安心・安全に処分してくれる業者かどうかを調べる必要があります。
パソコンファームでは、お客様のiPhoneから個人情報データを完全に消去した上で適切に処分・リサイクルを行っています。さらに処分費用無料で、期間限定にて送料無料キャンペーンも実施しております。
個人情報漏洩のリスクに備えつつ、安全・安心に使用済みのiPhoneを処分したい場合は、ぜひパソコンファームにお任せください。