スマートフォンを処分する前に!チェックするべき4つのポイント

スマホ処分のイメージ

 

機種変更やキャリアの切り替えなどのタイミングで、今まで使っていたスマートフォンを処分することがあります。

しかし、安全に処分するためには事前にやっておくこと、処分方法の検討が必要です。

 

この記事ではバックアップが必要なもの、アカウントの引き継ぎ、処分方法について解説します。

 

 

1.忘れずに事前バックアップとってから初期化する

 

処分を行う前に大事なデータのバックアップと端末の初期化を行います。

特に初期化をせずに処分すると、内部の個人情報を悪用されかねませんので、忘れずに行いましょう。

 

内蔵・外部ストレージのデータ

まずは端末の内部ストレージ、外部ストレージのデータのバックアップです。

シンプルに行うとすれば、スマートフォンをパソコンにケーブルで接続して、格納してあるデータをコピーする方法があります。

また、OSファイルも含めたコピーをしたい場合はOSごとに専用ソフトがあったり、専用に販売しているソフトなどを利用する必要があります。

Andoroid・iOSのバックアップ

使用しているスマートフォンの種類によって、OSのバックアップ方法は変わります。

iPhoneを使用していればiOSの設定にあるiCloudでバックアップを行い、AndroidならGoogleドライブでバックアップを行います。

 

これらを行うと保存しているアカウント情報、パスワード情報などを新しい端末でも自動で使用できるようになります。

 

初期化

処分を行う際にはどんなスマートフォンであっても初期化は必須です。

初期化を行わずに処分してしまうと、万が一廃棄前に盗まれるなどがあった際に内部データが抜かれ、悪用される可能性があります。

 

詳しい初期化方法はこちらの記事をご覧ください。

 

知っておきたい!スマホの初期化手順と事前準備-Android編

知っておきたい!スマホの初期化手順と事前準備 - iPhone編

 

2.バックアップを忘れがちなアプリデータ

 

AppleやGoogleの機能でバックアップを行っても、バックアップできないアプリのデータがあります。

主な2つを紹介します。

 

LINEは引継ぎ前しかバックアップできない

メッセージアプリのLINEは過去のやり取りの情報をバックアップすることができます。

自動でバックアップする設定にしている人は特に意識する必要はありませんが、デフォルトでは無効になっているため、少なくとも1回は設定変更が必要です。

 

手動でバックアップする場合は、LINEの設定を開いて

「トークのバックアップ・復元<今すぐバックアップ」

を実行します。

 

自動設定する場合は

「トークのバックアップ・復元<バックアップ頻度<自動バックアップ」

をオンにします。

 

バックアップする頻度を毎日から1ヶ月に1回までの範囲で変更できます。

ゲームアプリは引継ぎ設定が必要なものも

一部のゲームアプリは端末ベースのデバイスアカウントですぐに遊べるようになっています。その利点は、専用アカウントの作成が不要なことです。

 

しかし、アカウントが端末(スマートフォン)に紐づいている状態だと、他の端末ではそのアカウントが利用できなくなってしまいます。

そういったゲームアプリの場合には、引き継ぎIDの発行や独自アカウント作成ができる機能が用意されているので、スマートフォン処分の前にゲームアプリごとの引き継ぎ方法を確認しましょう。

 

 

3.アカウントの引継ぎ

 

アカウントの引き継ぎは、基本的にはAndroidはGoogleアカウント、iPhoneはAppleアカウントに新しいスマーフォンでログインすれば引き継ぎは簡単に終わります。

復元に多少の時間はかかるかもしれませんが、手間は大きくありません。

 

また、iPhoneからAndroidのスマートフォンに変更するときもGoogleドライブでのバックアップを行えば、拍子抜けするほどスムーズに移行できます。

 

 

4.安全な処分方法

 

次に安全にスマートフォンを処分する方法を紹介します。

購入したショップに引き取ってもらう

まずは購入したキャリアショップに持ち込んで、引き取ってもらう方法です。

もし、購入したお店と遠い場所に住んでいるなどの理由があってお店に行けない場合は3大キャリアのドコモ、au、ソフトバンクのお店であればメーカーやキャリア問わずどこでも引き取ってもらえます。

 

3大キャリアの店舗はMRN(モバイル・リサイクル・ネットワーク)に加盟していて、回収や再資源化ガイドラインに沿って回収やデータ消去を行っています。

 

不燃ごみで出す

自治体のルールによりますが、不燃ごみで出せるところもあります。

これが一番シンプルな処分方法ではありますが、ゴミに出してから収集されるまでの間に盗難され、データが悪用される可能性があるため、できれば専門機関に手渡したほうが安心です。

 

回収ボックスに捨てる

「小型家電リサイクル法」が2013年4月に施行されてから、家電量販店に回収ボックスが設置されるようになりました。

この方法でもメーカーやキャリアに関係なく受付が行われ、データ消去サービスを行っている店舗もあります。

詳しくはお近くの家電量販店をご確認ください。

 

専門の回収業者に依頼する

処分する際は回収業者に依頼することも手段の一つです。

スマートフォン1個での回収はもちろん、パソコンや家電など他にも処分したいものがある場合は特におすすめです。

 

パソコンファームでは宅配便による発送や直接の持ち込み、店舗近隣の場所へは訪問回収を行っています。

無料もしくは送料のみでお受けしておりますので、ご利用ください。

 

 

5.まとめ

 

スマートフォンの処分を行う際はバックアップと初期化は必須です。

また、全体バックアップを行っても個別のアプリごとに事前にバックアップが必要なものもあるため、必要なアプリがないか確認しましょう。

 

また、回収ボックスなどの手段で処分を行うことができます。

回収を依頼する際にはパソコンファームにご相談ください。