iPhoneの録音には何を使う?通話やラジオ・音楽などシーン別のおすすめアプリ

iPhoneには、標準で「ボイスメモ」が付いているため、ボイスレコーダーとして利用することができます。

 

しかし、ボイスメモでは通話内容を録音することはできません。

 

また、ラジオや音楽の録音もボイスメモでは不可能です。

 

今回は、ボイスメモの使い方と、通話録音や、ラジオ・音楽の録音をする方法について解説します。

 

■iPhoneをボイスレコーダーに!「ボイスメモ」で会話を録音

 

iPhoneに標準でインストールされている「ボイスメモ」アプリは、市販のICレコーダーと同じように、周囲の音を録音する機能があります。

 

この機能を使えば、iPhoneを簡単にボイスレコーダーとして利用可能です。

 

・ボイスメモの基本スペックと機能


ボイスメモの基本スペックは以下の通りです。

 

・基本的な録音、停止、音声データの削除
・連続録音、上書き録音、トリミング
・ファイル名の変更、共有、保存

 

音声データは、iPhoneの内蔵ハードディスクに保存できる長さで録音できます。

 

周囲の音を録音するだけでなく、トリミングや共有、保存も可能です。

 

・ボイスメモの主な使い方


ボイスメモの主な使い方は、アプリを起動して赤丸ボタンを押して録音開始。

 

四角ボタンを押して録音停止の2機能です。

 

録音した音声データはその場で再生もできるほか、一時停止から連続で録音したり、トリミングで音声データ自身を編集したりすることもできます。

 

ただし、トリミングをすると復元はできないため、注意して編集しましょう。

 

■iPhoneで通話録音したい場合は録音アプリをダウンロード

 

ボイスメモは、周囲の音を拾って録音はできますが、通話の録音はできません。

 

通話を録音するには、別途サードパーティの録音アプリをダウンロードして使用します。

 

・TapeCall


TapeCallは、iPhoneでの通話を録音できるアプリです。

 

データ保存・共有などの機能が付いていますが、無料版では60秒のみ再生できます。

 

有料版は少々高くなり、初期設定に少し手間がかかりますが、通話を録音したいならおすすめのアプリです。

 

TapeACall無料版「TapeACall」
TapeACall有料版「TapeACall Pro」

 

・ディクタフォン

 

ディクタフォンも無料版と有料版のある録音アプリですが、録音時間に制限はありません。

 

アプリ内課金により、「広告を非表示にする」「録音ファイルをiCloudにアップロードする」といった機能が使えるようになります。

 

ディクタフォン

 

■iPhone の画面録画でラジオや音楽の録音が可能

 

iPhoneから流れてくるラジオや音楽の録音には、標準機能の画面録画機能を使うのが便利です。

 

画面録画の使い方と、動画から音声データを抽出して再生する方法を紹介します。

 

・iPhone の画面録画を使う


iPhoneの画面録画機能は、画面を下から上へスワイプして表示されるメニュー内にある二重丸のアイコンをタップするだけです。

 

このメニューに二重丸のアイコンがない場合は以下のように設定すると表示されるようになります。

 

「設定」→「コントローるセンター」→「コントロールパネルをカスタマイズ」→「画面収録の左側にある+を押す」

 

自分の声も入れるには、マイクをオンにすることが必要です。

 

マイクの設定は、画面収録のボタンを長押しすると表示されます。

 

・無料アプリで音声データの抽出と再生


録画した動画データから音声データを抽出するには「動画TO音声」という無料アプリを使います。

 

・音声抽出


音声抽出を起動後、以下の手順で動画から音声データを抽出しましょう。

 

1. 動画タブをクリック→音声を抽出したい動画をクリック
2. 黄色い範囲を、好きな範囲で切り出して「音声抽出」クリック
3. MP3を選択して「抽出」をクリック
4. 書き出し完了まで待機

 

作成した音声データは、Google Driveなどで共有することで、他のアプリから再生できるようになります。

 

共有した音声データは、無料アプリ「CloudBeats」で再生しましょう。

 

・CloudBeats


Google Driveに保存した音声データを選択して、録音したラジオや音楽などの音声データを聴くことができます。

 

■iPhoneの録音はあくまでも個人利用で

 

iPhoneの録音機能や画面録画機能は、とても便利です。

 

どうしても保存しておきたいお気に入りのラジオや音楽も、ご紹介した方法なら録音できます。

 

ただし、これらの方法は、著作権侵害とならないよう個人利用に留めましょう。

 

法律を守って、「音」を楽しんでくださいね。