電池の減りが早い!携帯電話のバッテリーの寿命と交換方法

日常生活に欠かせないアイテムの携帯電話ですが、長く使い続けているうちに電池の減りが早くなったと感じることはありませんか?満充電したにも関わらず、すぐに電池が減っている場合、バッテリーの寿命の可能性があります。

 

今回は、携帯電話のバッテリーの寿命と交換方法についてご紹介します。

 

 

■携帯電話のバッテリーの寿命は?交換時期は?

 

携帯電話に使われている電池の標準的なメーカー保証サイクルは、約500サイクルと想定されています。1サイクルの定義にも様々な考え方がありますが、一般的には電池切れから満充電までを1サイクルと考えることが多いでしょう。

 

毎日1回充電するとすれば、2年に満たない計算です。しかし、500サイクルを超えたからといって突然劣化するわけではありません。使用状況など、個人差はあるものの2年を超えても問題なく使用しているケースもあります。ただし、純正ではない品質の悪い充電器を使用したり、不必要な充電を繰り返したりすることでバッテリーが劣化するため、ご注意ください。

 

◇交換時期の見分け方

外観からバッテリーの劣化を判断することはできません。当初満充電した後は1日問題なく使えていたにもかかわらず、数時間後には半減しているといった状態であれば、交換を推奨します。使用頻度は人それぞれ異なるため一概には言えませんが、満充電からの減少度合いが激しくなった場合は、交換時期といえるでしょう。

 

 

■バッテリー交換は自分でできる?

 

現在販売されているスマホの中にも、自分でバッテリー交換ができるタイプがあります。今お使いのスマホや購入を検討しているスマホが「バッテリー交換式」「バッテリー着脱式」であるかどうかを確認しましょう。

 

上記に当てはまっているスマホであれば、簡単にバッテリーを交換することができます。交換方法は機種により異なりますが、背面カバーを取り外す方法が一般的です。

 

 

■内蔵型の電池機種はキャリアに交換を依頼

 

iPhoneや多数のAndroid機種のように内蔵型電池タイプの場合は、自分で電池交換を行うことは推奨されていません。純正品ではないバッテリー交換製品が販売されていますが、自分で携帯電話を分解した場合、保証の対象外となります。

 

キャリアでの電池交換は有償ですが、様々なサポートに加入しておくことで無償対応となるケースもあります。大切な携帯電話を壊してしまうことのないよう、必ずキャリアに交換を依頼しましょう。

 

 

■バッテリーの寿命を長持ちさせるためのコツ

 

バッテリーの寿命を長持ちさせるためには、日頃の使い方が大切です。

 

・純正の充電器を使用する(純正以外の充電器は、電圧が不安定になりやすくバッテリーに悪影響を与える可能性大)

・充電しながらの通話やメール、ゲーム、動画視聴は避ける(バッテリー本体が高温になると、内部劣化を促進する)

・充電回数を意識する(少し減った程度で充電を繰り返すと、バッテリー劣化に影響を与える)

 

現在の使い方を見直し、バッテリーを長持ちさせるための使い方を心がけたいものですね。

 

 

■まとめ

 

2年経過していないにも関わらず、電池の減りが早いと感じている人は、普段の使い方に問題があるケースが多いです。すぐに電池が減るからと充電しながら使用することが、よりバッテリーに悪影響を与えているとお分かりいただけたでしょうか。

 

すでにバッテリーの劣化を感じている方は、バッテリー交換式であればご自身でのバッテリー交換を、そうではない方はキャリアに問い合わせ、早急に電池交換を行うことをおすすめします。

 

バッテリーは消耗品です。正しい使い方を心がけ、適切な期間内での使用を心がけましょう。

使えなくなってしまった携帯を手元に置いておくのは、個人情報流出の観点から避けた方がいいとも考えられますので、その際は回収や処分に出してしまうことも検討してみましょう。

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