iPhoneでApple以外のメールを設定する方法を解説します
iPhoneユーザーで、最初にAppleアカウントを作成してそのままの流れでAppleのメールアドレスを使っている人は多いのではないでしょうか。しかし、Gmailも使っていて、Gmail用のアプリもダウンロードしている場合、メールアプリが増えてしまい、管理が面倒になってしまいます。
実はiPhoneに最初からインストールされている「メール」アプリでもGoogleのメールアドレスに来たメールを管理することはできます。もちろん、Yahoo!アドレスやフリーメールの送受信も可能です。
この記事では、iPhoneに最初からインストールされているメールアプリでApple以外のメールアドレスを管理する方法を、メールアカウントでの設定とメールサーバーを指定する設定の2つの方法を解説します。
■メールアカウントでの設定方法
- ホーム画面から「設定」を開きます。
- 「メール」を開きます。
- 「アカウント」を開きます。
- 「アカウントを追加」を開きます。
- GoogleやYahoo!などの追加したいアカウントを選びます。(ここではGoogleを例に進めます。)
- メールアドレスとパスワードを入力します。
- 「次へ」と表示されたら「次へ」をタップし、アカウントの検証を進めます。
OSバージョンなどによっては「次へ」は表示されず、自動でこの画面になることがあります。 - 「保存」を押します。
- 設定完了です。
■メールサーバーを指定しての設定
次に、メールサーバーを指定しての設定方法について解説します。メールサーバーはメールの送受信を行う場所のことです。メールサーバーに届いたメールの情報を見たり、操作したりするものがメールアプリです。
「パスワードとアカウント」、「アカウントを追加」を開くところまではメールアカウントの設定方法と同じです。
- 「その他」を開きます。
- 「メールアカウントを追加」を選びます。
- メールアドレス、パスワードなどの各項目を入力して次に進みます。
- タブから「POP」もしくは「IMAP」を選び、メールサーバーを設定します。
※メールサーバのホスト名はメールサービスを提供している会社のホームページに記載されていることがほとんどです。詳しくはご契約の事業者にご確認ください。
5. 「保存」を押します。
6. 設定完了です。
■メールが届かないときに考えられること
せっかくメールを受信できるようになっても何故かメールが届かないことがあります。その場合に考えられる原因を解説します。
ネットワークにつながっていない
まず、iPhoneがネットワークにつながっていない場合があります。メールサーバーに接続できる状態でないと、最新の情報が受信できません。電波の届かないところだったり、機内モードに設定してしまっていたりということがあります。
メールのサイズが大きくて受信に時間がかかっている
受信するメールに動画ファイルなどの大きなファイルが添付されている場合には、受信に長い時間がかかることがあります。動画データは1本5GBを超えるものがあるため、読み込みや送受信に時間がかかります。
メールアカウント、メールサーバーの設定が間違っている
意外と多いのが、メールアカウントとメールサーバーの設定ミスです。特にメールサーバーでは、送信メールサーバーのホスト名と受信メールサーバーのホスト名が違うのに、同じものを入れていたり、ホスト名の綴りを間違えていたりします。受信しない、送信できない場合は、設定を見直してみましょう。I(大文字アイ)とl(小文字のエル)を間違えている可能性などもあります。
サーバー側の障害
次にiPhone側には問題がないパターンです。メールサーバー側に何らかの障害が発生していて、通信できなかったり、通信が遅くなったりすることがあります。提供サービスのホームページに障害情報が掲載されているか確認して、障害が直ることを待ちましょう。この場合はiPhone側からできることはありません。
迷惑メールフォルダに入っている
最後に自動的に迷惑メールフォルダに仕分けされてしまっているパターンです。メールアプリ、メールサービスの仕様で何度も似たような内容のメールを受信している場合はスパムメールと認識してしまうことがあります。これは手動で発見するしかないため、届かないと思ったら迷惑メールフォルダを確認しましょう。
■まとめ
iPhoneの純正アプリはAppleのメールアドレス以外のメールの管理ができる便利なアプリです。
GmailやYahoo!メールなどのメールアドレスも使用している人は一つのアプリでまとめてメールを受け取れるので、手間が少なくなります。
この記事を見ながら設定を試してみてください。