DVDレコーダーが故障!?症状別の自分でデキる対処法
DVDレコーダーは、精密機械であり、衝撃による故障や経年劣化による故障はつきものと考えておいたほうが良いでしょう。しかし、故障の種類によっては、自分で対処することも可能です。
今回は、DVDレコーダーが故障した場合の対処法を症状別に詳しく見ていきましょう。
■DVDレコーダーの故障によるよくある症状
最初に、DVDレコーダーが故障した際に起こりやすい症状は次の通りです。
- リモコンで操作ができない
- 電源が切れない
- 電源が入らない
- ディスクトレイが開かない
- DVDディスクを読み込めない
- ダビングができない
これらのなかには簡単な対処法でも問題が解決する場合がありますので、いくつかの対処法の例を見ていきましょう。
リモコンで操作ができない
リモコン自体に問題がある場合が多いです。乾電池を確認したり、リモコンとDVDレコーダーの間の障害物を取り除いたりすることで、解決できる場合が多いでしょう。
電源が切れない(入らない)
一度本体をリセットしてみましょう。電源プラグを抜き、数分間そのままにした後、再度差し込むことも効果的です。電源が入らない場合は、電源プラグが抜けていないか、DVDレコーダーが起動中ではないか、確認してみましょう。
ディスクトレイが開かない
この場合も、本体のリセットが効果的です。ディスクトレイが閉まらない場合は、録画されていないDVDを入れている、裏表を間違えて置いているといったことも考えられます。
■DVDレコーダーが故障しデータが読み込めない場合の対処法
使用可能なDVDなのに、データが読み込めない場合はどうすれば良いのでしょうか。
まずは、DVDディスクに汚れがないか、確認しましょう。このときに記録面が汚れていると、読み込めないことがありますので、市販のクリーナーにて丁寧に拭き取りましょう。
次に、他のDVDディスクでの再生が可能かどうかを確認します。どのディスクでも再生できない場合は、DVDレコーダーのレンズ部分をお手入れしてください。
■DVDレコーダーが故障しダビングができない場合の対処法
ダビングができない場合は、まずディスクの確認が必要です。傷や反りのあるディスクは、ダビングできません。この場合は、別のディスクで試してみましょう。
ディスクに問題がない場合は、記録面を確認します。さらに本体のディスク読み取り部分を確認し、汚れなどがある場合は、メーカー推奨のレンズクリーナーでお手入れしてください。
ゴミやほこりは、レンズにとって大敵です。見るからに、ゴミやほこりが溜まっているようであれば、お手入れすることで改善される可能性が高いです。
■DVDレコーダーの寿命の可能性も
精密機械であるDVDレコーダーは、不具合が起こることも多く「故障かも?」と思うケースは少なくありません。しかし、先ほどもお伝えしたように多くの場合は、電源の差し込みミスやDVDレコーダーの読み取り部分やディスクの汚れが原因であることが多いです。
もし、今回ご紹介した対処法を試したにもかかわらず、症状が改善しない場合は、DVDレコーダーが寿命を迎えた可能性があります。
故障したDVDレコーダーを修理して使うことは可能ですが、修理金額は決して安くありません。例えばSHARPのDVDレコーダーが読み込めなくなった場合の修理目安は、19,800円+消費税です。さらに出張修理を依頼した場合、出張費がかかり、診断後修理を取りやめた場合も診断費を支払う必要があります。
メーカーの保証期間はとっくに過ぎている、購入当時からかなりの年月が経っているという方は、故障したDVDレコーダーを処分し、新しく買い換えた方が良いでしょう。
その際に多くの方が困っているのが、DVDレコーダーの処分方法です。パソコンファームでは、パソコンだけではなく不要となったDVDレコーダーの回収も承っています。詳細につきましては、以下のページをチェックしてみてください。