iPhoneの写真がパソコンに取り込めないときの対応策3つを解説
iPhoneのカメラを使用して撮る写真は、高画質で気軽に撮れる理由から、ついついたくさんの写真を撮りがちですよね。高画質な写真のゆえに、大量の写真をiPhoneに保存しておくと、iPhoneの容量がいっぱいになってしまうこともあるでしょう。
しかし、iPhoneの空き容量を増やすために、写真をパソコンへ取り込もうとしたら「うまく取り込めない!」と悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで、今回はiPhoneの写真が取り込めないときの3つの理由や対応策についてご紹介します。
iPhoneの写真がパソコンに取り込めない3つの理由
iPhoneに保存されている写真がパソコンに取り組めない場合は、以下3つの理由が考えられます。
iPhone上でロックを解除しコンピュータの信頼操作を行なっていない
信頼操作を行なっていない場合、iPhoneからパソコンに写真を取り込めません。はじめてiPhoneを接続する場合には以下の信頼操作を行なう必要があります。
- iPhoneをパソコンに接続
- パスコードが設定されている場合は、パスコードを入力してロック解除する
- 「このコンピュータを信頼しますか?」とダイアログが表示されるので「信頼」をタップ
もし間違えて「信頼しない」をタップしてしまうと、iPhoneとパソコンを接続できません。その場合は、以下の手順で「位置情報とプライバシー」をリセットしてから再接続してください。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「位置情報とプライバシーをリセットする」をタップ
データ転送ができるiPhone純正ケーブルを使用していない
最近安い価格で購入できるケーブルがありますが、『MFi認証』が取れている製品ではないと、iPhoneからパソコンへ写真を取り込めない場合があります。
『MFi認証』が取れているケーブルには、パッケージなどにロゴがついています。もし、『MFi認証』が取れている製品かどうか、わからない場合にはiPhone純正ケーブルを使用して接続してみましょう。
WindowsとiOSアップデートの関係
iPhoneのiOSバージョンや、Windowsのバージョンなどが古い場合、写真が取り込めない可能性があります。
そのため、iOS・Windowsのバージョンを確認し、古い場合には更新作業を行ない、最新の状態にしてから再度接続を試してみましょう。
iPhoneの画像がパソコンに取り込めないときの対応策
上記の方法を試しても、iPhoneの画像をパソコンに取り込めない場合は以下の対応策を試してみてください。
iPhoneとiCloudを同期して画像をダウンロードする
iPhoneとiCloudを同期して、パソコンからダウンロードする方法は以下の通りです。あらかじめ、iPhoneのフォトライブラリの設定を有効にする必要があります。
- パソコンでiCloudにアクセス
- Apple IDを入力してサインイン(未登録の場合はApple IDを取得)
- メニューから「写真」を選択
- パソコンに保存したい写真をクリック
- 上部にある雲のアイコンをクリック
以上の操作で、同期した画像をダウンロード可能です。
また、iCloudはiPhoneで撮影した写真だけでなく、ビデオ・音楽・アプリなどをクラウドサービス上に保存できるため、iPhoneの容量不足を解消できるメリットもあります.
別のクラウドサービスを使用するか、ソフトを使う
Apple社が提供するiCloud以外にも、写真や画像をバックアップできるクラウドサービスが数多くあります。そのようなクラウドサービスを使用してiPhoneのバックアップを取り、パソコンから保存するのもよいでしょう。
代表的なクラウドサービスは『Googleフォト』『Amazon Photos』などがあります。
iCloudの場合は無料で5GBまでしか利用できませんが、『Googleフォト』であれば容量無制限、『Amazon Photos』はプライム会員であれば写真のバックアップが無制限で可能です。
写真の量や自身の環境にあわせて、クラウドサービスを活用してください。
また、iPhoneの写真などのデータをバックアップするソフトもあるので、うまく写真が取り込めない場合には検討しましょう。